メモ魔になりたくてメモ用紙とボールペンを大量に用意したが…

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『習慣』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

特性や習慣を無視して偉人の真似をしても偉人の様にはなれない

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はメモについてです

一昔前の社会人は大型の手帳を持つのが当たり前でした

そこに予定を書き込んだり、大事な事を忘れない様にメモしたり、一種のステータスとも言える存在でした

また、手帳に書き込む用として良い万年筆を持つ事もステータスとされていました

古い習わしとは言え、中々に有用であり、ステータスだけの見栄張りとも言えない物と思います

昔の偉人の話で言うと、あの『レオナルド・ダヴィンチ』もメモ魔だったと言います

彼は絵画を描く際にも、その動物の内部構造を理解してから描きたいという完璧主義者で、航空力学や建築学などを事前に理解した上で絵画を描きたいと思うあまり、描いた絵画の数は他の有名画家に比べて著しく少ない事でも有名です

また、その息子が『レオナルド・ダヴィンチのメモ』として大量にオークションに出してしまった事もあり、そのメモは世界中に散らばってしまって今やその真贋は見分けるのが難しいとも言われています

 

さて、私自身の黒歴史ではありますが、私も以前、『メモ魔になろう』として、デスクに大量のメモ帳とボールペンを置いて、思いついた事を何でもかんでもメモしておくという習慣を付けた事があります

その当時に書いていた小説の原案、ブログのアイデア、欲しいと狙っていた靴の値段、などなど、とにかく何でもメモしました

ですが、その後に見返しても『何についてのメモなのか』が分からないメモが大量に出てきました

これではメモをする意味がありません

頭の中で考えている事を一度アウトプットしておく、その事により逆に脳にメモ内容が残る

という意味合いでは意味があったのかも知れませんが、翌日に見返して『なんだこりゃ?』と思っているようでは意味がありません

簡単に言うと、私にはメモという習慣が根付かなかったという事です

歴史上の偉人の真似をするのは良いですが、真似をしたからといって歴史上の偉人と同等の能力を得られるとは限りません

大谷翔平が寝る時に枕を使わないからと言って、真似して枕を使わない生活をしたからと言って野球が上手くなる訳ではありませんし

レオナルド・ダヴィンチの様に日常に思いついた事を全てメモしたからと言って、天才になれる訳でもありませんし

仮面ライダーシューズを履いたからと言って、仮面ライダーの様に早く動ける訳でもありません

そんな事は本来、少年期に経験をして分かっているべき事ではありますが、私は社会人になってから痛感しました

という黒歴史でした

一応、大量に用意したメモ帳とボールペンは未だに残っていますが、少しずつ少しずつ消費はしております

私の人生を全て使っても使いきれるかどうか分からない程の、使用頻度と量ですが、前向きに考えれば今後の人生でメモやボールペンが必要になった時には必ずそばにそれらがあると考えれば、改めて買う必要が無いというのは良い事なのかもしれません

というお話でした