初めまして
melloと申します
今回のテーマは『選択的夫婦別姓制度』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
人生の伴侶を選ぶという人生最大の選択をしたというのに相手との意思疎通が図れていないだけ
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は選択的夫婦別姓制度についてです
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji36.html
法務省のHPに依ると(またしても何故かリンクが貼れないのでURLを貼っておきます)
結婚を機に、女性が男性の姓に変えるのは大体95%ほどという事です
そして『現在の民法のもとでは、結婚に際して、男性又は女性のいずれか一方が、必ず氏を改めなければなりません。そして、現実には、男性の氏を選び、女性が氏を改める例が圧倒的多数です。ところが、女性の社会進出等に伴い、改氏による職業生活上や日常生活上の不便・不利益、アイデンティティの喪失など様々な不便・不利益が指摘されてきたことなどを背景に、選択的夫婦別氏制度の導入を求める意見があります。
法務省としては、選択的夫婦別氏制度の導入は、婚姻制度や家族の在り方と関係する重要な問題ですので、国民の理解のもとに進められるべきものと考えています。』と記載しております
姓を変える事を女性に強いている現状を変えなくてはならないという意見は分からないでも無いです
ですが、だからといって家族法を変えようとするのはあまりに短慮であると言わざるを得ません
そもそも、男性の姓に変える夫婦は95%という事ですから、残りの5%は男性が女性の姓へ変えているのが現状です
これが『選択』でなくて何なのか?
つまり選択的夫婦姓制度は既に現存しているのです
問題は選択的夫婦『別』姓制度にしたがっている点です
法律上の改氏の条項は、決して女性を虐げる物ではありません
プロポーズ(婚約)をし、結婚し、夫婦となる
その際に相手に確かめる内容が足りていないだけなのです
相手に求める条件が、年収何百万以上だとか、次男以降であるとか(長男であれば両親の老後の世話をしなくてはならないと考えている)、容姿が端麗であるだとか、そういったスペック上の事ばかりを気にしているからそうなるのです
男性が女性を選ぶ際もそうです
何歳だとか、容姿が端麗であるかとか、家事の能力だとか、こちらもスペック上の話ばかりです
結婚とは古くから、どちらかの家に入る事です
女性が男性の家に入るのであれば嫁入り、男性が女性の家に入るのであれば婿入りです
そして、婿入りという考え方や制度がある以上、世間の95%が嫁入りを選んでいるから女性が虐げられているというのは道理が通りません
嫁入りを選んだ以上、改氏に伴う不便・不利益も承諾したという事です
アイデンティティの喪失に関しては丸きり意味が分かりません
それこそ人買いの様に連れてこられて自由意志の無い中、改氏を強要されたというのであればアイデンティティを喪失したという主張は分からないでもありませんが、実際は自分が相手を好ましく思って婚姻を結んでいるはずです
それでアイデンティティを喪失したというのは白痴であると言わざるを得ません
相手の事を年収が何百万以上だから、とか容姿が好みだからとかの条件でスクリーニング(ふるい分け)をかけただけの相手と認識しているからこの様な問題が頻出するのだと思います
十全なコミュニケーションを行えていないから『自分は虐げられている』という意識を持つのです
婚前にしっかりと話し合い、条件を擦り合わせ、十分なコミュニケーションのもと、相手の承諾を得て、結婚をすべきなのです
まとめると
選択的夫婦姓制度は既に存在している
姓を大事に思うのであれば婚前に話し合うべきで、日本の法律を変えなくてはならない様な大事ではない
姓の変更に伴う不便不利益を押してでも結婚したいと思う相手を探せ
また、自分がどうしても姓を変えたくないというのであれば、相手に変えさせればいい話であり、姓を変えるのを拒否するのであれば、そもそも貴方の事を大して愛していない証拠である
結婚という人生の伴侶を選ぶという人生最大の選択をしたというのに相手との意思疎通が図れていないだけである
というお話でした