個人投資家が買うべき投資商品は3種類しかない 前編

初めまして

melloと申します

 

今回は、タイトルにもある通り『個人投資家が買うべき投資商品』について書こうと思います

 

結果だけ知りたい方向けに先に結論を書かせて頂きます

VT・VTI・BRKです

内容が気になった方は引き続き御覧下さい

 

 

 

 

 

 

 

この図は、かの有名な『ジェレミー・シーゲル教授』が調べ、書かれたものです

 

Stocks 株式

Bonds 長期国債

Bills 短期国債

Gold 金(ゴールド)

Dollar お金(マネー)

 

となります

ちなみに、シーゲル教授はアメリカ人ですので、これらの金融資産はすべてアメリカでの商品で調べた結果になります

 

さて、図を見れば一目瞭然ですが、金融資産として株式が最もリターンが高いことが見て取れます

そしてそれは単年の話ではなく、超長期(約200年間)での結果です

 

つまり、資産を置いておく場所として株式が最も良いということがお分かりかと思います

 

 

次なる疑問として、株式に投資するのは分かったが、では銘柄は何に投資すれば良いのか?

という疑問が沸いてきます

しかし、現代では既に答えは出ているのです

 

そもそも、上記の図の株式はインデックス投資を行い、配当を再投資した場合になります

つまり上記の図通りのリターンが欲しければインデックス投資をするべきなのです

 

 

そこで、インデックス投資の生みの親、ジャック・ボーグル氏の創立した投資会社

バンガード社の登場です

 

バンガードの、延いてはジャック・ボーグル氏の意志を共有している

バンガードジャパンから生まれた言葉があります

『長期・分散・低コスト』です

 

皆さんどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?

そしてそれは少し違っているのではないでしょうか?

 

そうです

『長期・積立・分散』ですね

 

この言葉は金融庁が積み立てNISAを宣伝する為に、バンガードジャパンの言葉を引用し

自分に都合のいい言葉に置き換えた言葉です

 

 

翻ってバンガードジャパンの言葉の意味を考えます

つまり、インデックス投資をするにあたっては

 

長期 投資する期間が長ければ長い程良い

分散 投資する銘柄は分散が効いていれば効いている程良い

低コスト コストは低ければ低い程良い

 

ということになります

 

そこで、タイトルに戻ります

では個人投資家が買うべき投資商品とは何か?

 

答えは

VT・VTI・BRKとなります

これらはすべて米国株です

 

VTとは全世界の株式に時価総額加重平均で投資します

VTIとは全米の株式に時価総額加重平均で投資します

BRKとは世界一の投資家 ウォーレンバフェットの会社

 

です

 

インデックス投資に納得し、投資する気があるならVTかVTIです

インデックス投資なんてやりたくないと思うならBRKです

 

ではインデックス投資の話をするのでBRKの事は置いておいて

VTとVTIの話をします

 

VT

銘柄数 約9000社

コスト 0.07%

リターン 5年リターン約+30%

 

VTI

銘柄数 約4000社

コスト 0.03%

リターン 5年リターン約+50%

 

上記のバンガードジャパンの言葉を引用しつつ比較します

 

長期 投資家の心持ち次第なので引き分け

分散 約9000社の、そして米国外への投資も分散と考えるとVTの勝利

低コスト 0.03%のVTIの勝利

 

こう見ると両者は引き分けとなります

ちなみに有名なインデックス商品としてVOOというのもあります

こちらは米国の、とある格付け会社が認めた優良500社を集めた商品となります

 

VOO

銘柄数 約500社

コスト 0.03%

リターン 5年リターン約+55%

 

となります

 

先ほどの比較に照らしてみると

 

長期 投資家の心持ち次第なので引き分け

分散 1位 VT(9000社) 2位 VTI(4000社) 3位 VOO(500社)

低コスト 同率1位 VTI・VOO(0.03%) 3位 VT(0.07%)

 

となります

みて分かりますようにVOOには良い所はありません

しかし、人気な理由はリターンに他なりません

 

リターン

VT+30%

VTI+50%

VOO+55%

 

リターンだけを見るとVOOの方が優秀です

しかし、リターンとはその時々の時流によって変わります

なんならQQQという100社しか分散が効いていないもののリターンは+100%です

 

「分散が効いていなくともリターンが高いならそれで良いじゃないか」

 

そう思った貴方はインデックス投資には向いていないかもしれません

なぜならその考えを突き詰めると

「分散なんて要らない。1社に全力投資、しかもレバレッジも効かせて…」

 

という風にエスカレートしてしまうからです

こういう投資方法はインデックス投資とは対極にあるアクティブ投資と言われています

 

そして、アクティブ投資をするのであれば

アクティブ投資で世界一の投資家であるウォーレン・バフェットに勝てるので無ければ

BRK、つまりウォーレンバフェットにお金を預けた方が良いということになります

 

貴方がもし、ウォーレンバフェットに投資で勝てると思うのであれば

ぜひアクティブ投資を行ってください

そしてできれば、投資会社を設立し、東証に上場をなさって下さい

そうすれば私の考える『個人投資家が買うべき投資商品の3種類』に

BRKを追い出してでも入れさせて頂きます