日本株及びオルカンに人気が集中して思う事

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『テーマ株』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

数年前の米国株に非ずは人に非ずと言われていた時代を忘れてはならない

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は流行りの株についてです

日経平均株価はバブル時の最高額である3万8915円を、おそらく数日中にも超えるでしょうという気運です(執筆時にはまだ超えていません)

少し前に記事にした通り、現在は日本株ブームであると言えます

melloblog.hatenadiary.com

新NISAの開始もあり、ただただ何も考えずにお金を投入するだけで銘柄の入れ替えのリバランスは必要なく、考える事は現金と株式の保有比率…つまりは現金比率のリバランスのみで良いという素晴らしい商品である、オルカンに人気が集まっています

それ単体では非常に喜ばしい事ですし、多くの人々が幸せになれる選択だと私も感じています

ただ『オルカンを選ぶ理由』が、何となく流行っているからとか、米国株は割高だからとかでは長期投資が出来るのかどうか少し不安です

特に最近では、上記の画像の7位にもランクインしている『インド株』がテーマです

世界的潮流(テーマ)は数年~十数年程度で移り変わるものです

アメリカのハイテクブームからBRICsブームに変わり、BRICsブームからアメリカハイテクブームになり、今現在アメリカハイテクブームからインド株に変わろうとしています

インド株が本当に当たるのかそれとも日本株になるのか、テーマがどこに移動するのかは予見は出来ません

また、予見出来たにしても最も利益が上がる投資先となるかは分かりません

数年前のアメリカ株ブームの時、特に株式ブロガー界隈では「日本(株)はオワコン」と言われていました

私が特に覚えているのが日米の時価総額No.1企業同士のチャートを並べて表示して「トヨタみたいな企業に投資していてはダメ」という主張をしているブロガーが居た事です

その、ダメだと言われた今現在のトヨタのチャートがこれです

日本に於いて時価総額が最も高いトヨタ自動車がこれです

日本株を組み込むインデックスの投資信託であったなら物凄い恩恵が有った事でしょう

 

今、この日本株ブームに乗って「日本株に非ずは人に非ず」という様な考え方をしているのは危険です

どの銘柄にしても株価が右肩上がりに上がる事は有り得ません

どんな優秀な業績を上げている企業であっても、世界的な情勢や本人達の責任が全く無い所で会社に対して逆風が吹く事はいくらでもあります

個人投資家にとっては、その時その時のテーマに乗って流行りの株式に乗り換える事を繰り返すのではなく、自分が信じたインデックス(指標)と添い遂げる信念を持ちましょう

というお話でした