本を安く読む方法

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『本を安く読む方法』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

読むだけなら図書館が一番、現物を所有したいのなら古本屋が良い

紙の本が嫌なら自炊本、管理が面倒ならkindle

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は本についてです

私は昔からお金が無かったので、新品の本をほとんど買った事がありません

つまり、出版業界や作家の方々の利益になる様な読者ではありません

印刷業界や運搬業界には利益は提供出来ているかもしれませんが、出版業界や作家の方々からしたら、あまり歓迎される客でない事は明白です

そんな私でも本自体は好きですから、中古本屋さんを巡り、好きな本を大量に購入するのは若い私のルーティーンみたいなものでした

そうしている内に、漫画も小説もエッセイも全てを合わせて保有する本の数が3000冊以上になりました

買った後、売却する事に抵抗のある私は時間の経過と共に本の数が増えていき、引っ越しの度に煩わしく思ったものです

そうやって何度か引っ越しを繰り返している内にいつしか堪忍袋の緒が切れて、ついに本を処分する事にしました

しかし、上記で言った様に、せっかくお金を出して買った本を、一度読んだからと言って捨てたり売ったりするのにどうしても抵抗のある私は、電子化する事にしました

本の裁断といって、くっ付いている部分を切り落とし、一枚一枚の紙になるようにして

スキャナーと呼ばれる機械で紙に印刷されている情報を、画像としてデータに変換し、タブレット等で画像の連続再生を行って読書紛いの事が出来るようにする事を『本を自炊する』と言います

また、データ化された本を『自炊本』と言います

 

自炊本の制作に関して、違法ではないか?とする声があります

しかしこれは明確に合法であると言えます

そもそも、出版業界や作家が危惧しているのは、著書をデータ化された後にコピーを第三者に提供される危険性かと思われます

拡散されたコピーデータは一度でもインターネットを介して公開されてしまえば取り返しはつきません

確かにその言い分は分からないでもありません

しかし、当たり前ですが、お金を出して買った本を個人がどうしようとその個人の勝手です

これは言い換えれば

餃子の王将で買った餃子に、餃子の王将以外で買ったラー油を付けて食べるのを禁止する

と言っているのと同じです

餃子にお酢をつけて食べたい人も居るでしょうし、一味をかけて食べたい人も居ます

何もつけずに食べたい人も居るかもしれません

餃子の王将で買った餃子をどの様に食べても購入者の自由だと思いませんか?

出版業界や作家の方が嫌がっているのは、自炊本の作成そのものではなく、拡散にあるという事です

つまり、自分が読むためだけに使用する限りなんの問題もないのです

 

さて、話を戻します

私が若い頃は自炊本や電子書籍という選択肢がありませんでしたし、私は返却期限が設けられる図書館というのが苦手でした

何より、現物主義的な考え方であったので、私の若い頃は中古本一択でした

現代は電子書籍という選択肢が出来た以上、最適な読書スタイルというのが新しくなりました

 

まず、最もお得なのが、読みたい本が手に入ったのならスグに読んじゃうし、所有に興味がない人は図書館で借りましょう

最近では読みたい本をリクエストすれば数週間で入荷される事もあるそうです

図書館は基本的に自治体が運営していますから、利用に関して料金が請求される事はありません

0円で本が読めます

 

次にお得なのが、古本や中古本を購入する事です

新品価格が500円くらいの文庫本でも半額から安ければ100円くらいになっています

私はハードカバー本は物理的に読み辛いので敬遠していてほとんど読んだ事も無いですし、買った事は一回も無いので私の体験ではありませんが、

ハードカバー本も文庫本同様に安ければ100円とかになっている場合があります

ハードカバー本というのは作者が執筆した時に一番最初に出す本の形態です

表紙に厚紙を使い、装飾なども気を使った綺麗な物が多いです

その反面、料金が高い事が良くあります

文庫本では500~600円で出ている本であってもハードカバー本は1000円オーバーで出ている事は珍しくはありません

それらが時間が経てば古本屋などで100円で売られる事があります

これはお得です

紙の本が嫌ならスキャナーと裁断機を購入し、自炊してしまってタブレットで読んでも良いかもしれません

 

最後に自炊が面倒だけどタブレットスマホで読みたいという人は電子書籍という手があります

電子書籍はその性質上、サービス提供会社がサービスを終了すれば読めなくなります

kindleはアマゾン・楽天kobo楽天・DMMブックスはDMMなどですが、私は数ある中でもkindleを推奨したいと考えます

アマゾンは元々、本の配送サービスとして創業されました

次第に本以外も配送するようになりましたが、源流は本なのです

そんなアマゾンだからこそ信頼に足りると考えます

それにアマゾンという現代人に必要不可欠な企業のサービスで揃えるというのは整理整頓の観点からも望ましいと考えます

毎回、望みの本が一番安いサービスを利用するというのであれば、自分が何の本を持っていて何を持っていないかを逐一確認しなくてはなりません

勘違いから同じ本を二冊買ってしまうかもしれません

そうなれば数パーセントの割引なんて意味を成しません

元々、kindleで提示されている値段は古本屋の値段より高いです

新品価格から数%の割引がなされているくらいの物です

なので、新品の紙の本を買って自炊するよりかはマシと言えます

 

まとめると

読むだけなら図書館が一番、現物を所有したいのなら古本屋が良い

紙の本が嫌なら自炊本、管理が面倒ならkindleが良い

というお話でした