新NISAの最も正しい使い方

初めまして

melloと申します

 

今回は来年(2024年)より始まる新NISAについてです

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

対象指数を選び、最もコストの安い商品を一日でも早く1円でも多く購入する

満額の1800万円に達した後は、生活費に困窮するまで手を付けない

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は新NISAについてです

といっても目新しい事は特にありません

NISAというのはつまりは非課税枠の事ですから、特定口座で行う株式取引と考え方は同じです

ただ、政府が用意した枠には限りがあるので埋めてしまった後は特定口座を利用する他ありません

その枠を埋めきる為の正しい使い方のご紹介になります

 

以前ご紹介した通り、投資対象を選びます

melloblog.hatenadiary.com

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私は、『長期・分散・低コスト』の観点からVT(FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス)かVTI(CRSP US トータル・マーケット・インデックス)を選ぶべきと考えます

つまりは、投資信託で言えば

楽天VT

楽天VTI

SBI VT

SBI VTI

の4っつから一つを選びます

っと言っても、個人的には、楽天VTは指数に沿う事をやめたので選ぶべきではありませんし、手数料の引き下げ期待からeMAXIS Slimシリーズから選びたい人は

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

から選んでも構いません

 

投資対象を一つ選んだら、銀行口座と証券口座の金額がちょうど同じになる様に振り分けます

ここの資金の振り分け方も人によって、まちまちで構いません

ただし、バフェットの師であるグレアム氏によれば

現金と株式の振り分けは

現金25%株式75%~現金75%株式25%の範囲に収めるべしとの事なので

個人的には半々でちょうど良いと思われます

 

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さらには、クレジットカード投資を駆使すれば、簡単にドルコスト平均法を実現する事が可能です

上記の通り、今ある資金を振り分けた後は

毎月100円~50000円の範囲でクレジットカード引き落としにて積立投資を行います

 

毎月のお給料が20万円の場合

毎月5万円を積立投資

毎月5万円を銀行預金

毎月10万円で生活費を賄う

 

という生活を行います

 

月に生活費が10万円では足りないという場合は

毎月4万円を積立投資

毎月4万円を銀行預金

毎月12万円で生活費を賄う

 

といった具合に柔軟に対応しましょう

 

新NISAには上限があります

その額は1800万円です

詳しくは、成長投資枠(一括投資枠)が1200万円、積立投資枠が600万円であり

積立投資枠に関しては、年に120万円(月に10万円)までしか入金できません

つまりは月に10万円までで、すべて埋めるのに最低でも5年かかる計算です

だいたいの人は1800万円も株式投資をしていれば、老後生活には十分かと思います(私のやり方では預金も十二分にあるはずですのでさらに余裕があります)

 

インデックス投資を行う以上、一日でも早く、1円でも多く、投資信託を購入する事こそが一番の正解であり正攻法です

世界情勢・世界経済の動向によって、最初に選んだ商品が間違っていたかもしれないというような疑念を持つ日が来るかもしれませんが、インデックス投資に大間違いはありません

それよりも、摩擦コスト(売買時の手数料や税金)や相場の上下の読み違い等による多大なロスを生まない事こそが肝要です

例えば、楽天VTIではなくSBI VTIを選んでおけば良かったと後悔し、途中で買い替えを行おうとしたり

楽天VTIではなくeMAXIS Slim S&P500を選んでおけば良かったと後悔し、途中で買い替えを行おうとしたり

このような場合は、十中八九乗り換えた場合は損をします

摩擦コストに関しては購入対象が投資信託である場合はNISA口座内で取引を行う限りはかかりませんが、それでも相場の読みが必要になります

相場の読みとは即ちアクティブ取引になります(タイミング投資とも言います)

インデックス投資を志向しておきながらアクティブ投資を行うのは行動があべこべです

 

さて、最後に投資信託ETFかというお話です

これは間違いなく投資信託が良いです

NISAはその性質上、入金金額で枠を決めています

1800万円という上限はその購入金額なのです

つまり、ETFから出る配当金(分配金)の再投資時に不利になります

投資信託は配当金を出さない物が多いです(NISAにて投資できる投資信託は全て)、配当金は全て投資信託内で再投資され、基準価格の上昇という形で還元されます

NISAは入金金額で上限がありますので、含み益がいくらになろうと関係がありません

 

つまりはNISAの枠を余す所なく全て使い切るのであれば、選択肢は限られてくるのです

 

私の使い方は

 

成長投資枠にて、全資産の半分で楽天VTIを一括購入する

積立投資枠にて、楽天VTIをクレジットカード投資と並行して5万円ずつ、合計10万円を毎月購入する

できるだけ5年程度で満額の1800万円の枠を埋めきる

その後も特定口座にて、現金50%株式50%の振り分けを守りつつ、追加投資を継続する

現金不足に陥った場合は、特定口座から解約していく

 

となります

ただしこれはあくまで、私のやり方なので真似しなくて良いです