初めまして
melloと申します
今回は賃貸物件の選び方です
結果だけ知りたい方向けに先に結論を書かせて頂きます
25㎡もあれば一人暮らしには十分過ぎる
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は賃貸住宅を選ぶ時の条件の一つである広さについてです
私は色々な住宅を転々としました
実家は戸建てであるし、マンションが一回、その後もう一度自分で購入した戸建てを挟み、会社の寮を3室ほど転々としました
全部で6種類ほど入居経験があるという事ですね
一番狭かったのは一人暮らしをしたマンションで、確か17㎡だったと記憶しています
その狭さで風呂トイレ別を選択したものだから、居室は本当に狭かった事を覚えています
それでも生活ができないという狭さではなく、そのマンションは2年ほど居住しました
私としては、家賃さえ安ければ17㎡で十分だったという事です
ただ、その狭さを終の棲家とするのはその後になって嫌になるのかもしれませんし、少しは余裕を持った方が良いのかもしれません
ちなみに、賃貸を選ぶ際には『1DK』だとか『2K』だとかの間取りよりも、まずは平米数を見た方が良いです
大きいワンルームを「聞こえが悪いから」と強引に部屋を間切りし(つまりは無理矢理に壁を作って部屋数を増やして)2Kとして募集をかけている物件もあります
もともとワンルームだったのもあり、コンセントも窓も部屋の広さも足りず、ストレスを抱える物件となる可能性があります
では平米数が広ければ良いのか?と考えるとこれまた難しい問題です
部屋が広いと物を置きたくなる、物を置いたのならその維持に費用と労力がかかる、また、単純に掃除する面積が増える、家賃が高くなる
などのデメリットもあります
曰く
鷦鷯、深林に巣くうも一枝に過ぎず(しょうりょう、しんりんにすくうもいっしにすぎず)
鷦鷯という鳥も、気が生い茂る森に住んでも、休む時は一本の枝で十分である
という意味合いです
もっと耳馴染みのある言葉でいうと
起きて半畳寝て一畳
人に必要なのは、起きている間は半畳で寝るときに一畳くらい
という事ですね
これは極端な例だとしても、あまりに広すぎる部屋に住んでも、どうせその部屋を使う人が自分一人であれば、その広さは不要であると言えます
比較的荷物の多い人であっても、25㎡もあれば広さは十分かと思われます
それだけでは足りないというのは、そもそも荷物の量が多すぎる
つまり、コレクター気質…人から見たらゴミを蓄えすぎている状態と言えます
今現在、交際している相手が居て、その交際相手との同居の為に部屋を引っ越す、というのであればこれ以上広い平米数を検討する価値もあるかと思いますが
将来、交際相手と同居するかもしれないとか、友達を家に呼ぶかもしれないとかを考えて広すぎる部屋に住むのはもったいない事です
以前記事にした、車が不要であるという内容と似通った所がありますね
「これがあれば便利だな」と「これで必要十分だな」とは格別です
と言っても、人生に於いて間違いを犯す事は別に悪いことではありません(他人に迷惑をかけない限り)
一度広すぎる部屋に住んで「うん、やっぱりこの広さは不要だな」と自身で経験を持って認識するというのも長い人生に於いて無駄ではありません
私にとっては、広すぎる部屋も狭すぎる部屋もストレスがかかります
ですが、そのどちらかでストレスがかからない人もいるかもしれません
なので自身の気質を知るという意味合いでは、広すぎる部屋や狭すぎる部屋に住んでみるというの人生経験と割り切って住んでみるのもアリなのかもしれません
人は生きている限り、住むところが必要です
住むところについて知見を得ることは決して無駄になることはないと考えます
家族の理解が得られる限りは、実家に住むべきと考えますが、どうしても実家を離れたいと思った時には、自分で住む部屋を選択しなくてはなりません
私は、家賃は人生最大の無駄使いと考えていますので、出来うる限り家賃は安いほうが良いと考えますが、無駄使いであっても『良い所に住む』『オシャレな部屋に住む』という価値に重きを置いている人であれば、多少高い家賃であっても払う価値はあるかもしれません
ただ、広い部屋に幸福感を感じないにも関わらず、「いつか人を呼ぶかもしれない」というだけの理由で、呼びもしない人の為にいつまでも広い部屋に住み続けるのは、如何な物かと考えます