初めまして
melloと申します
今回のテーマは『子供に罪はない』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
罪は無いが咎は受ける
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は子供に罪は無いという考え方についてです
まず最初に、基本的に、この考え方は嫌いです
なぜ嫌いなのかと言うと、この言葉を吐く人間が、子供の事を(つまりは弱者の事を)見ている味方ですよという良いカッコしいのポジショントークに思えるからです
この問題は端的に言うと、親の犯した罪によって、その子供が不当な目にあって良いのか?という話です
論理的にも倫理的にも、そんな事はあってはならない
というのが社会の通説です
ですが実際はどうでしょうか?
親が猟奇的殺人鬼であった子供は、その事実が知られると恋人はおろか友人も出来ないでしょうし、就職活動も難しくなります
私も、親族や親しい友人に、そんな交友関係があったとしたら「辞めとけ」と助言すると思います
私は基本的には差別や偏見はあって仕方がないと考える人間ですが、特別強い思いのあるレイシストではありません
そして、自分や自分の親族、親しい友人には、出来るだけ幸せになって欲しいと考えるごく普通の人間です
付き合う友人や恋人は『この人でないといけない』という事はありません
人生経験の少ない内は、その時その時に交流している人達を特別視してしまうのは致し方のない事かと思います
なにぶん、そういった経験が無い訳ですから
ですが、人というのは遺伝子と環境に殆どの事が左右されてしまう生き物ですから『猟奇的殺人鬼』などという突拍子もない存在からは離れた方が良いのは間違いが無いのです
そんな交友関係など、人生にとって悪い方に作用はしても良い方へは作用しません
刺激的な事を望んでいるのであっても他に方法は無数にあるはずです
わざわざそんな破滅に繋がるような刺激を求めなくても良いのです
法律的に考えると、親の犯した犯罪が子供にも適用されるような事はありませんし、親の借金であっても相続放棄をすれば責任を免れます
ただし、心の問題としては別です
そしてそれこそが、我々一般人には最も大切な物です
刺激はあるが心休まらない日々か、刺激はないが心休まる日々か、考えれば誰でも同じ選択をすると思うのですが、実際に相手の顔がチラついてしまうと判断が鈍ってしまうのかもしれません
親の罪に対して子供は罪は無いが社会的な咎は受けるものだと考えます
というお話でした