日銀は日本国民の味方ではない

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『為替操縦』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

日本の個人投資家が身動きを取れない時を狙って介入してくる

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は為替のお話です

ドル円に限らずですが、日本円という通貨の価値は暴落しています

各国共に、コロナ禍に薄めに薄めた通貨の価値を高めようと必死になりました

ただ我が国日本は、それ以上に経済が弱く、通貨の価値を高めてしまうと経済が崩壊してしまいますから容易に通貨の価値を高める訳には行きませんでした

バブル崩壊から続く失われた30年と言われるデフレマインドから脱却でき切れていなかったからです

結果、日本円は世界的に見て価値の低い通貨、つまり全世界通貨に比べて安くなり続けていました

先日、日銀の総裁の任期満了に伴い、植田新総裁が新しく就任した時に『金利を上げる』という宣言がなされ、とうとう長きに渡って続いてきたデフレ経済を脱却に向けて動き出しますというアナウンスがなされました

『チャレンジング植田』などと言う愛称も付くくらいです

そして為替介入に動きました
ですがそのタイミングは相場が閉じているGW中でした

相場が閉じているので、個人投資家は持っているポジションの変動が出来ません

結果、大損した人も居ますし大得した人も居ます

問題は個人投資家がこの情報を元に動く事が出来ないタイミングを狙って介入した事です

多くのポジションを持つ個人投資家はこのGW中は歯痒い思いをした事でしょう

 

急激な通貨安高はあまり歓迎される物ではありません

円安メリット企業の決算でも、多くは平均ドル円145円程度で見積もっています

それ以上に円安になっても企業の収益が上がるはずですが、それでも企業は保守的に見積もっています

これは「儲けすぎたら政府や日銀が介入してくるはずだ」という見方をしているからです

多くの聡明な人間が経営する大企業ですらこの姿勢なのですから、我々一般個人投資家はさらに保守的に、ディフェンシブに立ち回らなくてはなりません

 

と言っても、インデックス投資家がする事はどんな時でも変わりません

あらかじめ決められた現金比率を維持しつつ、保有する株式をただホールドし続けるのみです

今年のGW中にドル円が10円も上下しようと一緒です

短期的なトレードでは規模に物を言わせる短期トレーダーや信用トレーダー、或いはヘッジファンドなどの機関投資家、或いは各国中央銀行や各国政府の規模感には勝てません

超長期の目線を持って、勝率の高い勝負をし続ける事こそが肝要であると考えます

というお話でした