世界は貴方に興味は無い

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『世界・世間・社会』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

世界は貴方に何も特別な計らいはしない

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は世間は意外と自分の事なんか見ていないという考え方についてです

以前、本ブログでは『哲学的ゾンビ』なる考え方をご紹介しました

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この考え方は私自身の心を軽くしてくれた考え方ではありますが、逆に、今まで恵まれた環境に育って来た人には今一ピンと来ない考え方ではあると思います

周囲の環境が恵まれている人というのは、要するに貴方の為に何かしれくれる人が常に周りに居る状況を指します

イメージとしては、18歳になったら車の免許を取っておいた方が良いよと言って自動車教習所のお金を出してくれる父親

実家に居れば、何も言わなくても炊事・洗濯・掃除などをやってくれる母親

宿題が終わらないと言えば、手伝ってくれる兄や姉

などと言った存在が周りに居る環境と言えば分かりやすいでしょうか

こういった環境で育った人というのは親の教育もあり、『良い事をすれば良い事が返ってくる』『他人に親切にするというのは人として当たり前』という、如何にも儒教的『良い子ちゃん』な考え方をする物です

そして、確かにこういった考え方をする人で周りが埋め尽くされている間はそれで幸福に生きていけます

ただ、世界というのは、世間というのは、社会というのは、この家族だけで構成されている訳ではありません

貴方が悲しい事にあったとしても、不幸にも病気をしても、肉体的・精神的苦痛に苛まれていても、最悪は貴方が亡くなったとしても、世界は世間は社会は特に興味はありません

これまで善行を積んできたのだからと、世界は貴方に対して決して特別な計らいはしません

世界では、隣人がどんな不幸にあって居たとしても自分さえ良ければ良いと考える人が大半です

逆に貴方が不幸になる事で自らに利益があるのだとしたら、貴方の不幸を望む程度には残虐です

私は人生に於いての大半をこういった考えで過ごして来ました

『皆が皆、他人の幸福を願う様になれば、世界は幸せになる』と

ただ、世界は残酷であり、不公平であり、非論理的です

良い人というのは、これらの不合理を知ってなお、他人に親切にする人を言います

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そんな世界に於いて、唯一少しは信用できる存在というが『家族・親族』という事になります

まかり間違っても、学校の友人や職場の同僚・先輩・上司ではありません

肉親であるというのは(一部違う人も居ますが)基本的には貴方の幸福を願っています

この、唯一本当に自身の幸福を願ってくれている人というのは本当に貴重です

貴方に興味の無い世界よりも、家族を大事にした方が(合理的に言うなら)コスパが良いと考えます

というお話でした