インフルエンサーは信用してはならない 後編

初めまして

melloと申します

 

今回には昨日の記事の後編です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

インフルエンサーはエンターティナーであり、それ以上でも以下でもない

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、昨日の続きです

昨日はあれほどひろゆき氏を扱き下ろしましたが、実際彼が若者に人気なのは間違いがないです

YOUTUBEのアカウントも登録者が多数居ますし、ネット番組であるABEMA NEWSにも数多く出演されています

 

さて、ここでタイトルなのですが

彼の言葉に信用度はどれくらいあるのかという話です

彼を絶賛する人達は、いたずらに『論破論破』と言います

 

しかし、ネットで多くの人が指摘している通り、論破ではない事も数多くあります

そもそも本人も論破論破とは言ってません

 

論破とは、議論によって相手の説を破ること。

とあります

 

話のすり替え、論点ずらし、詭弁

いくらでもあります

 

そもそも、論破とは

①知的誠実性

②第三者の裁定者

の二つがなければ成り立ちません

 

①は簡単に言うと、間違っていた場合、自らの間違いを認めること

②は簡単に言うと、二人の議論を見聞きして客観的にどちらの論理の方が正しいかと感情を交えず判断できる人

です

 

つまり、とある議論において、自分の間違いに気づいた時に間違いを認めずに逃亡すれば形式上、論破はされていない事になります

 

彼はいままで、議論という場で自身の非を認めた事があるでしょうか?

オンラインゲームで負けそうになったらDC(回線切断)をして、今のはノーカンと言っているのを繰り返しているだけなのです

 

私はそれが悪いと言っているのではありません(オンラインゲームのDCが悪い事ではないという意味ではありません)

テレビ局も、それ(議論)をエンターテイメントとして放送しているのですから

我々、視聴者もエンターテイメントとして楽しめば良いのです

 

私が問題視しているのは、視聴者がこのエンターテイメントを真実と誤解し、「ひろゆきの様に生きれば良いんだ」と考える事です

この、○○の様に生きれば良いという考えは非常に危険です

それはつまり、人物に対する妄信であり、狂信です

インフルエンサーが信者ビジネスと言われる所以はここにあります

 

テレビ上で仮面ライダーがいくら強くても、現実世界では仮面ライダーベルトを着けただけでは強くはなれないのです

仮面ライダーシューズを履いただけでは足は速くならないのです

 

ここまで例えを幼稚化すれば、「そんな事は分かってる」という人が現れるのですが

流行りのインフルエンサーに対してはなぜかノーガードになるのです

 

インフルエンサーが悪い訳ではないのです

インフルエンサーの言葉を真に受けるのが悪いのです(実際はあくどいインフルエンサーも数多く居ますが)

 

テレビCMで芸能人がおススメしているからと家や車を買う人はいません

 

同様に、インフルエンサーがこう言っているから自分の考え方を変える必要などないのです

彼らは企業の宣伝の為のエンターティナーなのですから

 

時の試練という言葉があります

何かで悩む事があれば先人の知恵を借りるというのが正しい姿勢です

そういった先人の知恵というのは時間が経てば経つほど、正しい知恵が残るものです

間違った知恵であれば、実践者が次々と出て、その知恵に対して異論が巻き起こり、消えていくのです

 

世界一の投資家 ウォーレンバフェットの相棒、バークシャーハサウェイの副社長

チャーリー・マンガーの言葉にこういったものがあります

 

貪欲な読書を通して生涯の自己学習で成長します。好奇心を育み、毎日少し賢くなるように努力してください。

 

毎日インフルエンサーの動画を見る事は努力ではありません

毎日YOUTUBEを見ることは努力ではありません

毎日ツイッターを見ることは努力ではありません

 

歴史的名著と呼ばれる、時の試練を超えし本を読む事こそが努力となり身になるです

私のブログを全部読んで得られる知見など歴史的名著の1ページ分にも劣ります

賢くなるための努力は一日にしてならずです

例外など存在しません

例外に見えるものなどまがいものに過ぎないのです