初めまして
melloと申します
今回のテーマは『ゴキブリの侵入経路』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
完璧に防護しきる事はお金が無尽蔵にない限り不可能に近い
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は温度が上がってくると家の中の何処からともなく現れるゴキブリについてです
基本的にゴキブリというのは、一回家の中への侵入を許すとバルサン等の部屋全体を殺虫剤で満たす様な行為をしなければ居なくなる事はありません(バルサンを焚いてもダメな場合も多々ある)
流石に氷河期時代を生き抜いた生物だけはあります
繁殖力は甚大で、仲間の死骸や、仲間や自分の糞なども食料にする逞しさも併せ持ち、種類によっては冬を越す(つまり寿命が1年以上ある)個体も存在します
また、日本に生息するゴキブリは基本的に体長(というか体の厚み?)が薄い種類が多く、数ミリでも隙間が空いている場合は容易に侵入してくるとも言います
ゴキブリ対策の基本の基は、まずは徹底的に隙間をなくす事に始まります
玄関扉の建付けが悪かったり、経年劣化で歪みが生じた場合
ベランダへのアクセスの窓が半開きになっていたり、網戸が経年劣化で緩んだり穴が開いていたり
通風孔や換気扇のフィルターが経年劣化で破損してズレていたり
エアコンの室外ホースのフィルターや、排水管のトラップが経年劣化で機能不全に陥っていたり
御覧の通り、新築当初はゴキブリへの対策が完璧であっても時間と共に経年劣化していき、機能を果たさない、或いは破損してしまう事があります
つまり、完全にゴキブリ対策をし続ける為には常に新築同様の物件に住む必要があります
また、新築同様の物件へ引っ越したとしても、荷物の何処かに孵る前の卵が付着していた場合は引っ越し先でもゴキブリは繁殖します(隙間がなく、外部へのアクセスが無い為、食料を探してむしろ人前によく姿を現す様になります)
ゴキブリへの完璧な対策をし続けるというのは想定以上にお金がかかります
侵入経路を完璧に塞ぎ切る事だけを考えるのではなく、むしろ家の中にホウ酸団子などを設置して、人前にゴキブリが元気な姿で出てこない様にする方が建設的かと思われます(ホウ酸団子はゴキブリが好む匂いを作為的につけている為、家の中や家の周りに設置したら却って家にゴキブリを呼び寄せてしまう可能性があるという指摘もあります)
いずれにしても「ゴキブリの姿を一生見る事無く過ごしたい」というのは莫大なお金がかかる上に不可能に近く、いっその事、北海道にでも移住するべきであると考えます
本州や九州や四国に住む以上、ゴキブリは居るもんだと諦める方が諦めはつくと思われます
というお話でした