『止まない雨は無い』に思う事

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『止まない雨は無い』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

良い事言っている風な雰囲気に酔っているだけ、降り続く雨に対して耐えられるのかどうかは結局自分次第

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は『止まない雨は無い』についてです

私は基本的にこの言葉が嫌いです

この手の発言をしている人間は信用しません

イジメにしても、株価の暴落にしても、現状が酷い状態の時にこの言葉を言う人が居ます

その言葉はもちろん人を慰めるため、人を元気づけるために発されている言葉とは思いますが

いつ、どこで、自分がどんな状態の時に雨が止むのかという事には言及していません

つまり、誤魔化しに過ぎないのです

地球の歴史上、最も雨が長く降り続いた期間というのをご存じでしょうか?

それは、今から2億3400万年前の三畳紀に200万年間降りっぱなしだった雨、通称カーニアン多雨事象と呼ばれる期間です

200万年という時間は、人類が発生してから現在までの時間よりもよっぽど長い期間です

人が生まれてから今までずっと雨が降り続いている状況なのだとしたら『止まない雨は無い』なんて言葉は出てきません

なぜなら人類史上、晴れていた期間がないのですから、晴れという状況すら理解も出来ないでしょう

そんな、たまたま晴れたというだけの現象を用いて『止まない雨は無い』などと恰好をつけて言っているのは、科学的にも心理的にも正しくはありません

実際問題、この言葉をかけられて心が軽くなった、なんて事例は見た事も聞いた事も体験した事もありません

つまり、この言葉をかけている人物は、自分が良い事言っている風の雰囲気に酔っているだけなのです

言葉をかけている相手の事など特に考えていないのです

実際は、雨が止むのかどうかという事よりも、この雨が降り続いている期間に自分自身が耐えられるのかどうかだけが重要と言えます

そしてそれは、その人次第です

以前にも似た様な内容の記事を書きましたが、結局は自分のメンタル次第という事です

melloblog.hatenadiary.com

その人が救われるのかどうかと、雨が止む事は全くの別問題なのです

雨が止むという事だけを強調されても救われない人も居るという事を忘れないで頂きたい所です

というお話でした