今回の所得減税に思うこと

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『政治家は公僕足り得るのか』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

自身の利権の為に国民を救う事をしないのは悪人である

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は岸田総理が打ち出した減税策についてです

『減税』それ単体では国民は嬉しい事です

ではその中身はどうかと言いますと、お粗末としか言い様がありません

課税世帯に4万円の所得税減税、非課税世帯に10万円の支給

減税を行う建前としては「物価高に苦しむ国民への税還元」との事です

確かに、所得が無く(又は少なく)物価だけがあがる現状に於いて、非課税世帯に厚く救済を行う事は理に適っています

ただそれは、ぱっと見は「所得がある人は我慢しろ」と言っているのと変わりありません

自身の納める税金が、税金を納めていない人物に横流しされているのを黙って見てろと言っているのです

まず一点、課税世帯の反感を買う行為である

次に、4万円の減税又は10万円の支給というのでは現状の物価高を乗り切るのに焼け石に水状態、しかも実際に減税・支給されるまで半年以上待たなくてはならない

という誰も手放しで喜べる内容ではありません

 

また、本減税を行う理由はどう考えても支持率の低下に対する対応策である事は明白です

なぜなら、岸田総理の支持率が前総理大臣である菅義偉氏が退任した支持率を下回る数字が出てきたりして、政権自体が危険水域に入っていることへの危機管理の一端であると考えられるからです

 

ではなぜ減税を行おうと考えたのか?

それは減税こそが国民の幸せに資する事は政治家の中でも分かりきっている共通認識であるということと繋がります

ではなぜ今まで減税を考えなかったのか?

それは政治家は真に国民の幸せを考えていないからです

何ならこういった自身の利権が危ぶまれる時用に出し惜しみしていたのかもしれません

FFで言うと、ラストエリクサーを物語の序盤中盤でバンバン使ってラスボスとの戦闘の際に回復手段が無いと悩みたくなかったと言い換えてもいいかもしれません

で、物語の中盤でパーティ全滅の危機に試しにエーテルだけ使ってみた感じですかね

 

政治家というのは、公僕であり、自身の利益より国民の利益・幸福の為に考え、行動するべき人物です

そんなエリクサーやラストエリクサーを出し惜しみしている様な人物はプレイヤーとして相応しくはありません

ゲームであれば出し惜しみして全滅後にやり直してレベル上げから始めるのも良いかもしれませんが、我々は現実に生きる一般庶民です

試しに全滅するまでストーリーを進めてみようという感覚ではたまったものではありません

自身の利権の為に国民を救う事をしないのは悪人です

というお話でした

 

最後に 吉田松陰の名言を一つ紹介したと思います

『外に媚び、内を脅かす者は、天下の賊である。』