なぜロフト付き物件は人気がないのか

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『ロフト付き物件』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

室温管理の煩雑さと、梯子の煩わしさが問題であると思われる

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は新生活を始める大学生や新社会人が選びがちな賃貸である、ロフト付き物件についてです

特に若い人に人気があり、パっと見は広そうに見えたり、最悪荷物置きに出来るかもと考えられたりもするロフト付き物件ですが、実際は問題点があります

私は、何を隠そう実家の部屋に一つ、ロフト付きの部屋が有り、一時期私の部屋として使用していた経験があります

その時に感じた不便さを書いていこうと思います

まず、メリットとして、部屋にプラスしてスペースが出来るという点が考えられます

居住空間としては下階で過ごし、ベットスペースとしてロフトを使ったり

下階で居住も睡眠も取り、あくまでロフトは物置に使ったりと、デッドスペースを少なくできる素晴らしいアイデアの様にも思えます

では、逆にデメリットは何かと言いますと

・室温管理が煩雑化する

・梯子が煩わしい

という二点があります

 

室温管理に関しては

まず、ロフトというのは基本的に屋根に近い所に作られます

だからこそ、この様に天井が斜めになっていたり、まともに立って歩けない程低い天井の場合が多くあります

そして、この斜めの部分というのは、本来断熱材を詰めるなのです

もちろん、ロフトのある物件であっても屋根の下には断熱材が敷かれているのですが、ロフトのない物件は、屋根→断熱材→空間→壁→居室、と断熱材と壁の間に空間が入る事になります

この空間が、さらに断熱効果をもたらします

北海道などの寒い地域の玄関が2重ドアになっているのと同じ理屈で、過酷な環境と壁一枚を隔てているだけでは温度というのは案外伝達する物なので、間に空間を入れるのは適温で過ごすためにはかなり有用な手段と言えます

ところが、ロフトというのは、その空間を有効な空間として演出する為に取っ払っているので、温度管理がかなりシビアに成らざるを得ません

物理の問題として熱い空気は上へ冷たい空気は下へと行く傾向がありますが、エアコンなどで部屋全体を適温にしようとすると、余計な電気代がかかる事になります

冬場は特に暖かい空気がロフトの方にばかり行くのでさらに余計に電気代がかかります

対して使いもしない物置空間を快適な温度にする為に電気代を余計に支払うのは大変もったいない事かと思います

 

次に、梯子問題です

ロフト付き物件はこの様にロフトへ行くための梯子が必ず存在しています

この梯子が意外に邪魔なのです

梯子は大体付けっぱなしにする事が多いですから、当然、窓やクローゼットの前には設置できません

そうすると壁側に設置する訳ですが、この梯子があるせいでパソコンデスクや本棚やテレビ台などを設置する時に配置に苦労します

かといって、梯子を外しておくのも、その梯子をどこに保管しておくのかでまた新たな問題が発生します

賃貸でしたら勝手に処分する訳にも行きませんし、下階で保管するのであればサイズが大きい為、非常に邪魔です

 

以上の理由からロフト付き物件は選ばない方がベターかと思います

というお話でした