システムは完璧、欠陥が有るのは人間だ。いつもそうだ

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『完璧なシステム』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

完璧なシステムは稀有だし、そのシステムの運用者にはもっと欠陥がある

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は完ぺきなシステムについてです

私は以前、株式投資に関しても完璧なシステムを生み出したにしても人の手が入る以上完璧ではあり得ない

という旨の記事を書きました

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当該記事に於いては、『全世界』に『時価総額加重平均』で分散投資するのが最も効率的なポートフォリオであるという前提に立った時、『全世界』に含まれる国は運営者によって恣意的に操作されてしまう(ロシア・ウクライナ戦争を契機に経済制裁としてロシアの株式を排除した)というお話です

この考えは、何も株式投資にだけ言える事ではありません

凡そ考え付く全ての事柄にあると言えます

何故なら、システムには運営者が居て、その運営者は人間です

人間である以上、ミスや欲とは無縁では居られないからです

また、『人』を完全に排除したにしても、短期間の間であれば問題無く運転出来るとしても、超長期という期間になると破綻する物もあります

自然界で言うと『閏』の概念もそうかもしれません(日付や閏の概念は人間が作りましたが)

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私たちが普通に生活している上で、不変の物だと思っている日付に関しても、厳密に言えば一日あたり0.002秒ずつズレているので、まさしく超長期間で考えれば季節感は破綻する事になります

 

私が大好きな映画『マイノリティ・リポート』からセリフを引用させて頂きます

「システムは完璧、欠陥が有るのは人間だ。いつもそうだ」

これは物語の序盤、コリン・ファレル演じるダニー・ウィットワーが、犯罪予知システムについてケチをつけるシーンのセリフです

私は当映画が大好きで、若い頃から何度も何度も繰り返し見ました

なので私の中でトム・クルーズ映画と聞かれて一番初めに出てくるのは、ミッション・インポッシブルでもなくトップガンでもなくラストサムライでもなく、マイノリティ・リポートです

そして、このマイノリティ・リポートの、ダニー・ウィットワーのセリフはいつも私の心の中にあります

 

『完璧なシステムだ』として売り出されている物は、まず疑いますし、完璧なシステムの存在は稀有だという前提で考えて、さらにそのシステムの運営者にはもっと深刻な欠陥があると常に考えています

というお話でした