初めまして
melloと申します
今回のテーマは『SBI証券のクレカ投信積立』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
100万円修行者のハシゴを外した形になった
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は先日SMBCがHPにて公式発表しました、SBI証券によるクレカ投信積立サービスへのポイント付与に関する情報についてです
先日、私のブログでも取り上げましたクレカ投信に対するポイントの付与率ですが、未発表であったSBI証券がとうとう公式に情報を解禁しました
簡単に言うと、改悪です
プラチナカードは持つ価値は無くなり、ゴールドカードは毎年100万円修行させられる事になり、通常カードは毎年多少は投信積立以外の場所で使わないとポイントが付与されません
私の上記記事でも書きましたが、これらのサービスは本来、企業側が『営利目的』で行っている事ですから、収益性が悪いのであれば撤退しても仕方がありません
今回の件でSBI証券や三井住友銀行(及び三井住友カード)を恨むのはお門違いという物です
むしろ『今までポイントを付与してくれて、こんな良いサービスをありがとう』と感謝しなければなりません
ただ、感謝する事と、今後も利用するかどうかは別問題です
ポイントの付与率は株式投資にとってオマケの様に考えなければならないとは言っても、目の前の小銭を拾わずに居られずに自身の許容度を大きく逸脱して、月の投信の購入金額を大きくし過ぎていた人は多くいるかと思われます
今回のポイント改正は、積立金額の見直しの良い機会と言えます
クレカ積立→0.5%(通常カードで、手数料0.4%以下の商品を購入する場合)
楽天キャッシュ→0.5%
5万円までの積み立て→1.1%
5万円超から7万円までの積立→0.6%
auカブコム証券
10万円まで積み立て→1%
SBI証券(11月以降)
プラチナカード→投信積立外で年間500万円以上使用した場合、3%
投信積立外で年間300万円以上使用した場合、2%
投信積立外で年間300万円未満使用した場合、1%
ゴールド→投信積立外で年間100万円以上使用した場合、1%
投信積立外で年間10万円以上使用した場合、0.75%
通常カード→投信積立外で年間10万円以上使用した場合、0.5%
投信積立外で年間10万円未満使用した場合、0%
となります
マネックス証券以上にややこしい改悪ですし、大金持ちで浪費家の人以外にとってはどう考えても魅力の無い証券会社となりました
数多くのインフルエンサーが「新NISAのおススメはSBI証券です」と恥ずかしげもなく喧伝していた人はどう責任を取るのでしょうか?
もちろん、誰も責任は取りませんし、謝罪もしてくれません
なぜなら彼らは自分自身の利益の事しか考えていないから
新NISAを利用する多くのクレカ積立民からしたら、今更、新NISA口座を他所へ移す手続きも煩雑になりますし、今回の改悪に対抗する手段がありません
恐らく最も多いゴールドカード使用者にとっては『一回だけ年間100万円を使用すれば1%の還元が受けられる』と信じて100万円修行をしたはずです
そんな小規模利用は、今後毎年100万円修行を行わなくては現行のままとは行きません
メインカードとして使っている人でも年間100万円は、なかなか達成するのは難しいと考えます(実際、私が使用しているメインカード(三井住友ゴールドカードNLではない)の年間総使用料金は100万円も行きません)
つまり、今後毎年、必要でもない物を購入し続けなければなりません
これではポイント還元によって得をするよりも多くの金額を浪費しなければなりませんので、損する事になります
100万円修行者にとってはハシゴを外された形ですが、今後も利用するかどうかは個人個人が決める事です
私は以前から記事にしている通り、楽天証券に新NISA口座を開設しましたし、クレジットカードによる毎月の投資信託の積み立ても満額設定(15万円)しております
他社証券会社のクレカ積立の方がポイントを多く貰えるにしても、私は積立の設定を変えるつもりはありません
というお話でした