楽天証券が再度投信保有ポイント制度を始めるらしいが…

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『楽天証券の投信保有ポイント』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

ポイントに振り回されるな、ポイントはあくまでオマケである

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は楽天証券が10月27日に発表しました『投信保有ポイント制度の復活』についてです

本お知らせには、以前の記事にてご紹介した新規投資信託である『楽天S&P500』と『楽天オルカン』の2個の投資信託のみが対象です

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それぞれ、おおよそ当該投資信託の信託報酬の約3分の1程度を還元するという事です

信託報酬の3分の1という事は、楽天証券の取り分は基本的に0です(残りは運用会社と信託銀行に取られる)

ただ、運用元の『楽天投信投資顧問』の取り分は確保されているのでそれで良しとしたという事でしょう

さらには、2024年から始まる新NISAをSBIやマネックスに開設されたら、落ち目の楽天証券は復活できないであろうと考えた末かと思われます

私は元々、上記の引用記事の中に書きましたが、個人的な好みとしてSBIとマネックスが嫌いなので新NISAも楽天で開設するつもりでしたし、本発表がされた後もその考えは変わりません

が、どうせなら稼ぎ頭である楽天投信投資顧問投資信託商品は全て対応とかにして欲しかったですね

私のメインの投資先である楽天VTIは対象ではありませんでした

ここで、「投信保有ポイント付与」さらには「信託報酬引き下げ」を発表できたら大きな話題になったと思う事を考えたら、惜しい事をしたなと思う次第です

しかし、長期のインデックス投資を志す物としては、投信保有ポイントなどで得られる利益などは行動に移すほどのインパクトはありません

もともと、『ポイントなどおまけだ』という意思がなければなりません

こういった証券会社のキャンペーンや逐一出てくる新情報に踊らされて投資方針をころころ変えていては、やっている事はタイミング投資と変わりません

タイミング投資に手を出したのなら少しくらいレバレッジを…とか

少しくらいポートフォリオを変えても…とか

余計な事を考え出してしまいます

有名な画像ですが、こちらが真実です

レバレッジ投信を勧める投資インフルエンサーの言葉に乗せられて、レバレッジを始めた人は夜に眠れているでしょうか?

投資に於いてはストレスを取り除く事が肝要です

本来の値動きの2倍も3倍も動かれたら心がザワついて当然です

なので本人も『鬼ホールド』だの『魔神ホールド』だの、自分に言い聞かせるように自分を騙し騙し、毎日を過ごす事になるのです

やっている事はただのバイアンドホールドなのですが、レバレッジをするとなれば、こんな言葉遊びを駆使しないと正気ではいられないようです

亡くなった後も、もしくは運用を忘れてしまっていても、成績の上位に行く為には伝統的なインデックスファンドに入金してホールドするだけ

こんな簡単な事で上位の成績に行ける事が証明されているのに、0.03%のポイントが貰えるかもしれないというだけでフラフラしているのでは、上位に行けるはずもありません

私はこの信念の元、今後も楽天VTIに投資し続け、生活防衛費が許す限りホールドし続けたいと考えます

楽天VTIがポイント付与対象になるかも…とか

信託報酬が引き下げられるかも…などといった甘い考えは捨てましょう

そして、安心してホールドし続けられるかは、貴方が納得し、安心できる投資対象を選ぶ事で決まります

米国一極集中が気になるのであれば、全世界に分散するべきですし、全世界に分散するコストが気になるのであれば米国でもかまいません(現状は全世界より米国集中投資の方がコストが高いという逆転現象が起こっていますが、近い将来是正されるでしょう)

私のブログの最初期の記事にて商品の選び方を書いていますが、根本的な所は未だ変わりません

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インデックス投資のただ一つのルールは『長期・分散・低コスト』です

逆に言えばこれさえ守っていれば、投資成績の上位数%になれる事は証明されています

付属する余計な物を求めてしまっては、余計な物がついてくるのです

投資の本懐は『金を増やせるか否か』です

楽天ポイントが欲しいのなら大人しく、楽天モバイルで契約した楽天miniで楽天市場アプリを使って楽天カードで買い物をすればいいのです

何事も初志貫徹が大事です

ポイントに振り回されてはいけません、ポイントはあくまでオマケです

というお話でした