初めまして
melloと申します
今回のテーマは『男女の奢り奢られについて』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
他人の善意に寄生して、あたかも義務や権利であるかの様に振舞っているのは人間性に問題がある
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は男女の奢り奢られについてです
先日、Twitterにてバスっていたツイートです
・建前
— えぽぽ🐼🖤 (@epopo_chan) 2023年11月28日
割り勘でいいよ🥹
・本音
私いくらかけてると思ってるの?
「男が奢ってね?」 pic.twitter.com/obc8kMn7W0
まぁ、この子はインフルエンサーなので、何でも良いからバズりたいとかんがえているのでしょうから、このツイートが本心かどうかは置いておくとして
数十年前から論争になっている、男性は女性との食事を奢るべきか否かという話をしたいと思います
まず最初に、私は基本的には、女性と一緒に食事に行くとなったら『奢りたい派』です
しかし、それは前提条件として
私がその女性の事を大事に思っていて、尚且つその女性に対して見栄を張りたいと考えていて、尚且つ私の懐が温かい場合に限ります
この3っつの内、一つでも欠けていると奢る気はありません
そして、それは相手にも言えます
女性が私の事を大事に思ってくれていて、尚且つ私の見栄張りを理解してくれて、尚且つ私の財布事情を鑑みてくれている必要があります
以上の事を踏まえた上で上記のツイートを再度確認しますと
まず、デートに際し女性が本音の部分で
『私いくらかけてると思ってるの?
「男が奢ってね?」』
と考えている時点でアウトです
男性が奢る事の対価として、女性がお金をかけて綺麗に整えた容姿を見る権利が発生するというのであれば、奢った男性以外の人間がこの女性の容姿を閲覧出来ている状態というのは、言ってみれば契約不履行なのです
もし、論理的にこの契約を行うのであれば、女性は自宅から一歩も外に出ずに、この男性の為だけに髪やらネイルやら化粧やらで綺麗に整えた容姿を食事が終われば全て無き者にしなければなりません
つまり、食事の終わりに女性は髪もグチャグチャに切り、爪も割り、化粧を落として使った化粧品はすべて破棄しなければなりません
そこまで行って初めて男性は、全ての費用に責任を持つと言えます
もちろんそんな異常な交際は誰もする訳がありませんし、誰もしたくはないでしょう
で、次に建前の部分ですが
『割り勘でいいよ』
というのは何でしょう?
いいよ
という言葉には譲歩しているという意味合いがありますね
(本来は奢られる立場だけど半分だけなら出しても)いいよ
という事でしょうか?
であるならば、これまたおかしな話になりますね
本来は奢られる立場であると考える女性は、はたして私の事を本当に大切に思っているでしょうか?
そもそも、『男性が奢る』という行為は善意から行う行為です
そうやって善意を相手に見せる事で何とかなろうとする下心はあるのでしょうが、善意は善意です
その善意を勘違いして、権利や義務の様な論理で発言するのであれば上記の契約になる事を考えて頂きたい所です
他人の善意に寄生して、あたかも義務や権利であるかの様に振舞っているのは人間性に問題があるとしか考えられません
文化的な背景を考えると、なぜこの様な文化があるのかというと
昔は女性が金銭を得る手段が限られていた為、男性の金銭をアテにするしかありませんでした
つまり金銭的に男女不平等の上に成り立っている文化であると言えます
しかし現在は男女雇用均等法や女性の社会進出もあり、男性と同じくらい金銭を得る機会は女性にもあります
中には男性よりも稼ぐ女性も多くいるでしょう
なのだとしたらこの文化は、とうの昔に無くなっていなければなりません
つまり、男性に奢られる事を是とする女性は、女性が男性よりも虐げられるという事も是としていると言えます
最後に綺麗事を言うとしたら
女性は、男性が自分から奢りたいと思える女性になるべきですし
男性は、この女性と一緒に食事が出来るのであれば食事代など安い物と考えて奢るべきなのです
というお話でした