私の禁煙法+デンタルケア

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『喫煙と歯磨き』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

面倒くささが勝てばこっちのもん

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は喫煙と歯磨きです

最近の日本人はあまりタバコを吸わなくなっています

昭和の一時期は男性の喫煙率は80%を超えていたなどというデータもあります

電車の中や映画館などでも吸われていたと言うから驚きです

時代が進むにつれて、タバコは健康に悪く、良い事など何も無い

という事が喧伝されるにつれて段々と喫煙率は下がり、現在は20%を割る結果になっています

これでも、昔から吸っている高齢者を含んだ数字でしょうから、若者に限定すればさらに低くなっている事と思います

喫煙の健康被害の一つに、口腔内の唾液の低下という物があります

唾液の量が減れば細菌が繁殖しやすく、虫歯の原因にも繋がります

私は以前はタバコを吸っていました

初めは皆と同じく恰好を着けていたんだと思います

その内、習慣的に吸うようになり段々と癖づいてしまい、辞めるに辞められなくなったというパターンです

特別タバコを吸わないとイライラして仕方がないという風な印象はありませんでした

なので本当に辞めたくなったらいつでも辞められると思っていました

禁煙の原因となったのは虫歯です

汚い話ですが、私は歯磨きが面倒に思う人間です

一日の終わりに歯磨きをしようという家で育ちましたので、寝る前に歯磨きをする習慣だったのですが

逆に言えば、寝る気がなければ磨かなくても良いという意識でしたので、まだ寝る気が無いという状態から寝落ちする場合は歯磨きが出来ませんでした

そんな事が何回か起こった後、「まだ寝る気は無いけれど歯を磨いておこうかな」と考えても、その後に何か口にしたとしたら歯磨きが無意味になるなと思い直して歯を磨かないという怠惰な人間でした

そんな事を繰り返している内に、当然ですが私の歯はボロボロになり、多数の虫歯に悩まされる事となりました

ある日、仕事の都合で県外に住む事となりました

その直後、歯が痛くなり、歯医者に行く事になったのですが、その歯医者が私とは馬が合わないタイプの人間でした

移り住んだ場所はかなりの田舎な場所だったので、他に歯医者は1.2件しか無く、他の歯医者とも折り合いが悪く中々治療をしてもらえませんでした

結局、仕事の休みのタイミングで地元の歯医者へ通い、何とか治療して貰いましたが、今後もこんな事が起こるのであれば私は一生地元から出れない事になります

なので、歯について少し調べました

タバコが如何に歯に悪いか・歯磨きのやり方、時間・治療に関する費用などです

どう考えても歯が健康であるに越した事はありませんでした

そこで、私は私ルールを制定しました

・歯磨きは必ず洗面台で鏡で歯を見ながら10分を時間を測ってしっかり磨く

・水以外の物を口に含んだ場合は直後に必ず歯を磨く

・何も無くとも半年に一回は歯の健康診断に行く

という3つです

歯の磨き方などは歯医者のHPや本や動画など見て勉強しました

食後すぐに歯を磨くという行為は単体で見ると、むしろ悪影響かもしれないという情報も目にしましたが、あえて無視しました

私は歯磨きに対する関心があまりに低かったからです

ですので、ルールは絶対に遵守する様にしました

そうすると思わぬ副作用というか、タバコの本数は減り、間食も減りました

タバコを吸おうと思った時に「でもこれを吸った後にまた歯磨きしなきゃならないのか…めんどくさいな」と思うようになったのです

間食にしてもそうです

そうこうしている内にタバコは全く吸わなくなり、間食も食べないばかりか、一日1食~2食という生活になりました

空腹感というのは意外と慣れる物で、最初の頃こそ食欲に負けて食べた後に歯磨きをしていましたが、10分間という時間制限をしているおかげでめんどくさい感情が次第に勝っていくようになりました

鏡を見ながら磨くというルールのおかげか目に見えて磨き残しが気になる様にもなりました

 

日本人は諸外国に比べて歯周病の数がかなり多いと聞きます

その理由は『国民皆保険』にあると言われています

国民皆保険のおかげで、歯が悪くなって治療に行くにしても安い金額で治療が受けられます

そうして悪くなってから対処するという事後対処の考えが日本全体に染み渡っているのです

そうやって子供が親になり、また子供にも同じように教育してしまうという悪循環が出来上がっています

アメリカを例に取って考えると

アメリカという国は医療費が日本に比べ、桁違いに高いです

虫歯1本の治療に100万円なんてザラにかかります

なので事前対処が大切という意識があります

外国に行って歯並びが悪いと見られると「貴方の親は何をしていたの?」と聞かれます

歯並びが悪いと、同じものを食べ、同じように歯磨きをしたとしても歯並びの良い人よりも虫歯になる確率が高まります

なので、アメリカでは歯並びの悪い子供には高い確率で歯の矯正を施します

虫歯になったら莫大な治療費がかかりますから

そういった意味で「貴方の親は何をしていたの?」と聞かれるという事です

アメリカ人は日本人に比べて、砂糖が多く含有する食べ物を良く口にします

それでも日本人に比べて虫歯の数は少ないのです

 

一般的に口の中には1億匹の細菌が居ると言われています

これは、一説よれば肛門に居る細菌の量と同じ数字です

痔が発生するのも自明の理と言えます

と考えれば、良く口の中で口内炎が発生する人間は、肛門と同じくらい口の中に細菌が居ると言えます

それだけ汚い口の中を頻繁に殺菌するというのは当たり前と言えば当たり前なのかもしれません

 

私ルールを適用する事で、歯磨きの回数を増やして細菌の数を減らしながら、タバコや間食をめんどくささで抑制する事で健康的にもなれます

つまり、めんどくささが勝てばこっちのもん

というお話でした