GACKT氏の格付けチェック76連勝について思う事

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『疑わしきは罰せず』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

証拠も無いのにヤラセであると断ずるのは普通に名誉棄損である

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はGACKT氏の格付けチェック76連勝についてです

まず最初に、私は基本的にGACKT氏のファンであります

よく、氏の曲を聴きます

なので、私のこれからの記事は、もしかしたら公平性を欠く内容となっているかもしれません

できる限り公平に考えて書くつもりではありますが、無理に擁護している部分があれば無視して頂いて構いません

 

では、内容に移りますが

氏はテレビ番組『芸能人格付けチェック!』にて、個人で(チーム員の間違いを除く)76問連続正解という偉業を成し遂げています

数多くの芸能人が間違いを選択してしまう中、氏は76回連続で正解を選んでいるという事で、ネットでは「ヤラセではないか?」という声が聞かれます

ただ、それらの声の全てに証拠は存在していません

まぁ、それもそのはずで、我々一般視聴者は現場に居た訳でもなく、現場の人間に直接質問が出来る立場にありません

どこで・いつ、撮影がなされたのかも我々は知りえない以上、これから先、証拠を見付けるのも難しいでしょう

で、あるならば、基本的には法律論的に『疑わしきは罰せず』なのです(疑わしきは罰せずは基本的には刑事事件に適用される考えですが、基本的な法律の考え方としては本件についても同様に考えます)

で、あるならば、この状況で証拠もなしに「GACKTはヤラセである」と断ずるのは、早計であると考えられます

ですが、テレビ番組というエンターテイメント性のある娯楽であるという点を考えると、その視聴者が「GACKTはヤラセである」という感想を持つかどうかというのは自由です

ですが、それを衆人環視の場所、今回の件で言うとSNS等インターネットにて大っぴらに発言しているのが問題なのです

これは言ってみれば、電車に乗って乗客の一人一人に肩を叩いて「テレビでGACKTがヤラセをした」と言って回っている事と同義です

それどころか、インターネットというのは全世界で見れる物ですから、世界中の電車に乗りまくって上記の行為を繰り返しているのと同義であると言えます

この行為は、法律的に考えて『名誉棄損』に該当する可能性があります

名誉棄損の構成要件としては、意見や評論を流布する事により人の社会的評価を著しく低下させる事、というだけです

主張した意見や評論が事実であるか事実でないかというのは含まれません

つまり、「GACKTはヤラセである」とインターネットで声高に発信している人物は十分に構成要件を満たしていると言えます

尤も、基本的に芸能人というのは名誉棄損による裁判というのは行いません

それは芸能人の方の温情によるものかもしれませんし、片っ端から裁判を起こす人というイメージが自らの市場価値を下げるものという判断なのかもしれませんが、名誉棄損を容認している訳ではないのです

 

まとめると

ヤラセを疑うのは個人の勝手だが、それをあたかも真実であるかのようにSNS等インターネットにて発信するのは名誉棄損に該当する立派な違反行為です

というお話でした