入浴は生活必需習慣ではない

初めまして

melloと申します

 

今回は入浴に関してです

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

入浴は生活必需習慣ではなく、奢侈(しゃくし)習慣である

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はお風呂の話題です

 

皆さんお風呂は好きですか?

私は好きです

バイクに乗っていた頃は、ツーリングがてら温泉に入りに行ったものです(泊りではなかったので、帰りに寒い思いもしましたが)

自宅での入浴も熱いお湯を湯舟いっぱいに張って、ざっぱーんっと入るのは至高の楽しみです

 

しかし、現代人は共通認識として入浴を義務としています

子供のイジメの口上の定番は「臭い」「お風呂入った?」ではないでしょうか?

会社でも接客業や人前に出る仕事でもないのに髪がベタついてるだのシャツのシミがどうだのと子供のイジメと変わらぬ内容で迫害されています

 

日本人は清潔好きで、毎日入浴する

それは嘘です

企業のマーケティングです

 

バレンタインデーに意中の相手にチョコレートを贈る

家賃は給料の3分の1

婚約指輪は給料の3か月分

 

これらは企業のマーケティングと分かりきっているはずですが、大差ありません

 

毎日お風呂に入らないと汚い、というイメージを定着させることにより

シャンプーやボディーソープ

毎日洗濯することにより

洗濯用洗剤

の使用の促進が図られているのです

 

では、実際に娯楽として入浴を楽しんでいるのはどの程度居るのでしょうか?

全体の傾向として、年齢が上がるにつれて入浴が好きで楽しみにしている割合が男女共に上がります

一番若い、20代女性ともなれば、40%もの割合で面倒だけど義務だから入っているという割合が高いです

 

社会風土的に、毎日お風呂に入らない人は汚いとレッテルを張られますから若い女性としては死活問題でしょう

 

では、この傾向は最近生まれたのか、昔からなのかという疑問ですが

年代別の女性の入浴の頻度は以下の通りになります

 

そもそも、自宅にお風呂があるようになったのはここ最近です

特に昭和頃までは、自宅の近くの銭湯に通う生活が一般的でした

といっても毎日通う訳でなく、あくまで、たまの娯楽として入浴を楽しんでいたようですね

 

清潔度(入浴の頻度)で健康的に害はない事はこれで証明できたと思います

という事は、毎日の入浴は生活必需習慣ではなく、ただの奢侈(しゃくし…贅沢・嗜好という意味、以下嗜好習慣と表記)習慣であるという事です

 

嗜好習慣である入浴を毎日強制するという行為は、パワハラ・セクハラ…等が糾弾される現代社会においては異常行動です

上司が誘っているのに飲み会に来ない、会社が繁忙期なのにサービス残業しない

と言っているのと変わりません

 

ただし、接客業や狭い社内で近接した状態で仕事をしなければならない仕事において

他人が不快である事はお客や同僚に対し、多大なマナー違反でもあります

ならば、定期的に義務的入浴が必要にもなるでしょう

でもそれは毎日ではないはずです

 

入浴が嫌い・面倒と感じる人に毎日強いる道理はないのです

毎日の晩酌が楽しみな人もいる一方でお酒を一切飲まないのが許容されているように

毎日の入浴が楽しみな人もいる一方で最低限の入浴で済ませる人も許容されて然るべきなのです

 

私は、入浴が楽しみで娯楽として楽しんでいますが

そんな人ばかりではない事は留意しています

 

ところで、お風呂に入ること、延いては湯船に浸かる事で疲れが取れると言いますが、これは正しくありません

入浴により、全身に軽度の疲れを均等に付与することにより、その後の睡眠で全身が回復した感覚になるというものなのです

現代社会に生きていると、長時間椅子に座り、パソコン画面を見つめたままの姿勢で居ることが多く、全身が凝り固まってしまいます

そういう時に、全身に程よい疲労を付与することで、腰や肩や目に疲労を集中させない事が疲労感の軽減に役立つということのようです

 

私はシャワーも湯舟も熱いお湯が好きですが、少しぬる目の温度のお湯が好きな人もいるそうです

上記の事を鑑みると、局所的に酷い疲れがあるときは熱いお湯の方が効果がありそうです

ですが、娯楽として捉えるとぬる目のお湯で長時間入浴するのも楽しいですよね

 

結局、娯楽習慣である以上、個人の好みで良いと思います

 

温泉により、リウマチに効くとか、血行が良くなるとか、肌が綺麗になるとか

いろいろ効果が書かれていますが、本当かどうかはさておいて

そういうお湯に浸かって、効果が出たら良いなぁと和んでいるのが本当の娯楽だと思います