チート級○○というタイトルのなろう系漫画に思うこと

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『チート級○○』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

チートは犯罪行為である

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はなろう系の小説や漫画に良くある、チート級○○についてです

私も、そんなに数多くの作品を見れている訳ではないのですが、タイトルにこんなワードが良く目に付きます

作者や読者が、チート行為をどういう風に捉えているのかは分かりませんが、チート行為というのは『犯罪』です

不良少年少女の喫煙自慢と大差ありません

実際には、未成年者喫煙に関しては『二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律』に該当する民法に該当する違反行為ですが

チート行為は、『電子計算機損壊等業務妨害罪』などの刑法に該当します

刑法に該当するという事は刑務所に行くかもしれないという事です

そういった犯罪行為を、堂々と、そして嬉々としてタイトルに付けるのは、いささか倫理観に欠けているのではないかと考えます

とは言っても、あくまで創作物ですし、フィクションとして楽しい作品が作れるのであればそれも良いのかもとも思いますが、クリエイターの質が低いのか『少し流行った物に何でも乗っかって、何でも良いからバズりたい』という感覚が理解し難いです

作品作りに愛が無いから他の作品から簡単にパクるし、作品自体に愛がないから簡単に世間に受けている『バズりワード』を入れたがります

作品の世界に於いて、その作者は神です

作品を如何様にも変えられます

だからといって、あまりに刺激的でキャッチーな言葉ばかりを多用するようになると、物語としての起伏もない、感情や心の通わない作品となります

感情的に強弱の書き分けが出来て初めて読者は没入できるものと考えます

「俺TUEEE」がやりたいのは分かりますが、それだけでは中学生が自由帳に書き綴った黒歴史ノートと大差がありません
創作の物語とて、登場人物に血肉が通い、心が見えてこそ、意味があると考えます

 

犯罪行為をタイトルに付ける以上、そこに至る過程や心の葛藤がなければ話になりません

というお話でした