初めまして
melloと申します
今回は政治的テーマです
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
日本が抱えている社会問題のほとんどは核家族が原因である
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は政治的テーマです
興味の無い方は見ていただくても結構です
現代社会に蔓延る社会問題…皆さんはいくつ思いつくでしょうか?
少子高齢化・空き家問題・インフラ老朽化問題・買い物難民問題・自殺問題・貧困問題・未婚化問題・ワーキングプア問題…
簡単に挙げるだけでもたくさん存在しています
私はこれらの問題の原因は核家族化にあると考えています
wikiより引用
核家族とは
核家族とは社会における家族の形態の一つ。拡大家族、大家族、複合家族と対になる表現である。
米国の人類学者であるジョージ・マードックが人類に普遍的ですべての家族の基礎的な単位という意味で用い始めたnuclear familyという用語の和訳であり、夫婦や親子だけで構成される家族のことである。
なお、核家族は親族世帯の一形態であり、一人暮らしである単身世帯とは区別される。
引用終わり
つまり、簡単に言うと、親と同居しない夫婦という事になります
単純に「核家族が悪い」という訳ではありません
成人したら親元を離れる、というのが一般風潮として浸透しているのが問題なのです
例えば、上記の社会問題の『ワーキングプア問題』ですが
もちろん、企業が従業員に正当な報酬を支払っていない現状も悪いのですが、実家に住んでいる場合はどうでしょう?
家賃、水道、光熱費、通信費、食費、被服費、等々は一人暮らしと実家住みでかかるお金は段違いですから、一人暮らしでワーキングプアな人は実家へ帰れば問題解決です(そもそも一人世帯は複合家族と比べ一人当たりの生活費はかなり割高になります)
ではなぜ実家に帰らないのか?
親と折り合いが悪く一緒に住む事に多大なストレスがかかるという人を除けば基本的には見栄や世間体です
理で考えれば実家に長く住む事は不利益を打ち負かす利益が大いにある事は明白です
親と仲が悪いから実家には帰りたくないけどワーキングプアだから国が助けろ、は都合が良すぎます
空き家問題やインフラ老朽化問題は、そもそも本来必要のない家や生活インフラを、国民を風潮に乗せて大きく一人世帯を増やしたいがために作り過ぎたものですので、廃棄して然るべきものです(一人世帯が増えれば消費が増えますので、税収も増えます)
本来問題にすらなりません
両親と同居する夫婦と子供という三世帯家族は色々と便利です
祖父・祖母・夫・妻・子(何人でも可)という世帯であれば上記の大体の問題は回避できます
現代社会に於いて、夫婦は共働きである事が多いです
昔は夫はフルタイム、妻はパートタイムで働くことが多かったですが
現代では、夫と妻、二人ともフルタイムで働くことが当たり前になっています
そうなると、夫婦の時間も少なく、当然子供も作りづらい環境です
子供が出来たとしても、子供と関わってあげられる時間が少なく、夫も妻も早々に職場復帰(夫はそもそも育児休暇を取らない事が多い)してしまい、子供は一人寂しい思いをします
これが、両親と同居している夫婦であればどうでしょう?
上記でもカッコ書きの中で書いていますが、基本的に複合家族では、人数が増えれば増えるほど一人当たりの生活費は少なく済みます
なので、核家族に比べて、一人当たりの消費額は下がります
それと同時に、祖父・祖母が二人とも仕事を持っているのであれば、家政婦やお手伝いを雇う余裕もあるでしょうし、一人でも主婦(夫)をする人が居れば、常に子供を面倒を見る人が出来ます
ここで重要なのは、変化に柔軟に対応できるという事です
4人が働いていて、その内の一人、例えば夫がリストラに遭い失業したとしましょう
普通の核家族で妻がパートタイムでしか働いていない、或いは専業主婦であった場合は明日からの生活に困窮します
失業保険の受給や貯金の切り崩しで時を稼いでいる間に臨んだ職場に再就職できれば良いですが、だいたいは金が減っていく恐怖から多少の条件が未達であっても捻じ曲げて就職し、毎日後悔と疲弊を繰り返す事になるのがオチです
しかし、上記の様に他の3人が働いている場合は、短期的には金銭的に困窮する事はありませんので、ゆっくりと自分が望む職場を探す事が可能です
また、その間は子供と一緒の時間を過ごす事ができます
子供の小学校入学に際しランドセルを買ってくれる祖父母という構図も、そんなわざわざシーズン毎の援助ではなく、毎日の助け合いの中の一幕となるでしょう
子供が欲しいけど、夫婦共にフルタイムの仕事で忙しくて時間がないという場合も
祖父母が助けになるかもしれません
週末は夫婦の時間を作ってあげる等の配慮をしてあげれば、夫婦の仲も深まり、子作りの時間も確保されるでしょう
高額な不妊治療の料金も両親と同居する事で浮いた費用で支払う事も可能です
そして、一番重要なのが自殺問題の解決にも一役買うのではないかという事です
自殺に至るまでの悩みに一括して「こうしたら解決」等と言うつもりはありません
ただ、家に誰かが居る、一緒に居てくれる、話をちゃんと聞いてくれる、という存在は案外大きいものです
上記の例全てに言えますが、家に多くの人がいる事は、その家族の余裕に繋がります
余裕とは金銭的にも精神的にも言えます