初めまして
melloと申します
今回のテーマは、インデックス投資家に勉強は必要か?です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
インデックス投資家は本を何冊読もうがやる事は変わらない
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回はインデックス投資に勉強は必要かどうかです
幸いな事に昨今はインデックス投資ブームです
多くのインフルエンサーの貢献もあって、多くの人にインデックス投資の有用さが知れ渡りました
と言っても、それは元々、投資に興味があって尚且つ勉強する気がある人に限定されます
日本人は未だに多くの人が、現預金のまま保有しています
米国は行き過ぎにしても、もう少し株式の保有割合を増やしても良いと思います
そして、この現金・預金の54.3%の中には、現金しか保有していないという割合が多く存在しています
我が国の首相である岸田首相であってもそれは一緒です
住宅がどんな豪邸なのかは知りませんが、2億もの資産を持ちながら株式には一切手を出さないのです(本人は投資をしない癖に国民には投資を促しています)
つまり、投資やインデックス投資をいくら喧伝しても、投資しない人は幾らでも居るし、投資するにしても勉強する意欲がある人は限られています
ただ、投資というのは勉強したからといって成績が良くなる類の物でもありません
なまじゴールデンクロスがどうしたボリンジャーバンドがどうしたカップウィズハンドルがどうしたという事を考えたばっかりに大損をしたという人も少なくありません(私もそうです)
一方で、インデックス投資というのは誰がどういった知識を持って行っても結果は同じです
インデックス投資ブームもあり、書店にはインデックス投資に関する書籍が大量にあります
しかし、2~3冊ほど読めば分かりますが書いている内容は、ほぼほぼ一緒です
しっかりとしたエビデンスを基に書かれている歴史的名著と呼ばれる本を数冊読めば、後の有象無象は読む必要はありません
中でも、投資インフルエンサーが書いている、中身スカスカの本は一見の価値もありません
ただ、それが楽しいと感じる人には強制するものではありません
インデックス投資本を本当に面白いと読む分には何のデメリットもありません(書いている内容を実行しようとしない限り、投資成績にも影響しませんから)
漫画を読むより、小説を読むより、インデックス投資本を読む方が面白いと感じるのであれば楽しく読んでください
ただ、投資というのはあくまで人生をより良くする為の手段に過ぎません
投資はインデックスに任せて、自身の趣味を追いかける方が建設的ではあると思います
私も、証券口座にログインするのは数日~数週間に一度くらいです(これでも全然多いと思います)
多くとも、毎月のお給料が振り込まれてから株式(投資信託)の購入の為に一回ログインするくらいの間隔で十分かと思います(つまり月に一回くらい)
人生は長いようで短い、まさに『帯に短し襷に長し』という感じで
何かを成したいと考えると投資の為に費やせる時間はほとんど無いと言っても過言ではありません
株式投資(トレード)や株の勉強が娯楽として楽しいと思える人でなければ、そもそも勉強する価値は無いのです
ただ、全くの無知で良いのかと言われるとそうでもありません
『投資の勉強』と銘を打っておきながら、実態は詐欺みたいな内容の物は数多く存在しております
「誰でも出来る年利20%の手法」など、少し本を読めばおかしいと気付ける様な内容のセミナーなんてごまんとあります
特徴としてあまりに目を引く見出しを付ける人は大体詐欺師です
・○○の不都合な真実
・○○がヤバすぎた
・○○が完全終了
・○○していない人は損しています
だとかですかね
往々にして、こういった強い主張の見出しの内容は中身がスカスカです
逆に言えば、目から鱗の情報などは一切ありませんと自ら吐露している様なものです
話が変わるようで同じなのですが
かつて、日本企業は製品の質だけで勝負して、顧客にとって本当に良い商品であった場合は口コミなどで広がるだろう…または今居る顧客が満足してくれればそれで良い、とする企業が多く
海外企業は質より宣伝に力を入れて、競合他社を蹴落とす事で自社の地位を確立しようとする企業が多く存在していました
つまりは、顧客の満足度に重点を置くのか、自社の利益に重点を置くのかという考え方ですね
こうやって言えば、多くの顧客は、顧客の満足度に重点を置く企業の商品を買いたいと思うと思います
しかし、現状は声の大きい(上記の例の海外企業)人の声に右往左往しています
本当に、より良い商品を選ぶためには間違っている物を間違っていると判断する為の勉強が必要なのです
そうやって良い物とそうでない物を見分ける目を持てればその後はただ良い物を選択し続ければ良いのです
そして、それが出来るのがインデックス投資ということになります