初めまして
melloと申します
今回のテーマは『蛙化現象について』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
物語の登場人物の様な、命の通わない存在に対して思うべき感情である
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は昨年の流行語大賞になった蛙化現象についてです
大本の蛙化現象の意味自体は、好意を抱いていた人物がこちらに好意を向けてきたら、とたんに気持ち悪く感じるという現象みたいです
そこから派生して、『好きな相手が見せた、ふとした行動』に相手への恋情が冷めるという意味にも用いられる事があるそうです
派生先の意味合いとしては以前の記事にも書きましたが、相手の本質が見えていなかった、或いは自分に人を見る目が無かっただけと言えます
で、大本の方の意味ですが、こちらはおそらく、オタクの処女信仰に近いのではないか？と考えます
恋愛の感情が無かった人物に対して好意を抱いたけれど、実際に相手がこちらに恋愛の好意を抱いたという事は、『恋愛の感情の無い人物』ではなくなる為、気持ち悪く感じるのではないでしょうか
蛙化現象というのは、主に女性に発現するものという事らしいので、蛙化現象などという尤もらしい言葉を新しく作った様ですが、意味合いとしては処女を神聖視しているオタクと変わりありません
私は以前の記事で、性癖に名前がついているだけであり異常ではないという事を書きました
蛙化現象についても同じ事が言えます
自分に好意を向ける人物に気持ち悪いと考える事自体はある事でしょうから普通なのです
ですが、これを大きく取り上げ、あたかも『新しい性癖』と声高に喧伝しているのはどうかと思います
オタクが声高に「処女以外の女は全員売女」と言い回っていたらどう見えるでしょうか？
大体の女性は気持ち悪く思うでしょうし、中には激高する女性も居るでしょう
蛙化現象という名前が付いたからと言って、男性が同じように感じないという事はないのです
名前が変わっただけで感じ方が変わるのは、物事の本質が見えていない証拠と言えます
まとめると、蛙化現象は処女信仰と精神的には同義であるし、あまり人に言いふらす様な物ではありません
蛙化現象や処女信仰は、物語の登場人物の様な、命の通わない存在に対して思うべき感情である
というお話でした
