初めまして
melloと申します
今回は自身を変えるという事の難しさというお話です
結果だけ知りたい方向けに先に結論を書かせて頂きます
幼少期の人格形成はその後の人生の全てを左右する
内容が気になった方は引き続きご覧ください
今回のテーマは、自分を変える事の難しさです
『三つ子の魂百まで』という諺があります
3歳までに癖付いた事は100歳まで変わらないという意味です
まぁ、諺ですから多少オーバーな部分があるとは感じますが、意味合い的には同意します
以前の記事でも言及しましたが私は学生時代からずっとイジメにあって来ました
それは、幼少期にイジメられる要因を自身に作ってしまい、そのムーブを変えられないからなのかもしれません(自分以外の人間なんて基本同じ思考回路を持つ人間だろうという私の驕りもあるかもしれませんが(哲学的ゾンビ))
とにかく、私は人にイジメられる要因があり、その魂は100歳になるまで変えられないのかもしれませんという事です
これは、私だけに限った話ではなく、例えば薬物依存者
薬物には、当該薬物に依存する成分が含まれているので、使用する人間がどんな人間であろうと依存させる事ができ、身体に多大なダメージが発生するからという理由で法律で禁止されています
他には、万引き中毒
商品を買うお金は持っているのにも関わらず、盗んでしまう心の病気です
これも最初期の数回の成功体験を基に、何度捕まっても繰り返してしまうという習慣が付いてしまった例です
さて、これらは実際に法律に違反しているので、発見次第捕まって事件回数という数字としてカウントされる為、増大減少が目に見えて分かります
ただし、法律に違反しない事に関しては増減を誰も数えていないので増えているのか減っているのか分かりません
例えば上記の私の例を再度引っ張り出すと、全国で行われている『イジメ』の件数というのは増減が分かりません
『イジメ』というのはその性質上、表面化し辛く(イジメを受ける側の心次第・対応次第で決まるので)国や警察が把握している数字というのはあくまで第三者が介入した数字に過ぎません
そのままイジメを受け続けて、心が壊れる人も入れば、耐え続ける人も居るし、気にしない人も居ます
数字は第三者が介入した場合と心が壊れた場合しか数えられないので、実態は把握出来ないのです
漫画『DEATH NOTE』にて、魅上照の回想シーンにて何気なく書かれています
『自分の正義を証明していった しかし それができたのは小学校まで中学校になると照が正義を死守する事は難しくなっていく』
これは、人が年を重ねるほど、自身の資質を変えることが難しい事を言っています
イジメの加害者というのは、状況が悪くなればほんの一時期は鳴りを潜めますが、状況が変わればまたイジメをしたいという欲から再度イジメの加害者になります
根本的に、イジメの加害者というのは『イジメをしたい人間』であるので、イジメをできる状況になれば、何度でも繰り返し行うのです
そして、現状、それは法律違反ではありませんので、根本的に根絶する事は不可能なのです
海外に目を移すと、フランスでは学校でのイジメに対して厳罰化を行いました
加害者には最大、禁錮10年という厳しい措置を科します
これが上記でいう『第三者の介入』です
イジメを法律違反とする事により、第三者が介入し易くしているのです
実際問題、学校でのイジメという事なので、加害者は10代の若者です
自身の10代の子供に前科を背負わせる事になるかもしれないとなれば、親としても自身の子供に対して真面目に「イジメをしてはいけない」と躾ける気になるでしょう
そうやって、子供に躾ける年齢が若ければ若いほど、子供も変われる(イジメ気質の子がイジメ無い子になる)可能性も上がるでしょう
私の肌感ではありますが『20歳を超えた人間は自身を何一つ変える事など出来ない』と考えます
0歳~10歳 努力をすればある程度変える事が出来る
10歳~20歳 相当な努力をかけて、漸く一つ位なら変えられるかもしれない
20歳~30歳 今後の人生の全てかけて、変えようとしても万が一程度しか変えられない
30歳~ 無理
と考えています
頑固爺というイメージがあります
これは『爺』というくらいですから、ご年配の方と思います
上記の私の感覚を基にすれば、これは当たり前です
「今までこうやってやってきた。だから今後もこうやる」
という意識は変える事ができないという事です
よくエピソードとして、「昔は不良だったけど、今は真面目になりました」という話を聞きます
しかし、それは私から言わせれば無理をしているだけです
多大なストレスを与えれば他の人より容易に暴発するはずです
結局、自身の気質は幼い頃に両親にどの様に育てられたかに起因します
遺伝もあるのでしょうが、幼い頃に虐待やネグレクトや過干渉を受ければそういった歪んだ人格が形成されていきます
そういった面から考えても、両親と住むというのはリスクヘッジになりやすいと考えます
幼少期の子供の面倒を見るのは未だに母親で一人である事が多いです
でも、お母さん一人で見れる面倒には限りがあります
幼い子供が二人居れば物理的にも不可能です
幼少期の子供にこそ大切に育ててあげないといけないと考えれば、現状はあまりに不遇であると言わざるを得ません