名に恥じぬ生き方という考え方

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『無敵の人を作らない社会』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

個人の権利を過剰に守ろうとする限り無敵の人は生み出され続けていく

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は無敵の人を作らない方法についてです

無敵の人とはという事についてはwikiを参照します

ja.wikipedia.org

wikiによると、犯罪を犯す事に対するデメリットは人によってその影響力が違う為、デメリットの極端に薄い人には犯罪を犯す事に抑止力が働かないのではないかという事の様です

wikiにもある通り、この『無敵の人』というスラングは『黒子のバスケ脅迫事件』の犯人が自身の事を無敵の人と供述した事で一般化しました

私は以前から、一人世帯や少人数世帯が日本に於けるガンであるという主張をしています

melloblog.hatenadiary.com

家族との繋がり、会社との繋がり、友人との繋がり、そういった物の無い孤独な人間が自分の中だけで考えが発展し凝り固まり、凶行に踏み切ります

 

ところで、昔の日本には豪族・華族という制度がありましたね

戦国時代に於いては、何世代にも渡って大名家にお仕えする家系も数多く存在します

今の日本よりも荒れていた世界に生きた人達が大事にした考えが『家制度』です

これが所謂『日本は恥の文化』と言われる所以かと思われます

確かに、世界が荒れようが平穏であろうが社会には成功者も居れば敗北者も居ますし、優秀な人も居れば不出来な人も存在します

では、今よりも明らかに荒れていた時代である戦国時代では、そういった不出来な人はどの様に生きたのか?

大名が新しく人材を登用する時、仕官希望者の家名を確認します

どこかの親戚筋に推挙された浪人者なのであれば、その時点で何処の馬の骨か分からない人物よりは信頼されます

それは推挙人の貢献度・忠誠度による加算点です

もし、その親戚筋に謀反者が居た場合は減算点です

という事で、本人だけの評価ではなく、家全体の評価がモノを言う世界なのです

もちろん家長からすれば、不出来な息子であっても仕官先に不義理を働くような事はあってはなりませんから、適性の有る物しか推挙したくはありません

なので息子の生き方に真面目に向き合います

『個人の自由だから』などとほったらかしにしたりはしません

罷り間違っても、敵国に仕官する様な事があってはなりませんから

出家させるなりして、生き方を指し示す事でしょう

そこに現代の『自由』は存在しません

ですが、必ず『居場所』は提供されます

居場所があれば、人はそこまで大きく狂う事は無いのです

個人の自由や権利を過剰に尊重し過ぎるのは、道を失った人間からしたら苦痛です

『自分はどうやって生きていけば良いのか分からない』と感じる人は思いの外多く居るのです

だからこそ世界に宗教は存在していますし、多くの信者が居るのです

効率等を盲目的に信奉し、機械的に生きるのが最上であるとするのは危険思想であると言えます

というお話でした