視力低下は現代病である

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『視力の低下』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

コンクリートジャングルである現代に『遠くの物を見る』という能力は不要なのかもしれない

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は視力の低下についてです

現代人は視力が下がっているのは以前から言われている通りです

昔に比べ、街中至る所にディスプレイが有り、皆が皆スマホを視聴する時間が日に日に多くなっています

小さなお子様がいる家庭に於いても、子供にタブレットを渡して大人しくしている間に家事をしてしまうという母親も多く居ると思います(私の兄弟の家庭でもそうです)

つまり、最近の若い子は、物心つく前からディスプレイに親しみ、日中に於いて大部分をディスプレイを見て過ごす事が多くなっているという事です

そりゃあ視力は低下するだろうという現状ですね

と言っても、家庭の母親を非難する気は一切ございません

私は以前の記事でも『核家族』が諸悪の根源であるという考えを書きましたが、こちらでも同じことが言えます

melloblog.hatenadiary.com

私の家族に関して言いますと、家族全員視力が低いです

私以外は全員眼鏡をかけたりコンタクトレンズを使用しております

私は20歳頃にレーシックの手術を受けましたので、未だに1.0以上の視力を維持していますが、レーシック手術というのは万が一は視力を完全に失う可能性のある手術でありますから、誰かに勧められる物ではありませんし、私自身も再度視力が低下した時にもう一度レーシック手術を受けるかと聞かれたら受ける気はございません

まぁ若気の至りの様な物です

どうしてもレーシックを受けたいという人を否定するものではありませんが、私自身はレーシックに否定的です

ただ私が思うのは、視力の低下というのは現代に於ける人類の定向進化なのではないかという考えです

定向進化というのは、生物が環境に適応する為に一定方向に身体が進化していくという説です

ダーウィンの進化論とはまた違った考え方です

イカの甲と呼ばれる、貝殻の名残の様に、「昔の人類は10m先の物まで詳細に見えていたんだ」といつしか言われるのかもしれません

現代の人類は5m先ですら詳細に見る必要がありません

手元のスマホ、目の前のパソコンディスプレイさえ見えればそれで良いという生活の人が多く居ます

必要なのは自動車の運転の際くらいでしょうか

自動車運転免許には片目で0.3以上、両目で0.7以上の視力が無い場合は免許証の更新が出来ません

眼鏡やコンタクトレンズを使用して上記の条件をクリア出来た人に『眼鏡等』と条件付きで運転免許証の更新が成されます

眼鏡等の条件が付いている運転免許証で眼鏡やコンタクトレンズを着用せずに自動車を運転した場合は、条件に合致しないまま運転した事になり、無免許運転扱いになります

2種免許(客を乗せて目的地まで運び、その対価としてお金を受け取る業務が出来る免許)や中型免許やけん引免許であればさらに条件は厳しく、片目で0.5以上、両目で0.8以上の視力が必要になり、さらに深視力検査という物も追加で受けます

なかなかどうして運転免許の条件は厳しく設定されております

その割には東池袋自動車暴走死傷事故の飯塚幸三被告(当時87歳)を始め、まともな運転が出来るのか怪しい人物にも免許証は配布されています

と言っても、自動車が誕生してまだ2・300年ほどしか経っていません

自動車の運転の為に人類が定向進化をするには少し歴史が浅いと思います

このまま自動運転が可能になれば、人類はまた遠くの物を見る能力というのが不要になりますので進化する必要も無いのかも知れません

スマホやディスプレイの歴史は自動車よりも浅いですが、視力の低下の原因はこの両者だけではなく、この両者はただそのきらいを促進しただけに過ぎません

 

ここでふと、こんなロマンチックな考えがよぎりました

北欧神話に於ける主神 オーディン

彼はユグドラシルという世界樹の根元にあったミーミルの泉を飲む事によって魔術を会得する代わりにその片目を失った

とされています

これは、目の能力を下げてでも本を読み知恵を蓄えるべし

という先人たちの教えなのではないか?と

 

北欧神話はおおよそ、9~11世紀頃に作られたのではないかと言われています

その頃と言えば今から約1000年ほど前になります

1000年の昔から遠くの物を見るための視力は別に重宝されていなかったとなれば、現代人がその方向へ定向進化を遂げていたとしても何ら不思議は無いのかも知れません

そう考えれば、国民の平均視力の低下というのはそれほど大騒ぎする問題と言えなくなります

人類の足の小指の骨の関節は、多くの人が3っつあるそうですが、今は2つしか無い人も出てきているそうです

これは人類が猿から進化する際に、樹上性で無くなったので足の指で木や枝に掴まる必要が無くなり、徐々に進化(退化かもしれませんが)した結果、関節が一つ消滅したそうです

ただ、猿から現代の人類まで少なくとも1万5000年以上かかっています

足の小指の骨の関節一つ消すのに、1万5000年もかかっているのなら、遠くの物を詳細に見る必要が無いからと目が進化するのに1000年では、まだ進化としては早すぎるかもしれませんね

というお話でした