初めまして
melloと申します
今回のテーマは『利き腕』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
全人類を2種類に分けるという考え方が烏滸がましいと思われる
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は利き腕に関してです
日本だけではなく、世界的に見て、左利きの人というのは約10%ほどしか居ません
利き腕というのは本人の志向は関係がなく、一般的には遺伝子が決めていると言われています
D遺伝子とC遺伝子というのがあり、D遺伝子は右利きになり、C遺伝子は利き腕を決めるのに関係が無いという事らしいです
難しいお話ですので、ここでは血液型の様な物だとお考え下さい
A型の父親とB型の母親からO型の子供が生まれたからと言って、B型の母親が浮気した訳ではなく、実際は父親はAO型、母親はBO型だった、なんて話もあります
血液型の場合、本人の志向などとは一切関係がなく、単に輸血の為の区分でありますが、利き腕というのは日常生活に於いて非常に大きな影響があります
世界中の約90%が右利きである以上、世界中のありとあらゆる物が右利き用に作成されております
ハサミやプルタブ(缶の蓋ですが、実際はステイオンタブと言います)は有名ですが、左利きの人に聞いても、そういう物は右手を使ったりするそうです
また、文字も多くの場合、右利きの人が右利きの人用に作成したので、左利きの人は右利きの人に比べて、構造的に綺麗に文字が書けない様になっています(本人の努力で綺麗な字を書く人も居ますが、右利きの人に比べてより多くの努力が必要になります)
日本でも昔は、左利きの子供に右手を使用する様に矯正する人も多く居ました
実際、スポーツや格闘技など以外では現実社会を生きる上で左利きのメリットは皆無です
左利きが劣っているとか、右利きが優れているという訳ではなく、ただ単に身の回りのほとんどの物が右利き用に作られている場合が多い為、あえて左手で使用すると不便を感じる様に作られているのです
さて、ここからが本題なのですが、上記でも書いた通り、血液型というのは輸血をする際以外はほとんど意識する事もありません
ですが、利き腕というのは日常生活に多大な影響を及ぼすものです
ところで『右利きである』という人は全ての事柄に於いて右手だけを使用している訳ではありません
右手と左手はセットである以上、同時に使用する機会が多く、右利きの人は右手を主要な用事に使用し左手はその補助として使用しています
左利きの人はその逆ですね
これも上記で書いた事ですが、左利きの人の場合は物によっては、主要な用事に右手を使い、左手を補助として使用する事があります
それは『物』自体が右利き用に作られている為、左手では使いづらい事に起因しているのですが、その左利きの人の中でも主要な用事に右手を使える人と使えない人が居ます
つまり『利き腕具合には個人差がある』と考える事が出来ると思います
右利きの人の右手の使用率と左手の使用率を90:10とするならば、左利きの人の左手の使用率と右手の使用率が90:10の人も居れば、60:40の人も居ると思われます(50:50という珍しい人が両利きであると考えられます)
であるならば、右利きの人の中にも、60:40の人が居てもおかしくはない訳です
本題の答えですが
右利き同士の人でも、一方が90:10、もう一方が60:40の場合、感覚は嚙み合いません
つまり、繰り返しになりますが『利き腕具合には個人差がある』と考える事が出来ると思います
そもそも、全人類を右利きと左利きという2種類(両利きは例外として)に分けられると考えるのが烏滸がましいと思われます
というお話でした