新NISAが始まったから投資を始めるというのは投資判断としては間違っている

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『投資タイミング』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

法律や道具やサービスなどに使われるのではなく使う様にしなければならない

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は投資タイミングについてです

これまで散々似たトピックスの内容の記事は書きましたが、今回は新NISAという誰にでも聞こえが良い開始理由がある事について書いていきます

まず、大前提として新NISAは良い制度です

それは間違いありません

そして、新NISAで買うべき商品として紹介されている商品である『S&P500』や『オルカン』も素晴らしい商品です

それも間違いありません

ただし、株式投資という物は、最も正しい商品を最も正しい方法(新NISA)で購入したとしても短期で見ると大損する事があり得るものです

投資という物に免疫が無い人物に対して、いきなり年間360万円もの大金を投じさせるのはメンタル面からみても正しい行いとは言えません

いくら理論武装したとしても、人は目の前の損失を嫌ってしまうものだからです

ですが、投資開始から一切損失を出さずに居る方法なんてものはありません

それが出来るのは神様くらいのものですし、それが出来るなら誰でも大金持ちです

金融的に見て、暴落と暴落を繰り返して、長期で考えると緩やかにでは有るが少し株価は上がっていく物だという事を証明する為には超長期で投資を行う必要があります

遠い未来から見たら、今日投資を始めたのも明日投資を始めたのも同じ様なものです

大事なのは現金比率をルール化する事と、それを長期間愚直に続ける事です

新NISAはあくまで法律上の税優遇策に過ぎません

投資で利益を出す方法とは別物です

新NISAが始まったからと言って、投資開始前から決めていたルールを逸脱したポートフォリオを組んだりするのは間違いと言えます

つまり、『投資で勝つ』という事と、『最も利益が出る方法』というのは別問題なのです

新NISAが始まったからと言って、大急ぎで投資を始める理由はありません

まずは『投資で勝つ』という事を優先すべきですし、そこの判断に税制上の優遇が受けられるからとタイミングを疎かにすべきではありません

 

結果として、新NISAを1月1日(正しくは1月4日が大発会)から全力で投資を行った人は大体が利益が出ているとは思います

しかし、それは『新NISA』のおかげではなく、ただ単に地合いが良かっただけであり、言ってみれば運が良かっただけとも言えます

これから短期で暴落するかも知れませんし、実際問題、日経平均は4万円を突破した後は同じレンジをウロウロしております

同じレンジをウロウロしているとは言っても、今年はもう既に今現在でも年初来で17%も上がっている訳ですから十二分に暴騰していると言えます

 

つまり、今から新NISAを全力で始める人は年始に始めた人とは短期で見れば全然違う結果になる可能性がありますし、超長期で見れば大差はありません

せっかく正しい事をしていたとしても、短期目線で言えば目を覆いたくなる事もあるかもしれません

新NISAはあくまで税優遇制度であります

そういった法律や道具やサービスに使われる人間ではなく、使う人間になる、そういった心づもりで株式投資を始めましょう

というお話でした