初めまして
melloと申します
今回のテーマは『英語話者』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
洋画や海外ドラマにて、日本人役を日本人にやらせないのは、単に日本人の流暢な英語話者が少ないだけ
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は洋画や海外ドラマにて『日本人役』として出演する俳優が何故か中国人や韓国人なのかについてです
この問題については、私に限らず多くの人が違和感を覚え、疑問に感じ、質問をしている様です
一応、色んな記事やブログを拝見している限り、理由は二つに集約しました
①英語を現地人が聞いても違和感無く流暢に話せる日本人が少ない
②そもそもアジア系の顔の俳優を見分けられない
という事らしいです
そもそも、日本人が英語を上手く話せないというのは言語的問題があるからだ
というのは良く言われる話です
ですが、その代役として使われているのは、同様に第一言語にアルファベットを使う英語系ではない中国人や韓国人です
これは単純に日本人にとって『英語の必要性』がそれほど高くないからです
日本という国は内需の国です
『日本は貿易と観光で成り立っている』とメディアを始め、多くの人が信じています
ですが、実際は日本の貿易依存度は15%程です

つまり、日本人が日本人を相手にしている商売だけで約85%の富を創造している訳です
韓国は、この『貿易依存度』が40%もあります
約半分もの富を海外に依存している以上、多くの人間が海外との交流を必要としているのです
そりゃあ外国語を必死に習得しようとするでしょう
また、中国は日本と殆ど違わない数字ですが、何しろ人口が日本の10倍近く居ますから、全くの同条件であっても、アメリカ人がアメリカ国内で接する可能性が段違いに高いと言えます
また、国として正式な数字も当てになりません
2022年のデータでは、中国人は一年間で1万8500人が移民として入国したという数字がありますが、実際は不法移民もあります
トランプ大統領が『不法移民の強制送還』などを声高に叫んでは居ますが、実際に今現在、アメリカ国内に中国人が正式に何人居るかなどは把握しきれては居ません
なので、単純に表面的な数字でしか判断が出来ませんが『人口が10倍多い中国人に、より多くのチャンスがある』としか言えません
(一つの役に日本人が一人応募したとすると、全く同条件の中国人は10人応募している事になる)
私は、昔はこの問題に対して『諸外国による日本人差別だ』と考えていました
世界各国に『SAMURAI・YAKUZA・JAPANESE SWORD』などの強烈なファン(オタク)が居るのは歴然とした事実です
だからこそ、洋画や海外ドラマに『日本人役』を作っているのであって、好かれていない訳ではないのに
と
ですが、恐らく実際は起用しようにも(条件に合う)日本人がアメリカ国内に見当たらないのでしょう
英語を話せる日本人が全員が全員、俳優希望者ではないのですから、その様な人材を探すのは相当な努力が必要だと思われます
また、英語が話せる俳優として有名な『渡辺謙』も『侍アクセント』と呼ばれ、日本人の英語アクセントとして知られています
結局、洋画や海外ドラマにて、日本人役を日本人にやらせないのは、単に日本人の流暢な英語話者が少ないだけなのかもしれません
というお話でした