THE GUILTY/ギルティ を見て

初めまして

melloと申します

 


今回のテーマは『THE GUILTY/ギルティ』です

 

本記事は映画『THE GUILTY/ギルティ』のネタバレが多分に含まれています

未視聴であり、当該映画を視聴する気がある方は本記事を読まない事をお勧めします

ネタバレが気にならない・視聴済み・当該映画を視聴する気がない方のみ、引き続きご覧ください


結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

文字情報を脳内で映像化出来ない人にとっては面白く無く感じるのかも知れません

 


内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はアマゾンプライムで配信されていた映画『THE GUILTY/ギルティ』についてです

本映画は2018年にデンマーク版(初代)が放映され、2021年にアメリカ版(リメイク)が放映されました

私が視聴したのはデンマーク版で、アメリカ版はネットフリックス独占配信らしく、ネットフリックスに入会していない私は見られないので、デンマーク版(初代)の方のお話になります

 

作品を通して感じたのは、その低予算製作ぶりです

作中に登場する部屋が二つだけで完結しています

また、登場する人物が主人公ら同僚(5~6人)を除くと、全員声だけで出演している事です

にも拘わらず、緊迫感や焦燥感が駆られる、中々に面白い作品でした

 

が、検索してみると、グーグルのサジェストには『ギルティ 映画 つまらない』と出てきました

一番上に出てきた結果を見てみると、これが出てきました

https://search.yahoo.co.jp/movie?p=THE+GUILTY%EF%BC%8F%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3+%E6%98%A0%E7%94%BB&rkf=1&fr=yjmovie_redirect&eykbid=AxIeXGYAAO-mBg8uZFYnf0H23prkCUPoQb8j4NSwvEzkvvs2Rva8FyzMtpN872k5Z1ZkrI0uNe2zWkR6OpzgIdCI9zUkLK0-9oUtQ7Jin9JiahvqcFspMk_VPCxw1gnM09pqoXQDFvb3Trpl4U3w9pvzqH5GWXqdqhj14hz3fPxNPyJn&nasb=1&ml=q%3ATHE+GUILTY%EF%BC%8F%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%3BmovieCinemaId%3A366132%3Bprop%3Amovie_revdetails%3BmovieReviewId%3A1293%3B

まぁ、映画作品に対する評価は人それぞれですし、この人がこういう感想を持ったのであれば、それはそれで別に良いのですが
なんというか『物語』を見る能力というか、行間を読む能力というか、とにかく、そういった物が著しく低いのかなと感じました

 

『女性のわめく声・パニックになっている声がうるさい。』

いや、パニックってそういうモンだろと…

自分自身や自分の子供の命の危機に瀕している時に「声のボリュームが大きすぎるかな」なんて気にしていられないだろう

 

『被害者かと思えば実は精神病棟に入れられたくないからわめいているだけ。』

本当に映画をちゃんと見たのか疑問に思う意見

「精神病院に入れられたくない」なんて場面はありません

イーベンは恐らく、正気と狂気を行ったり来たりする精神病です

子供が苦しがっている→お腹の中にいる蛇を取り除いてあげなければ

という、一見狂気であっても、本人からすれば善意(愛情)で行っており、その後に正気に帰り「私が(オリバーを)殺したのね」と自責の念から自殺を図ろうとしております

このストーリーでイーベンが『精神病棟に入れられたくないからわめいているだけ』という感想を持つ為には、イーベンの言葉は最初から最後まで一言一句全て嘘っぱち、つまり、精神病患者は嘘しか吐かない、という差別意識を持っていなくては出ない感想です

 

『そしてオペレーターの男性は罪を認め有罪。』

有罪であるかは翌日の裁判次第だし、もっと言えば、イーベンの自殺を思い留まらせる為の仕事の為の方便だった

と主張すれば、何の問題もありません

デンマークの様な人権意識の高い国であれば、そういった事に特化した弁護士もゴマンと居るでしょうから、あの発言一つで罪が確定する物ではありません

 

『どーでもいい映画』

この感想に関しては、何と言うか『日本語が通じない感』があります

この投稿者にとって、この映画は面白くなかったのでしょう

前述した通り、この投稿者は差別意識が高いタイプの様ですから、だから出来るだけ評判を貶めたいという感情が湧き、この様な子供じみた感想なのでしょう

 

 

さて、私自身の感想ですが、私個人としては中々に面白かったです

ですが、上記でご紹介した通り、面白くないという感想を持つ人もそれなりに居る様です(グーグルのサジェストに出るくらいには)

その理由として、想像力を求められる映画だからと考えます

小説を読む時、内容を脳内で映像化するという作業というのがあります

背景描写が無かったり、細かく記載されていなかったりした時には、自分自身で物語の雰囲気を察して付け加えたりもするはずです

ですが、そういった『文字情報を脳内で映像化』出来ない人にとっては面白く無く感じるのかも知れません

本映画は、映像作品ですから、小説に比べて、主人公の表情の機微や電話相手の声色の演技など、情報を補完する物もあり、小説の様に文字だけではないだけ小説よりかはとっつきやすいとは考えますが、ストーリーが好みでないのなら難しいのかも知れません

 

 

というお話でした

 

 

 

追記

少し前にACジャパンが流したCMに「聞こえてきた声」というのがありました

www.youtube.com

このCMを探す過程で面白いブログ記事を見つけましたので載せておきます

ameblo.jp

私などより、よっぽどキチンとした文章化がなされていて感心しました

『人口カバー率99%』というフレーズについて思う事

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『99%』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

100%でないという事は、何も言っていないのと同義という意味不明な状態になっている

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は先日、とうとう念願のプラチナバンドを獲得した楽天モバイルが自身のHPやCMで喧伝している『人口カバー率99%』についてです

 

現在は携帯3キャリア(docomoauSoftbank)に次ぐ4つ目の携帯キャリアとして、それなりの地位を獲得している楽天モバイルですが、元々は名前そのままでMVNOとしてあった『格安SIM』の一社でした

が、5年前の2020年、時の首相であった菅総理が携帯3キャリアの談合を改善させるべく携帯料金の引き下げを事実上強制した時に、第四のキャリアとして名前を挙げたのが楽天でした

もちろんそれ以前から水面下では、何度も申し入れていたのでしょうが、公権力である政府が、一民間企業のサービスに口出しするのはタブーです

 

第四のキャリアとして名前を挙げた楽天でしたが、そこからは苦難の道が続いていました

楽天楽天モバイルとして『安さ』を引っ提げて登場したのは良いものの、3大キャリアは、今まで暴利を貪っていた携帯料金をあっさり引き下げ、ahamo・povo・ソフトバンクオンライン(現在のLINEMO)と20GB2980円と、それまで顧客が求めていても頑として絶対に出さなかった、顧客目線の通信プランを発表しました

ちなみに、auはpovoの発表の前に、docomoのahamoを受け、アマゾンプライムが500円で付いてくるとか言うふざけた新プランを発表し、ネットで『さよならau』とまで言われる様になり、慌ててさらなる新プランpovoを発表しました

bunshun.jp

さて、そんな『明らかな』楽天潰しのプランを各社が発表した事によって、窮地に陥った楽天モバイルですが、政府の肝煎りでキャリア入りしたのにも関わらず、結果として携帯料金が下がったからと言って、政府に見捨てられました

 

第四のキャリアと言っても、即日で基地局が建つ訳でも、プラチナバンドが貰える訳でもない楽天モバイルはひたすら『安さ』で勝負するしかありません

ヤケクソになった楽天は0円プランとして『Rakuten UN-LIMIT VI』を発表します

一か月の通信量が1GB以下であれば無料、その後は段階的に料金を請求するという物です

ですが、そんなチキンレースに先に音を上げたのは楽天モバイルの方でした

楽天モバイルの経営者の思惑以上に実際に0円運用する顧客が増え、楽天の社長、三木谷氏は「ぶっちゃけ、いつまでも0円で使われても困る」と発言し、0円プランは廃止されました

 

楽天モバイルはその後も基地局を増設し、足りない分はau基地局ローミング(借り受ける)し、何とか『繋がらない』という悪評を取り去ろうと努力し、政治家へのロビー活動の甲斐もあり、先日、とうとうプラチナバンドも獲得しました

 

現在では『繋がらない』というイメージの楽天モバイルですが、

一昔前までソフトバンク(3大キャリアの中では一番の新参)が言っていたキャッチ『人口カバー率99%』を喧伝できるほどになりました

しかし、これは反対に言えば『もし貴方が繋がらなくても、不運にも1%に該当しただけです』と言えるフレーズであるとも言えます

投資系インフルエンサーや証券マンが良く言う『投資は自己責任』という言葉と同じく、最終的には保険をかけているフレーズでもあるのです

私個人的には、docomo(NTT)もau(KDDI)もSoftbankも気に入らない部分があり、出来ればお金を払いたくない対象ではありますが、現代のネット社会に生きる以上はどこか通信会社と契約しなければならないのは事実です

 

なので、出来れば楽天に通信業を頑張って貰いたいし応援したいと考えています

(本ブログの別の記事にも散々書いていますが、私の個人資産は楽天証券にて買っている楽天VTIが殆どだというのもあり、楽天モバイルどころか楽天その物に頑張って貰いたいという面はある)

が、タイトルにもある通り、そしてこれまで長々と書いた通り、『人口カバー率99%』と喜々として喧伝する姿勢は如何な物かと思います

 

話は変わりますが

20年程前、一つの新書が話題を集めます

人は見た目が9割 (新潮新書 137) | 竹内 一郎 |本 | 通販 | Amazon

 

 

本というのは面白い物で、一つ流行ればそれに肖った物が大量に出てきます

人は聞き方が9割 | 永松 茂久 |本 | 通販 | Amazon

これの他にも『人は話し方が9割『人は伝え方が9割』『人は伝える前が9割』など、もう殆ど大喜利の様な物で、次は何が9割になるのかという興味しかありません

 

 

そうしていたらとうとう行き着くとこまで行き着いたのが『話し方が10割』です


もう笑うしかありません

が、昨今は本よりも人が多くの時間を過ごす場所へ移植されて来ています

youtubeです

良く見るでしょう『9割が知らない○○』『99%が間違っている○○』『99.99%が…』というサムネイルの動画です

 

私は個人的にこれらの動画の作成者は、『どういう統計を取ったのか』を公表する義務があり、もし何の統計も取らずにこういう表現をしているのであれば、虚偽広告として詐欺罪に抵触すると思います

 

 

話を戻します

楽天モバイルの喧伝する『人口カバー率99%』が嘘だとは思いませんし、一個人では証明は不可能でしょうから、満額で信じるしかありません

であるならば逆に『契約後、楽天モバイルが通じない場合は返金します』と宣伝した方が広告効果が高いと感じます

今後、どれだけ基地局を増設しようが、日本全国に於いて不通のエリアは必ず発生します

つまり『人口カバー率100%』というのは実現不可能であり、100%でないという事は、何も言っていないのと同義という意味不明な状態になっています

 

であれば、『人口カバー率99%』という他社が使っていた宣伝文句をそのまま使うよりも、新しい宣伝文句を獲得した方が、どう考えても効果的であるのは間違いありません

もちろん、返金に関してはルールを設けないといけません(電波を遮断する金属の箱にスマホを入れて「不通だから返金しろ」は横暴です)

 

いち楽天グループを応援する者として、楽天がもっと人に選ばれるサービスとなる事を願っています

 

 

というお話でした

間接的にバンガードの株主になるシステムは顧客の為になっているのか?

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『バンガード』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

良いのか悪いのか、それは判断がつかない

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はインデックスファンドの始祖であるバンガード社について書いていきます

バンガード言えば、VOOやVTIやVTといったニューヨーク証券取引所に上場されているETFを始め、数々の投資信託も販売しております

そんなバンガードですが、こういったお話を聞いた事は無いでしょうか?

曰く「バンガードのETFを購入したら間接的にバンガードの株主に成れる」と

私は、このお話を良くは分からないけれど、(良いという文脈で話しているし)何となく良い話なんだろうなぁ

程度に考えていました

また、ライバルファンドである『ステートストリート(STT)』や『ブラックロック(BLK)』に比べて『バンガード』はニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場していない事から

「顧客から多く手数料を取らなくても株主に怒られない構造だ」として、バンガードが手数料を極小にする事に抵抗が無い、良い事であると風評を聞きます

実際、バンガード社はこの『間接的にバンガードの株主になる』という構造を特許申請し、ライバル2社が使えないようにしています

 

なかなかどういう理屈でどういう構造なのか理解せぬままで居たのですが、先日少し古いブログなのですが、面白いブログ記事を見つけました

tawaraotoko.blog.fc2.com

事実確認等はしていないので、当ブログを完全に信用するとしたら、これは良い事なのか悪い事なのか判断がつかなくなりました

 

引用記事を鵜呑みにした場合、バンガード社は顧客が投資したお金(ETFの純資産0.001%未満ではありますが)を自分勝手な目的(自社株を購入する)という目的で使用しているという事です

また、引用記事にもありますが、その様な方法で自社株を処分しているのであれば当然株主による議決権の行使も不可能になります

よって、株主による企業統治が出来ない状態であると言えます(バンガード経営陣が好き放題でき、その待遇を改善させる手段がない)

 

これは大変危険な状態であると言えます

今はまだ、亡き創始者ジョン・ボーグル氏の意志が社内に強く残り、企業風土としても顧客第一主義的考え方が浸透しているかもしれません

が、この文化が、あと何年残り続けているのかは誰にも予想出来ません

 

バフェットとマンガーがバークシャーから去り、いつまでバークシャーの優位性が維持できるのか分からないのと同様に、状況が変わった以上、今の現状が未来永劫続くことは有り得ません

melloblog.hatenadiary.com

 

 

本田宗一郎というカリスマと、エンジン性能に絶対の自信を持っていた『ホンダ技術研究所』も、代名詞であったスーパーカブの生産拠点を中国に移して、爆発的に増えた初期不良の多さや耐久性の低さから、そのブランド価値を棄損して、顧客から同じ価格であっても中国生産の新車より国産の中古車を望まれてたり(その後結局国産に戻している)

絶大な自信を持って製造していたエンジンに関しても「今後発売される新車は全てEVにシフトしていく」と内燃機関(エンジン)を見捨てて、流行りのEVに乗っかった発言をした後、2025年05月に「やっぱりEVに全振りは見直します」などと発言しております

news.yahoo.co.jp

 

バンガードの間接的にバンガードの株式を所有する方式、これ単体が悪である

とは考えません

ジョン・ボーグル氏自身も、この方式自体は本当に顧客の為に考えたシステムであると思います

が、悪用が可能なシステムであるのであれば、中の人が変わってしまえば容易に悪用されてしまう物なのです

実際、バンガード社はボーグルの没後、一年程半度で日本支社を閉鎖して上海に拠点を移してしまっています

ボーグル自身が日本や日本人の為を思って活動していたのかどうかは知りません

が、バンガードという会社が日本の為に行動はしてはくれない(日本の味方)のは確かです

日本を見捨てて上海に拠点を移したバンガードという会社に対して、日本人として全幅の信頼を置いて良い物なのか

今一度思案する必要があるのかも知れません

システムは善であっても、運用する人間に欠陥があれば想定は容易に崩れ去ります

melloblog.hatenadiary.com

バンガードのシステムが良い物なのか悪い物なのか、それは今は判断がつきません

 

 

というお話でした

ファンタビのゲラート役の交代について思う事

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『ポリコレ』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

フィクション世界に現実世界の政治を持ち出されると一気に冷める

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



さて、今回は映画『ファンタスティック・ビースト』で起こった、俳優の交代について思う事を書いていきたいと思います

騒動についてはまとめてあるページがあるのでそちらを引用させて頂きます

front-row.jp

簡単に言うと、ジョニーデップが奥さんからDVの被害を受けているとして離婚申請をした事を受け、ケチが付いた俳優だからと撮影スタジオであるワーナーがジョニーに降板してくれと要請した

という事です

まぁこの記事がどの程度信頼できる情報なのかや、元々の情報元の信頼度がどれほどなのかや、実際に本人たちが語っている言葉が嘘偽りの無い気持ちなのかどうかは全く分かりませんが、仮にこの記事が正しいとして

 

ジョニーが本当に、妻であるアンバーにDVをしていたのか?

また、それがまた仮に本当であったとした場合、そのままジョニーをゲラート役として継続して続投させ続けた場合の経済的損失・印象的損失は如何程なのか?

これらは私には分かりかねます

safarilounge.jp

一応、裁判としてはほぼほぼジョニーの主張が正しいとされ、アンバーは敗訴しました

(互いに名誉棄損が認められたが、アンバーに請求される金額の方が高く、アンバーが一方的に支払わなくてはならなくなった)

 

が、問題の本質はそんな所にはありません

現実世界で現在も行われている異常なポリティカル・コレクトネス(略称ポリコレ)です

ja.wikipedia.org

ポリコレの基本理念は理解が出来ます

弱者の味方と言えば聞こえは良いでしょう

が、wikiのページを見て貰えば分かりますが、ポリコレの推進について、何ら人類を進歩させる中身はありません

ただただ推進者が『良い事』をしている気になって気持ち良くなっているだけです

看護師を看護婦と呼んで何が悪いのでしょう?

障害者を障碍者と書いて何が悪いのでしょう?

親子手帳を母子手帳と言って何が悪いのでしょう?

それで人類にとって何が進歩したのでしょう?

ただただ読み方呼び方が増えただけで、覚えなくてはならない常識の数が増えただけです

私には『ポリコレ』その物が、そんな意味の無い労力を全世界で増やそうとしている行為に思えてなりません

 

今回の騒動のジョニー降板も誰が喜ぶのでしょうか?

確かに、世界には夫のDVに苦しむ妻も居るでしょう

そんな女性が、自分が見ている映画の俳優が自分の奥さんをDVしている人間だ

として嫌な気分になるかもしれません

ですが、そんな少数者の意見を全て汲み上げて全体の動きにブレーキをかけていては何も出来ません

逆に言えば、全体にブレーキがかけられるのであれば容易に悪用が可能になってしまいます

 

今回の騒動がそうだと言う気はありませんが

上記の引用記事を見るにファンタビ公開が2015年11月に予定される中、アンバーが訴え出たのは2015年05月です

ジョニーの俳優としてのキャリアを邪魔するという明確な悪意を持って訴えたのであれば、最も効果的な時期でしょう

結局、その年の08月に示談という形で一旦は収まりましたが、その示談の内容や示談金は外部には知らされませんし、アンバー側からしたら最も有利に交渉が進められた事でしょう

 

一応、私個人の立場を表明しておきますと

私自身はJ・K・ローリングの作り上げたハリー・ポッターシリーズという魔法世界は大好きで、ハリーポッターシリーズは第7巻の死の秘宝までは小説も読み、映画も見ました

が、その後の『呪いの子』や『ファンタビシリーズ』は、惰性作品というか、悪く言えば『ハリー・ポッターシリーズ』という看板を使ったお金稼ぎなんだろうなぁ

という印象です

アルバスがゲラートと恋愛関係にあったLGBTであったという設定も、現代のポリコレ要素を入れたいだけの無茶苦茶なお話だと思うし、ハリポタシリーズの金看板を汚すだけの行為に思いますし、ハリポタシリーズの時には主演クラスの出演者は全員イギリス人でなくてはいけないとまで拘って口出ししたローリングもファンタビとなると国籍はバラバラな所を見るに、ローリングから見てもどうでも良い作品なんだろうなぁ

という印象です

 

ジョニーデップはパイレーツオブカリビアンなどでも見たカッコいい大好きな俳優の一人ですし

マッツ・ミケルセンも007シリーズでも見たダンディで大好きな俳優の一人です

ジョニーは日本嫌いで有名ですし(実際は件の元妻の影響で日本のマスコミが嫌いなだけともいわれているが)、反対にマッツは日本好きで知られています

が、本人らがどう思っていようと、私個人としては俳優として好きな人達です

 

実は似た様な気持ちになった事同作品の別にあります

ハリー・ポッターシリーズの時に、第2巻『秘密の部屋』から第3巻『アズカバンの囚人』の映画で、アルバス・ダンブルドア役の俳優が変わっているのです

変わった原因は、前役であるリチャード・ハリスが病死した為です

今回の様な下らない政治的な判断ではなく、病死したのであれば致し方ありませんが、それでも後任のマイケル・ガンボンでは、私の中の『魔法世界の最強の魔法使い』のイメージからガラッと変わってしまった事は否めません

www.youtube.com

実際、多くのファンもダンブルドアの変化について思う所があったのか、色々な所で不満は続出しております

(引用動画は監督が原作を読まずに映画作ったからであり、マイケル・ガンボンは悪くないと言っていますし、実際俳優であるマイケルも監督の演技プランには逆らえなかったでしょうが)

 

 

結局、本ブログでは何回も同じ結論になって申し訳ないですが、映像作品は大衆娯楽にしかなり得ない物であり

崇高なものでは無いのであって、政治的プロパガンダに利用されるのは致し方ないのかもしれません

が、

フィクション世界に現実世界の政治を持ち出されると一気に冷める

のは間違いの無い事実であるという事です

 

 

というお話でした

女流棋戦のタイトル賞金について思う事

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『優勝賞金』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

優勝賞金額以外の部分に感情を置いておかなければ、いつしか興味が覚めてしまう

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は以前記事にしました将棋の女流棋士についての続編と言うべき内容です

melloblog.hatenadiary.com

プロ棋士のタイトル戦はたくさんありますが、その中で有名なタイトル戦が8個あります

これらを総称して8大タイトルと言われています

竜王・名人・叡王・王位・王座・棋王・王将・棋聖

の8つです

一応、優勝賞金順に並べましたが、古くからの将棋ファンは『名人位こそが最高のタイトルだ』という感情を持つ人は居ます

それにはこれらのタイトルの歴史が関係しています

 

名人というタイトルは、古くは江戸時代の家元制度に由来する伝統と格式あるタイトルであり、当時の将軍『徳川家』へ指南する役目も帯びていた権威あるタイトルです

また、プロ棋士はほとんどが(フリークラス棋士を除く)、名人戦順位戦に参加しており『A級棋士』などと言われているのも、この名人戦における順位戦のクラスの事を指しております

順位戦のクラスは『A級・B級1組・B級2組・C級1組・C級2組』の5クラスに分かれており、A級の10人が1年間かけて戦って最も成績の良かった人間が、その年の名人位に挑戦する権利を得ます

 

A級からC級2組までは、そのクラスで1年間かけて最も成績の良かった数人が昇級、最も成績の悪かった数人が降級するという制度をとっており、新しくプロになったばかりの新四段が、いくら棋力が飛び抜けて高かろうが最初はC級2組からであり、プロになった年にいきなり名人位のタイトルに挑戦できる訳では無いのです

つまり、最短でも新四段になってから名人位に挑戦できるのは5年かかるという事です

詳しくは名人戦wikiをご覧下さい

ja.wikipedia.org

名人位と同格、あるいは格上とされるのが竜王位であり、古くは十段戦と呼ばれていたタイトル戦でした(さらに古くは九段戦)

こちらのタイトルは色々な編纂を経て現在の形になっておりますが、現在は最高峰のタイトル戦と言われておりますが、面白い事に参加する出場枠に、女流棋士枠・奨励会員枠・アマチュア枠があります

つまり、それこそ飛び抜けて棋力の高い人間が居た場合、女流であろうが、奨励会員であろうが、アマチュアであろうが、優勝してしまえば竜王となれる可能性があるという事です

(そんな事は過去ありませんが)

 

また、優勝賞金も4400万円と最も高いというのも有名です

優勝賞金額を列挙していきますと

竜王位(4400万円)

名人位(非公開だが凡そ1500万円)

叡王位(非公開300万円~2000万円ほど)

王位位(約1000万円)

王座位(約800万円)

棋王位(約700万円)

王将位(約1200万円)

棋聖位(約4000万円)

 

と、非公開である事も多く、あまり正確ではないかもしれませんが一応このくらいとお考え下さい

 

続いて女流棋戦を見ていきます

女流棋戦も同じく8大タイトル戦があります

また一つ一つ解説していっても良いですが、文字数も多くなり面倒ですので、wikiに良さそうなまとめが有りましたので画像を貼り付けます

ja.wikipedia.org

注目なのが、前回の話題の時にも出ました白玲位の賞金です

優勝賞金が4000万円です

これはプロ棋士最高峰のタイトル竜王位に匹敵する賞金です

 

方や誰でも参加できる竜王戦(実力さえあれば誰でも優勝する資格はある)

方や男性を排除した棋戦である白玲戦(現役女流棋士しか参加する資格がない)

 

この二つの棋戦で賞金が似た様な額というのは、何とも形容し難い嫌悪感があります

 

もちろん、「奨励会も突破できない人間が金を稼ぐな」などと言う気はありません

タイトルを獲得するという事を優勝賞金だけで比較するのも可笑しな話です

タイトル戦というのはスポンサー有りきですから、スポンサーに「こんな大金を出すな・もっと賞金を出せ」と言うのも違う気がします

 

が、こういう所に正当な評価という面で歪みが出てしまっているのではないか、とも考えてしまいます

才能に対する評価・能力に対する評価・成果に対する評価

以前記事内でも書きましたが、これらは発揮できる場所があって初めて意味の有る物です

melloblog.hatenadiary.com

いくら将棋が強かろうが、タイトル戦を主催するスポンサーがNOと言えば参加も出来ませんし、影響力や評価や権威を得る事は出来ません

 

もっと言えば、スポンサーが『金を稼げる』と思えなければ存在も出来なくなります

結局、スポンサーの気分次第であると考えると、賞金の多可に心を動かされてしまう現状は如何な物かと考えます

優勝賞金額以外の部分に感情を置いておかなければ、いつしか興味が覚めてしまうと思います

 

 

 

というお話でした

以前はカバー曲をたくさん歌う歌手は見下していました

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『カバー曲』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

またいつか誰かが聴いて歌ってくれれば曲は死なない

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はミュージシャンの在り方についてです

以前別の記事にて、恋愛物しか描かないクリエイターはレベルが低い

という旨の記事を書きました

melloblog.hatenadiary.com

私には似た様なお話で「カバー曲ばかりを歌う歌手に魅力は無い」

という思いが以前までありました

 

以前まで、というのはそれこそ2020年頃まで、そう考えていました

私は、これも以前の別の記事でも書きましたが、ジャンヌダルクというフランスの英雄が好きだという記事の中に、日本のロックバンドであるジャンヌダルクも好きだ

と書きました

 

そのジャンヌダルクのボーカルであるyasu(林 保徳、はやし やすのり)氏は2017年、首を痛め、昔の様な力強い声が出なくなった、としミュージシャン活動を休止します

遡る事8年前(2009年頃)にも、喉の不調で検査をした結果『声帯のう胞』という病気である事が発覚し一時休止していた時期もあります

 

当時、yasu氏はデビューバンドであるjannne da arcは既に活動休止をしており、Acid Black Cherryという別のバンドで活躍中でした

当然、Acid Black Cherryとしての活動も休止となり、喉の回復の為の休養となりました

 

そんな中、2019年yasu氏による公式な声明が発表される事となりました

https://www.janne.co.jp/yasu/

残念ながら、公式HPは既に閉鎖されており、今現在は確認する事が出来ませんので、一応全文が記載されている個人ブログのページを引用させて頂きます

tofumental.com

この中で、私が感銘を受けた一文があります

『またいつか誰かが聴いて歌ってくれれば曲は死なない』

という一文です

 

偉大な作曲家、モーツァルト・ヴェートーヴェン・バッハ・ショパンシューベルト等の生み出した楽曲は、未だ持って現在人を魅了し続けています

それはその後も彼らの作った楽曲を演奏する人々がたくさん居たからです

楽曲というのは、一人で作って一人で楽しんでいる内には、他人からの称賛を得る事は出来ません

より多くの人が聴き、より多くの人が演奏(歌唱)されてこそ、価値があると言えます

で、あるならば、カバー歌手というのも、そう悪くは無いのかも知れません

シンガーソングライターで無いのであれば、他人が作曲した曲を他人が作詞した歌詞に載せて歌う事しか出来ません

melloblog.hatenadiary.com

本人は作詞する能力も作曲する能力も無い、だけれど歌唱の分野では負けない

という自負が有るのであれば、間違った信念であると言えないのかも知れません

カバー歌手のおかげで知る事が出来た過去の名曲などがあれば、その曲は再び命を得る事と言えるでしょう

 

 

というお話でした

将棋倶楽部24のサービス終了について思う事

先日(10月01日)、インターネット将棋の草分け的存在である『将棋倶楽部24』が、自身のページにて2025年内でサービスを終了するというアナウンスがなされました

www.shogidojo.net

ページにも書かれていますが、1998年末からサービスを提供し、数多くの将棋ファンに愛されてきたサイトではありますが、サイト運営者である『久米宏(2020年に亡くなられたアナウンサーの方は同姓同名の別人です)』氏より、「引退するが後進が居ない為、サービスを終了する事になった」と発言されております

 

私自身も長年愛用して来た愛着のあるサイトで、数多くの対局をさせて頂きました

その為、サービス終了は大変悲しく、残念に思います

将棋倶楽部24と言えば、伝説のdcsyhiという存在もありました

 

久米氏の言う様に、昨今は、『将棋ウォーズ』や『将棋クエスト』など、インターネット将棋が出来るサイトは沢山ありますし、その中の一つである将棋倶楽部24一つがサービスを終了しても、今後もインターネット将棋は楽しめるでしょう

が、やはり、長年お世話になったサイトのサービス終了というのは感慨深い物があります

 

他サービスには無い、将棋倶楽部24だけの特徴をとして

・最長持ち時間、各自30分、使い切ると60秒切れ負け

・文字でのコミュニケーション

・手動マッチング

等が有ります

 

他のインターネット将棋アプリは、総対局数を増やそうとして、短い持ち時間しか無い物が多く、『将棋ウォーズ』なら3分切れ負け『将棋クエスト』なら2分切れ負け、等があります

将棋は本来、何十分もかけて対局する物であり、その『読み』の経験が実力向上には欠かせません

が、件の短い持ち時間の切れ負け将棋ですと、元々相手玉を詰ます気が無く、最初から時間切れを狙う人や、マイナーな奇襲戦法(横歩取り45角戦法や中飛車超急戦など)ばかり指す人も多く居ます

もちろん、それらがダメという訳ではありませんが、純粋な将棋の実力(棋力)向上には繋がりません

だからこそ、将棋倶楽部24の持ち時間30分の対局が貴重なのです

また、対局後の検討にも対局者同士での文字でのコミュニケーションで、対人検討を行った方が何倍も成長できると思います(将棋ソフトは評価値しか教えてくれません)

さらには手動のマッチングであれば「昨日この人に石田流で負けたけど、阪田流にはどんな対策をするんだろう」など、将棋への理解が深まります

 

もちろん、持ち時間の長い対局であれば遅延行為(盤面が悪くなったからと持ち時間ギリギリまで放置)された時に多くの時間を損失しますし、ソフト指し(盤面を将棋ソフトにかけつつ対局する不正行為)がしやすくなったり

文字を送れるという事は対局相手に暴言や罵声を浴びせたり、煽り言葉を吐く人も居るでしょうし

対局相手を手動で選べるという事は、何度も何度も粘着(何度も対局申し込みをして別の人間と対局出来ない様にする)して嫌がらせをする事も出来ます

 

が、これらはそういう行為をする人間が悪いのであって、システムが悪い訳ではありません

将棋倶楽部24が終了し、上記で挙げた唯一無二の特徴を持つインターネット将棋サイトが無くなってしまう事は、大変もったいない事であり残念に思います

ドラクエⅣのトルネコは何故導かれし者なのか?

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『ドラクエⅣ』です

本記事はTVゲーム『ドラゴンクエストⅣ』のネタバレがあります

未プレイであり、当該ゲームをプレイする気がある方は本記事を読まない事をお勧めします

ネタバレが気にならない・既プレイの方は引き続きご覧ください

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

結局、ただの数合わせ・なりゆきだったのだと考えるしかない

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は以前、本ブログにてドラクエ5について書いたので、その派生という事で、ドラクエ4について書いていきたいと思います

melloblog.hatenadiary.com

今作への疑問は「トルネコは何故導かれし者なのか?」です

 

ドラクエⅣという作品は、それまでのⅠ・Ⅱ・Ⅲのロトシリーズ(ロトの勇者、又はその子孫が勇者として活躍する物語)から、Ⅳ・Ⅴ・Ⅵの天空シリーズ(天空の勇者、又はその子孫が勇者として活躍する物語)へ移り変わった初めての作品です

因みに、時系列で言えば、ドラクエⅢ・ドラクエⅠ・ドラクエⅡ・ドラクエⅥ・ドラクエⅣ・ドラクエⅤ、の順番になります

ドラクエⅢがロト本人、ドラクエⅥが天空の勇者本人であり、その証拠にそれぞれ『ロトの剣』『天空の剣』を装備した時に上昇する攻撃力の数値が一番高いのが彼らです

その後の物語では、本人の血は段々と薄まりますから『ロトの剣』『天空の剣』を装備した時の攻撃力はどうしても低くならざるを得ません

ドラクエⅡに至っては、伝説の武器であるはずの『ロトの剣』よりも強い武器が登場する始末です

それもそのはずで、ドラクエⅢからドラクエⅡでは年代的に200年は下らない年が過ぎていて、ロト本人の血は限りなく薄くなっている物と考えられます

 

さて、話が脱線しましたので元に戻します

トルネコというのは、ドラクエシリーズで初めてオムニバス方式が取られた作品である『ドラクエⅣ』の第三章の主人公です

トルネコはいつしか世界一の武器屋さんになるのが夢の、ただの武器商人です

 

物語の進行上、不通になっている、エンドールからブランカへ続くトンネルを掘ったり(正確にはその工事のパトロン(金主)になる)、コナンベリー近くの大灯台に聖なる種火を焚べるべく大灯台に行ったわ良い物のモンスターに襲われて勇者一向に聖なる種火を焚べてくれれば自分の船を自由に使わせてくれるという

所謂NPCと同じ様なムーブをしている都合の良いキャラクターです

戦闘面に於いては、主人公・アリーナ・ライアンに次ぐ肉体派キャラクターで、それなりに強い武器なども装備出来ます

が、あくまで3者に次ぐ程度の強さの為、主力とはなりえません

ゲームのストーリーの中で、女性だけの城であるガーデンブルグにて、主人公一行が盗賊であると疑われ、一行の中の一人を人質にしなくてはならない場面があり、トルネコを人質にした場合にトルネコが「やっぱり。私が選ばれるんじゃないかと思ってましたよ」と発言するシーンがあります

この演出があるという事は、ゲームの製作者的にも、トルネコはあくまでネタ要因であり戦闘の主力にするプレイヤーは多くは無いだろうという意図があったものと思われます

ゲームの世界観的に『勇者と一緒に世界を救う』という物であるのに、トルネコの目的は『世界一の武器商人になる』であり、あわよくばエンドールの自分の店に天空の剣を置きたいというあくまで利己的であると言えます

とは言っても、ドラクエという世界観的にトルネコという存在が極めて異例であるかと言われればそんな事はありません

ドラクエの世界の職業に『遊び人』という物があります

トルネコは所謂遊び人枠としてなら普通と言えます

問題はタイトルにもある通り『何故導かれし者』なのかという事です

 

天空の勇者を補佐した面々で言えば、ホイミンやオーリンやホフマンなどのNPCや、最悪、ピサロがそうであっても良いと思われます(傭兵なだけのスコットとロレンスは金で繋がっているだけの関係として除外するのは分かる)

 

結局、ただの数合わせ・なりゆきだったのだと考えるしかないのかも知れません

 

 

というお話でした

iPhone17シリーズはもちろん買いません

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『iPhone17シリーズ』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

SEシリーズが無くなった事に加えて物理SIMが無くなったので、もう買い替えの意欲が著しく低下した

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は去る2025年09月09日(現地時間)にappleから発表された新型iPhoneである17シリーズ、及びAirについてです

正直、私個人としましてはSEシリーズが無くなった事により、今使っているSE3がどうしようもなく使えなくなった時まで買い替える気は無くなっていましたから、今回の新製品発表も先日まで知りませんでした

が、ある程度新製品を調べてみた所、全く購入意欲が湧く商品では無い事が分かりました

では逆に私がスマホに求めている機能を簡単に書き出してみます

 

① 片手に収まるサイズ

② 指紋認証(顔認証は嫌)

③ iFaceケースがある

④ 外出時にGoogleマップやその他mapアプリが使用できる(つまりGPSとSIM契約は必要)

⑤ ある程度早いCPU(最新鋭は不要)

 

この位です

私自身は自宅では殆どスマホを開きません

インターネットは専らパソコンでやっているので、スマホに大画面は必要ありません

電子書籍を読むのはタブレット(iPad)でやっているので、スマホで文字情報を見る事も殆どありません

自動車やバイクを運転する際はスマホをナビ代わりにしているので、GPS

(mapアプリで自分が今どこに居るのかが分かる必要があり、Wi-FiのみのipadにはGPSが無いので、スマホが必要です)

やSIM契約

(マップ情報の読み込みや渋滞情報など、少なからず通信を行うのでSIM契約は必要です)

は必要です

 

そこで新しく出たiPhone17シリーズの特徴を並べてみます

リフレッシュレートが120Hzになりました→要らない

常時表示ディスプレイになりました→要らない

カメラが進化しました→要らない

eSIM専用になりました→劣化

最大2TBのストレージになりました→要らない

サイズがデカくなりました→要らない

最新のA19チップが乗りました→A18でもA17でもA16でも良いから要らない

 

私が求める性能と新製品が変化した点が全く違っています

そうは言っても、私ももうおじさんです

最近の若者が求めているのであれば、これらの性能進化は喜ばれているのでしょう

老兵はただ去るのみです

もし、今後SEシリーズが復活したとしても、eSIM専用となっているのであれば、買い替えはしたくありません

本国アメリカでは関係ありませんが、日本では直近で3大キャリアの手数料ビジネスで乗り換えや名義変更などで高額な事務手数料を要求する様になりました(いつもの談合で横並びに)

eSIMであれば初期設定をミスっただけで事務手数料5000円取られる様になったのです

それほどリスキーな商品なのであれば、買い替えに消極的にならざるを得ません

 

appleの株価は、発表当日は多少下がりましたが、現在は盛り返しています

やはり、アップルの新製品を買うより、そのお金でアップルの株を買いましょう

melloblog.hatenadiary.com

 

 

というお話でした

『反戦である』という主張は何も言っていないと同義である

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『反戦』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

反戦の為にどうするかというアプローチこそが重要であり、主義主張であると言える

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は『反戦』についてです

左翼的政治活動家護憲派の人達が良くスローガンにしがちな言葉に『戦争反対(反戦)』があります

曰く

戦争はしてはならない・平和が何よりも大切である・太平洋戦争を教訓にしよう

という主張です

 

が、ハッキリ言って、そんな事は誰でも思っています

政治的に左も右も関係なく、誰でも反戦なのは当たり前なのです

戦争と言うのは、国と国の最終的な外交手段に過ぎません

勝った所で、戦争に掛けた費用(戦費)分の利益を得る事は難しいですし、負ければ得る物は無く、只々莫大な損害が残るのみです

 

戦争には大義名分を掲げ、何も利が無いのにも関わらず行う物ではありません

どんな戦争にしろ、利を求めて戦うのです

正義の為に戦って自分は何も求めない、なんて上杉謙信の様な国は無いのです

上杉謙信(長尾景虎)も全く何も得なかった訳ではありません

時の長尾家や越後の国は、守護である上条上杉家が庇護する国でしたが、長尾景虎の実父である長尾為景(ながお ためかげ)が謀反を起こし、上条上杉家当主・上杉房能(うえすぎ ふさよし)を討ち(正確には自刃に追い込んだ)、越後守護となりました

『諸説あり、詳細はご自身でお調べ下さい』

 

つまり、長尾家とは現代で言う所の上司を騙し打ちした家系であり、本来であれば非難される家柄の者なのです

だからこそ、景虎が当主自ら義を掲げ、自分たちは正義の集団であると越後の国中の民へ喧伝していた訳です

時は戦国時代であり、騙し騙され、血生臭い不義が蔓延る時代だからこそ、独立心が強く、守護を討った長尾家という冷ややかな目で見ていた国人に対して、自身が義の者であるというアピールはそれなりに効果があったと思われます

10月07日追記

そもそも越後の国の国人は独立心が高く、実際、長尾景虎も自国で、落合・大熊・北条(きたじょう)などの有力な武将に裏切られており、大抵は甲斐・信濃を治める武田家(武田晴信)へ内応しているのもあり、武田家への激しい憤慨が色々な書物に書かれています武田晴信(武田信玄)が、父であり当主であった武田信虎今川義元が治める駿府へ追放した事を「酷く天道に背く行為であり、神罰が下るであろう」と多くの人々に触れ回っています(自家の起こした上条上杉家への下克上を棚に上げて)

 

話が脱線しましたが、上杉謙信ですら、自分自身が家臣から裏切られない様にと、自分自身が清廉潔白であるというプロパガンダの為に戦をしていたと思われます

 

現代では戦争で勝った所で、得られる利益が極僅かであるという事が知れ渡っているからこそ、戦争が起こっていないに過ぎません

決して憲法9条が守ってくれている訳ではありません

 

戦争をしない為には、世界の全員が一斉に武器を放棄するか、世界の全員が全く同じ戦闘力を保持するかしか有り得ません

世界の全員が一斉に武器を放棄するのであれば、物理的に戦えなくなる訳ですが、それは机上の空論・希望論であり、実現不可能であると言えます

であるならば、取れる手段はただ一つです

敵国に負けない軍事力を保持する

という事です

日本であれば、支那(中華人民共和国)・朝鮮(北朝鮮と韓国)・ロシアでしょう

ロシアは対ウクライナの戦争で、実は軍事力がそれほど高くない事が露呈しましたが、他国を脅かす存在であるというのは証明されました

北朝鮮は事ある毎に日本海にミサイルを発射していますし、何より核を保有しているとされています

韓国は海上自衛隊に対し、攻撃を意図する火器管制レーダーを照射しました

支那は軍拡を推し進め、新疆ウイグルにてジェノサイド(集団虐殺・民族浄化)などを行っているだけに留まらず、台湾や尖閣諸島も自国の領土であると主張しております

 

日本の隣国はこういった、ならず者国家が乱立しております

「日本は9条があるから大丈夫」

「日本が他国を攻めない事が重要」

などと、言っている場合ではないのです

 

支那・朝鮮・ロシアと戦争したくない

という結論は良いとしても、では戦争しない為にどうするのかというアプローチこそが肝要であり、主義主張であると言えます

 

というお話でした

ワインの右回し・左回しは意味があるのか?

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『ワインの右回し・左回し』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

『ワインを回すのが右であろうが左であろうが、かかっている力が同じであれば同じ香りになるだろう(つまり地球の自転は無関係)』

というのは頷けるとしても

『右回し・左回しという概念自体がナンセンス』

とまで言ってしまうのは、決めつけが過ぎるのではないのでしょうか?

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はワインについてです

ワインは、キリスト教に於いて重大な意味を持ちます

キリストが最後の晩餐で「これは私の血である」と言ったという逸話もあり、特にヨーロッパ地方で非常に好まれて飲まれています

特にフランスには有名なワイン畑のある土地が数多く存在しております

ボルドーブルゴーニュシャンパーニュなどは、その地域の名前であり、シャンパンというスパークリングワインの名称はシャンパーニュ地方で取れたブドウで作っているからシャンパンという名前になっているという程、土地に根付いた物です

 

さて、ワインが非常に好まれているという環境では、ワインに精通している人物という物が必要になります

予算が○○円で、○○というコース料理を食べたいのだけど、どんなワインが合うか?

などという質問に答えてくれる存在が、ワインソムリエと呼ばれる職業です

 

ワインソムリエの所作と言えば、ワイングラスを回してワインの香りを確かめている所を思い浮かべると思います

そのワイン回しには、右回し・左回しという概念があります

右回しは穏やかな香りが立ち、左回しは更に香り高くなる

と言われています

一応、理屈の上では地球の自転によって重力の掛かり方が変わるので、北半球では上記の様に、南半球では逆になる様です

 

が、実際、地球上ではワインを嗜む様な先進国と呼ばれる国は北半球に集中しております

なので、基本的には上記の様に覚えておけば問題がありません

 

 

が、一般人の感覚として「右に回そうが左に回そうが変わらんだろ」というのが正直なところでしょう

私も、それほど多くのワインを飲んだ訳でも、違いが分かると舌自慢出来る訳でもありませんが、同意見です

 

が、一つ変わった見方の意見もあります

それは『利き腕』次第じゃないか?

という意見です

以前、本ブログに於いても利き腕については記事にしました

melloblog.hatenadiary.com

仮に、右利きの人間がワイングラスを右手に持ち、時計回り(右回し)に回す時の力と、左利きの人がワイングラスを左手に持ち、時計回り(右回し)に回す時の力は、同じであったとしても、人体の構造上ワイングラスにかかる力は変わるのではないか?

というお話なのです

また、さらに上記引用したブログでも言及しましたが、人それぞれに利き腕具合というのが違うのであれば、一概にワインが右回しと左回しで香りが変わる訳が無いとは言いきれないのではないか?

と考えます

 

整理しますと

『ワインを回すのが右であろうが左であろうが、かかっている力が同じであれば同じ香りになるだろう(つまり地球の自転は無関係)』

というのは頷けるとしても

『右回し・左回しという概念自体がナンセンス』

とまで言ってしまうのは、決めつけが過ぎるのではないのでしょうか?

 

 

というお話でした

08時10分前集合について思う事

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『08時10分前』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

前提条件やシチュエーションが指定されずに、ただ『08時10分前とは何時ですか?』という設問であれば、どちらとも取れるが正解であって、この一時を取って「最近の若者は…」とか「最近の子は感覚が違う」だの言うのは不親切なのではないか?

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は先日話題になっていた時間感覚についてです

news.yahoo.co.jp

www.youtube.com

待ち合わせに於いて「08時10分前集合」と聞いた時に、自分自身は何時何分に行くか?

という設問です

 

30代以降の人々は、ほぼ100%の確率で07時50分よりも前に来る様ですが、20代以下の若者は約80%程の人が08時08分などに来る様です

この表は北海道放送という、イチ地方局の番組アンケート、しかも50人程度にしか聞いていない表なので、この数字が全国一律なのか、本当に正しいのか、という疑問はありますが、私にとって全く目から鱗が出る事でした

 

上記の引用したyoutube動画の中では、専門家が

パワハラの減少とスマホが常に正確な時間を表示している事が原因ではないか?

と話しています

もちろん、それは一つの答えなのかも知れません

 

が、実際問題『08時10分前集合』のシチュエーションに依るのではないか?

と考えます

例えば、08時に学校の受験が始まる

という前提があった場合『08時10分前集合』と聞いた10代・20代の人間が本当に08時10分頃に来るでしょうか?

他にも、08時に取引先との会合がある

という前提があった場合『08時10分前集合』と聞いた10代・20代の社会人が本当に08時10分頃に来るでしょうか?

友達と一緒にご飯を食べに行く、という約束の場合は07時50分に来ようが08時10分に来ようが友達と自分だけの話なので、遅れようが問題はありません

 

要は、前提条件やシチュエーションが指定されずに、ただ『08時10分前とは何時ですか?』という設問であれば、どちらとも取れるが正解であって、この一時を取って「最近の若者は…」とか「最近の子は感覚が違う」だの言うのは不親切なのではないか?

と考えます

 

 

というお話でした

千原せいじ氏と河合ゆうすけ議員の対談について思う事

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『いじめ』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

どういう思惑があるのかは分かりませんが、ただただ沈黙を続けるのであれば、この汚名は独り歩きし、再起不能に陥ると思われます

 

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は先日、吉本興業所属、天台宗にて得度されたお笑い芸人、千原せいじ氏のyoutubeチャンネル『せいじんトコ』にて公開された、戸田市議会員の河合ゆうすけ議員との対談についてです

www.youtube.com

本動画(ライブ放送のアーカイブ)の趣旨としては、サムネイルの通り、埼玉県は川口市クルド人問題についてお話をする為に、千原せいじ氏…及び『せいじんトコ』というyoutubeチャンネル運営が、問題になっている川口市のお隣である、戸田市の市議会員であり、本問題について度々言及されている河合ゆうすけ議員をゲストに招いたという形です

 

動画(配信)の内容は『西川口に実際に行ってみたけど、騒がれている程問題がある状態じゃない』と言いたいみたいです

が、それは何の参考にもならない只の一人の意見でしかありませんし、何ら論理的なお話ではないので割愛します

 

実際に本動画が問題視されている理由は動画の後半部分で千原せいじ氏が発言した

「お前、いじめられっ子やったやろ?お前、いじめられっ子オーラいかついぞ?お前、いじめられっ子出身やな?」

等の発言です

 

千原せいじ氏は過去に「いじめられる側に原因は無い。いじめは犯罪」と発言しております

 

本人の言に従うと、もし仮に河合ゆうすけ議員が過去にいじめられっ子だったとした場合、河合ゆうすけ議員は犯罪の被害者という事になります

犯罪の被害者に対して、その犯罪を小馬鹿に掘り返すのは人道に反していると思われます

セカンドレイプ裁判はあれだけ話題になったのに未だに感覚が昭和な人なのでしょうか?

SNS上の「いいね」 伊藤詩織さんの裁判が投げかけたものとは - 性暴力を考える - NHK みんなでプラス

 

本人はこういった耳触りの良い言葉を吐くだけで中身は下劣な人間であるという事は露呈しましたが、本記事を書いている今現在(2025.07.30日現在)は本動画に関する、河合ゆうすけ議員に対しての釈明・謝罪等は一切見られません

 

つまり、自分自身の発言について何ら間違いも無く、何ら問題も無い

という認識で居るのだと思われます(少なくとも外部にはそう思われても仕方ない状況)

 

吉本興業(所属事務所)や天台宗(得度した宗派の師僧)や相方(仕事仲間)もまた、同様に考えていると思われても仕方がない状況と言えます

 

仏教に於いては

『仏の道は貴賤の別無く事情の如何を問う物ではない』

と聞きます

なので、当該人物に得度を与える事、それ単体は何ら非難される謂れは無い物と思われます

が、自身の宗派に於いて得度を与えた人物が世間的に非難される様な言動を行った場合、その行動の是非について監督する責務は生じていると考えます

つまり、千原せいじ氏に得度を与えた天台宗、及び千原せいじ氏の師僧は、氏の言葉について容認していないのであれば、今すぐにでも声明を出すべきであって、沈黙している以上、天台宗及び師僧は本騒動に於いて、何ら問題がないと判断していると思われても仕方のない状況です

 

宗教離れが叫ばれている昨今、この騒動によって天台宗から別宗派(浄土真宗など)へ改宗する人も居るでしょうし、何なら無宗教者になる可能性もあります

信者の数が減ったり、お布施の金額が減るリスクを抱え込んでまで、千原せいじ氏を守る姿勢は何らかの意図がある様に思えてなりません

 

吉本興業や相方についてはもっと単純な話です

これだけイメージが低下したタレントを罰しないのであれば、世間から同類と見られる事を良しとした

という事です

千原せいじ氏本人のみならず、吉本興業千原ジュニア氏が関わるイベント事に貢献する人(つまりはお金を出すお客となる事)は、千原せいじ氏の『いじめ』発言を容認している者という汚名が付きます

 

どういう思惑があるのかは分かりませんが、ただただ沈黙を続けるのであれば、この汚名は独り歩きし、再起不能に陥ると思われます

間違いを認めるにしても、自分は間違っていないと主張するにしても、ここまで騒ぎが大きくなった以上、何らかのアクションを起こさない限りは解決を見ないと思われます

 

 

というお話でした

玉川徹氏の『無知は選挙に行くな』発言に思う事

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『若者の政治参加』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

入社一日目の新入社員に、入社50年目のベテラン社員と同じ仕事をさせるのは無理という物です

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は2025年07月21日に放送された、テレビ朝日の情報番組である『モーニングショー』にて、テレビ朝日の元職員である、玉川徹氏が発した言葉がネットで話題となりました

news.yahoo.co.jp

詳細はネットに幾らでもありますので、軽く要約しますと

投票率が上がったのは今まで投票活動をしなかった人がネットに感化されて投票に行ったから』

という事です

 

その後、想定以上に叩かれて釈明(というか後付けの言い訳)をしています

news.yahoo.co.jp

こちらも軽く要約しますと

『関心が無い人ではなく、政治的に無垢な人が選挙に行ったと発言した』

という事です

 

 

本件に関しては、私は以前の記事にて少し触れております

melloblog.hatenadiary.com

これまで政治に無関心な人が、初めて投票に行ったとすれば、投票先を間違える可能性は往夫にしてあると思います

何しろ投票先を選ぶという行為は初めての経験なのですから

ですが、だからといって、その初めて行った投票の1票を軽んじて良い訳ではありません

選挙に20回30回…はたまた50回行っている様な大ベテランの人の1票も、今回初めて選挙に行った人の1票も同じ1票です

 

国民の財産である『公共の電波』を使用して、これまで散々『若者よ選挙に行こう』と喧伝して来たのであれば、その若者が選挙に行った時、若者達が選んだ投票先が自分と全く違った政党や候補者であったとしても受け入れなくてはなりません

 

テレビ朝日やモーニングショーや玉川氏が、どういった政党や候補者を推していたのかは政治に関心が有れば誰でも分かる所です

自分が気に入らなかったから文句を垂れる、が許されるのは赤子までです

 

むしろ、新たな有権者は全員自分に不利な方へ傾いた場合を想定しておくのが大人という物です

私は、確かに、より多くの人間…特に若者に選挙に行く様になって欲しいと考えています

その際、選挙経験の浅い間に各党や各候補者のプロパガンダに騙され、公約に騙される事でしょう

ですが、それが経験という物であり、正しい判断ができるまでの間は致し方がない事と考えております

 

入社一日目の新入社員に、入社50年目のベテラン社員と同じ仕事をさせるのは無理という物です

絶対に正解の判断が出来るまで行動しない

というのは賢い様に見えて間違っています

その結果が現在の組織票が幅を利かせる異常な選挙環境なのですから、それをぶっ壊す為には個人個人が自分の考えで投票に行くしかありません

 

というお話でした

女流棋士新制度について思う事

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『女流棋士新制度』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

結局、ごまめで下駄を履かせて棋士扱いにした所で結果を出せないのは目に見えている

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は日本将棋連盟の新会長が選出された事と同時に発表された、前会長である羽生善治九段が主導した『新制度』について、棋界のスターである藤井聡太7冠が疑義を呈した事についてです

news.yahoo.co.jp

内容としては、女流棋士のタイトル戦である白玲を通算5期獲得した場合、日本将棋連盟のプロ棋士資格を得る

という物です

 

もう少し詳しく書いていきます

本来、将棋のプロ棋士になる為には日本将棋連盟奨励会員となり、連盟の昇級・昇段規定に則って四段に昇段する事が必要になります

つまり、三段以下は将棋を指す事によって金銭を得る方法がありません

世に言われる『三段リーグ』というのは、あと一つ昇段すればプロの人達ですから、皆鬼気迫る心づもりで対局に向き合っています

もちろん、プロではないと言っても奨励会三段・二段・初段というのは、アマチュアの世界では神の如き強さを持っている人達ですから、将棋教室を開いたりもしますし

プロ棋士の対局の記録係などでお金を稼いでいる方も居ます

 

今まで、上記の正規ルートを通って三段リーグを突破した女性は居ません

女流棋士』というのは、上記の奨励会を突破した女性という意味では無く、完全に別枠なのです

www.shogi.or.jp

日本将棋連盟のHPに依ると『研修会に入り、所定の成績を収める事により2級以上になる』事が女流棋士になる条件という事の様です

 

もちろん、前述した『奨励会』と『研修会』とは別枠です

さらに、奨励会では四段からプロですが、研修会では2級からプロを名乗れるようです

奨励会も研修会も26歳までにプロの規定に届かなければ在籍資格を失います

また、女性であれば奨励会と研修会は併用する事が出来ます(両方に入会する事が可能)

 

結果として、女性であれば奨励会三段のまま26歳の誕生日を迎えても『女流棋士』であるとして、プロになる事が出来ます(奨励会での段位と研修会での段位が同じであれば)

男性であれば、研修会に入会する事は出来ませんから、26歳の誕生日までに四段に昇段出来なければプロになる事は不可能になります

 

ここまで見て頂いたらお分かり頂けると思いますが、現状、女性は不当に扱われている(差別されている)所か、物凄い優遇措置を受けていると言えます

ここに、更に女性に優遇措置を施そうというのが今回の『新提案』です

 

一応、奨励会三段リーグを突破するという正規ルートの他に、プロ棋士編入試験制度という物があります

www.shogi.or.jp

こちらは、日本将棋連盟が主催するアマチュアの公式戦にて、「10勝以上尚且つ、自分から見て最も都合の良い所から見て6割5分以上の成績を残した物」であり、「四段以上の正会員(つまりはプロ棋士)の推薦」が必要ではありますが、年齢に関わらずプロになる試験を受験する事が出来ます

プロになる試験とは新四段(四段に昇段した日が近い人順)のプロ棋士と5回対局し、勝ち越す(3勝以上)事です

もちろん、女流棋士も受験する事が可能です

 

今まで、この編入試験を突破し、プロになった棋士の方は3名居ます

瀬川晶司六段・今泉健司五段・折田翔吾五段の3名です

棋士になった方にこんな事を言うのは失礼に当たるかもしれませんが、正直に言って3名ともプロ棋士として大成しているとは言い難い成績です

そもそも、将棋は体力勝負な側面があります

26歳をプロの足切りにしているのはそういった理由もあるのでしょう

30過ぎ、40過ぎて、プロの新四段となったとて、そこから更に成長して実力が向上していくのは相当な無理筋であると考えます

 

そして、このプロ棋士編入試験はタイトルにある新制度に最も近いとして名前が良く上がる西山朋佳女流三冠も挑戦し、2勝3敗の不合格となっております

西山朋佳女流は現在、白玲位を保有しており、現在4期です

つまり、来期白玲戦を防衛出来れば、晴れてプロ棋士となれるのです

プロ棋士編入試験の不合格は何だったのでしょう?

三段リーグを突破する棋力も無く、プロ試験編入試験を突破する棋力も無く、女流棋士だけが集まって開催されているタイトル戦を5期獲得できればプロ棋士になれる

 

そこで上記の引用記事にある藤井聡太7冠の言葉に戻る訳です

「棋力の担保は取れているのでしょうか」

この言葉にはXで暴れているツイフェミの主張で言われている「女性蔑視」や「女性差別」の意図は全くありません

極論すれば「棋力の担保が取れているのであれば良い」と言っていると考えられます

 

私個人の意見としては「今現在でも女性は異常な程優遇されている。プロになりたいならプロ棋士編入試験を受けろ。」

と思ってしまいます

 

上記で例に挙げた西山朋佳女流も、ご本人は実際はどう思っているかは不明です

ご自身での発信は今現在なされていない様なので、新制度を利用してプロ棋士となるのか、女流棋士として続けていくのか、再度プロ棋士編入試験を受験するのか

どういう思いなのか一般アマチュアファンの私には計り知れません

 

ただ、前述した通り、プロ棋士編入試験を合格した3名も目覚ましい活躍が出来ていない現状、また更に特例でプロ棋士を生み出しても目覚ましい活躍は期待できません

結局、ごまめで下駄を履かせて棋士扱いにした所で結果を出せないのは目に見えているのです

 

 

 

というお話でした