インバウンドに力を入れるというのはつまり、自国で経済を成立できていないという事

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『インバウンド』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

円安だからと外国人が来日してくれている事に味を占めて、自国内での経済成長を蔑ろにして良い訳ではありません

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は円安に伴い賑わいを見せているインバウンドについてです

昨今は、他通貨に比べて格段の通貨安を見せている円のおかげで、外国人観光客が増えています

そもそも、観光という物はその土地自体に魅力が無いと成立しません

外国人観光客数ランキングで何年も連続で一位のフランスは、歴史も古い為に歴史的建築物や宗教建築、及び戦争などの足跡や美術品なども数多く存在しており、食事も美味い物が多いと、観光先として最適な国です

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私自身は、以前の記事でも書いています通り、基本的には旅行や観光という趣味は建設的ではないと考えています

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生産的な物ではなく、あくまで個人の楽しみや趣味として存在している物と理解しております

であるならば、私も元ジャンヌダルクガチ勢として

一度はジャンヌが生まれ育ったフランスのドンレミ村や、シャルル7世が戴冠したランスのノートルダム大聖堂や、ジャンヌの二つ名であるオルレアンの乙女の名前の元になったサン・ルー砦などを見に行きたいという欲求はあります

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ですが、実際問題、観光・旅行という行為は、自分自身の経済的余裕と時間的余裕が有って初めて出来るコスパの悪い趣味と言えます

 

つまり、観光というのは、訪れる外国人にとって魅力的な国・場所でなければなりません

日本という国は、歴史は古く、世界的に見ても特異な建築物・民族が住む場所として、世界中から魅力的に思って貰っています

観光立国として成立できるだけのポテンシャルはあると考えられます

ただし、日本の国内には、日本人向けの環境しかありませんし、外国人が来訪する事を想定していない場所が数多くあります

また、日本は家主が空き巣を撃退したら過剰防衛として損害賠償を請求されたりするくらい『悪意を持った』人物に対する法律も整っておりません

外国人の中には、日本の歴史や文化や伝統を理解せぬまま来日して、犯罪(本人に悪気が無い場合もある)を犯して帰国する人間も居ます

 

そもそも、国策として『観光に力を入れる』という事はつまり、自国内で経済を回す事が出来ないと吐露している事とも言えます

自国内で経済が回るのであれば、わざわざ観光で外国から人を呼んで持て成して外貨を稼ぐ理由は無いからです

わざわざ外国から人を呼ぶリスクを自ら犯すのは愚の骨頂と言えます

日本に来日してくれる人が『良い人』ばかりとは限りませんから

自国内にて好景気であったバブル期なんてほとんど外国人観光客に頼った経済ではありませんでした

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日本はGDP世界4位(昨年ドイツに抜かれた)と先進国面をしていますが、実態としては新興国とされる外国にすら「日本は安い」という印象を持たれているのです

円安だからと外国人が来日してくれている事に味を占めて、自国内での経済成長を蔑ろにして良い訳ではありません

というお話でした