隣家の騒音は基本的に我慢しなければならない

初めまして

melloと申します

 

今回のテーマは『騒音トラブル』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

大豪邸やド田舎に住む訳でも無いのに人様の土地で発生した音に苦情を言う方がおかしい

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は不動産に於けるトラブルのトップ3には常に入るであろう問題、騒音トラブルについてです

共同住宅(マンションやアパート)に於いて隣人、上下階の住人がうるさいというのはよくある話です

実は私の家族の中にもそういった騒音トラブルに悩まされていた人が居ました

私自身は、枕元で発電機が回ってようが眠れる人間ですし、音楽を聴くとき、映像を観るときなどは、遮音性の高いヘッドホンやイヤホンを使用するので、騒音を不快に感じる機会はほぼありません

それに基本的に、法律的の建付け的に、住宅用不動産というのは『住む為に』購入するのであって、人が住む以上は音は絶対に発生します

その音の大きさが人によって多少違うというだけの話です

また、生活音と呼ばれる、およそ一般的な生活をしていると自然に発生する音というのは共同住宅であれば四六時中聞こえるのが普通です

夜勤の職場で働いている人であれば、真夜中の3時4時に洗濯機や掃除機を使うことは何ら可笑しな事ではありませんし

逆に夜勤の人からしたら、昼の2時3時にそういった騒音をさせられると仕事前の睡眠の邪魔になったりします

どうしても周辺住民がうるさいと感じた時に訴える先としては共同住宅の管理会社に問い合わせる事になりますが、基本的には管理会社は不介入です

掲示板やポストに「騒音のお話が出ていますので皆さん静かにお使いください」という紙を張り付けるくらいしか出来ません

うるさいと言われた部屋に管理人が出向いて「貴方うるさいですよ」とは言いに行けません

なぜなら

 

①騒音レベルのエビデンス(第三者が納得する根拠)が無い

②うるさいと管理会社に訴えた人を特別扱いする事になる

③そもそも本当にうるさいのか分からない

という事です

 

①は、『うるさい』と一言に言ってもどのレベルなのかはその人にしか分からないという事です

スマホなどで動画撮影をしたとしても、それが信用に足るか分かりません

動画を編集して音量だけを異常に拡大しているのかもしれませんし、騒音測定器を用いて騒音レベルを測定するにしても、その数字レベルの騒音が何回発生しているかも分かりません(当然訴える人は四六時中何回も発生していると言います)

 

②は、万が一、うるさいという苦情があった時に、管理会社の人間が部屋を訪問したり何らかの手段を用いて騒音主の行動を制限しようとして動くと、苦情を言ったもん勝ちの状態を作る事が出来ます

もし、壁を一枚隔てて他人が住んでいる事を気持ち悪く思う人が居たとしたらどうでしょう?

おそらく自室以外の人間がうるさいと管理会社に訴える事になるでしょう

そしてそんな面相臭い人物が住んでいる共同住宅だという事が他の住民にバレた場合、他の住民は引っ越していくかもしれません

そうすると大家や管理会社は家賃や管理費を貰えず大損です

引っ越していった住民も引っ越し費用などで大損です

うるさいと苦情を言った住民は、望み通り自分以外誰も住んでいない共同住宅に一人で住む事ができますし、家賃も据え置きで得しかありません

つまり、うるさいという苦情があったからと何か特別に動いてあげるというのは、苦情を言ってきた人を特別扱いする事になる

 

③は①や②と内容は被りますが、苦情主に悪意が無い場合もあります

つまり、苦情主が特別神経質な場合と、義憤に駆られている場合です

『うるさい』という感情は人によってどの程度不快なのか変わります

上記の私の様に特別騒音に鈍感な人物も入れば、ほんの些細な音ですら強烈に不快に思う人も居ます

また、「自分は不快に感じないけれど、こんなにも騒音を出しているのであれば、他の住民も迷惑しているに違いない」と苦情主が他人の為を装って暴走しているかもしれません

 

世の中には、管理会社に言わずに直接隣家のインターホンを鳴らして、対面して「貴方うるさいですよ」と相手に訴える人も居ます

私には、なぜその様な恥知らずな行動が取れるのか意味不明です

その土地の所有者でもなければ、特別に音に配慮していると謳っている共同住宅だったりという割増料金を支払っている訳でもないのに、正規に賃料を支払っている他人の権利を侵害していいという判断をする意味が分かりません

実際、そういったトラブルで口論になり、相手を刺し殺したという事件は発生しています

有名なのがピアノ殺人事件ですね

階下のピアノの音がうるさいと言って、母親と子供二人を殺害した事件です

なぜ周辺住民がうるさいという理由で他人を害して良いという判断になるのは私には全く分かりません

と言っても私も他人事ではありません

私も隣人から「うるさい」と言われた経験が2回ほどあります

2回とも大したエビデンスも持たずに言ってきた(自分が発している騒音が他人に迷惑をかけているかもしれないという事は一切考慮せずに棚に上げているだけでなく、自分の発する騒音と相手が発する騒音レベルの差を数字を用いて訴えてくる訳でもなく、また、私が発する騒音が一般レベルを大きく逸脱しているという根拠もなく)ので、大して気にも留めていませんが前述の例もあるように、騒音は人を殺人にまで駆り立てるのです

いつ私が被害会うかも分かりません

精々気を付けます

ただ、同時に思います

周囲数キロに渡って土地を保有する大豪邸を所有する富豪や、周囲数キロに周辺住民が居ない限界集落でもない限り、他人が発する音というのは生活している以上絶対に聞こえます

そんな一般的で無い暮らしをする気もないのに自らの利益の為に、他人の権利を害して良いと思わない方が良いと思います

そもそも、人様が自分の部屋でどんな生活をしようが他人がとやかく言う権利はありません

というお話でした