私が宗教について否定的になれないのは、私の中にジャンヌダルクが居るから

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『ジャンヌダルク』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

何を信じ、何を好み、何に命を燃やすのか

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はジャンヌダルクについてです

私は元、ジャンヌダルクガチ勢です

janne da arcというロックバンドも名前から好きになった程です

因みに、jannne da arcというロックバンドの名前の由来は、漫画『新デビルマン』からの引用であり、フランスのジャンヌダルクとは関係が無いようです

そもそも、フランスのジャンヌダルクのフランス語のスペルはjeanne d'Arcと書きます

英語を多用するロックバンドであり、英語が強い学校出身であるyasu(janne da arcのボーカル)が知らないはずが無く、意図して違うスペルにしていると思われます

 

さて、ここからはフランスに実在したジャンヌダルクについて書いていきます

ジャンヌダルクは1412年頃、フランスの東部ドンレミと言う片田舎に生まれ育ちます

因みに、このドンレミという町は現在ではドンレミ・ラ・ピュセルと名前を変えて、観光地化しております

ラ・ピュセルというのは奇跡という意味合いで、明らかにジャンヌダルクの影響で名前が変わった物と思われます

フランスの英雄、オルレアンの乙女、と日本では大人気な彼女ではありますが、世界的に見ればそれほど有名ではありません(当事者であるフランスやイギリスでは知られていますが)

日本人がジャンヌダルクを好むのは、その国民性から来るものが大きいと思われます

判官贔屓という言葉があります

簡単に言うと、弱者に対する同情や哀惜の事であり、負けた側、もしくは劣勢の側に味方したくなる感情の事です

日本人には特にこの傾向が強い国民性と言えます

ジャンヌダルクは、本人曰く、処刑された時に19歳(くらい)と発言しております

13.4歳で「国を救う為」に立ち上がり、数々の戦場に於いて常に最前線に立ち、勝ち抜いた彼女を日本人は尊く思います

また、彼女は20歳になるまで自分は生きられないだろうという事を予見して町(ドンレミ)を出発しています

つまり、あと5~6年程度で自分が死ぬ事が分かっていながら運命に身を委ねたという事になります

 

これほど日本人の心を打つ海外の英雄は少ないと思います

だからこそ、日本に於いて彼女の名声は留まる事を知らず、多くの作品に登場したりオマージュが作られ、今でも愛されているのです

私も例外では無く、ガチ勢であった昔は『ジャンヌダルク』と名が付く物は片っ端から読み・視聴し・プレイ(ゲームなど)しました

女優である、堀北真希有村架純や主演の舞台「ジャンヌ・ダルク」もそれぞれ一回ずつ見ましたし、DVDも購入しました(清原果耶主演のジャンヌ・ダルクは存在を知らなくて見れませんでした)

今現在は、以前ほどのガチ勢と呼べる程の熱量では無くなりました

それは、私自身の金銭感覚の変化と、『ジャンヌダルク』という商標を使っての商売と言うものに少し嫌気がさして来たからです

簡単に言うと、安易に「ジャンヌダルクって言っとけば儲かるだろう」と考えている様に思えてきたからです

堀北真希有村架純主演の舞台にお金を払った事、そのDVDを購入した事、その他ジャンヌダルク製品にお金を払った事、そのものに後悔はありません

好きなものにお金を払う事は良い事だと思うからです

今でも、ジャンヌダルクが好きかと聞かれれば好きと答えます

ですが、以前の様に『ジャンヌダルク』と聞けば、無尽蔵にお金を支払う様な事は無くなったというだけです

私自身が宗教に否定的になれないのは、私の中にジャンヌダルクが居るからという点が強いと思います

ジャンヌダルクが、神を信じ、王太子シャルルをランスにて戴冠させるという目標に命を燃やした様に

私自身が、何を信じ、何を好み、何に命を燃やすのかは、私自身が決めねばなりません

というお話でした