初めまして
melloと申します
今回のテーマは『ドラム式洗濯機』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
わざわざ複雑怪奇な機械を購入して様々なデメリットに苦しめられるよりは、簡素な機械である縦型洗濯機で十分です
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回はドラム式洗濯機についてです
ドラム式洗濯機と言えば、洗濯・乾燥を一気に行える、時間も手間も短縮できる便利な家電です
何より、洗い終わった後の洗濯物を干す手間が省けるのが大きく、多忙を極める現代社会人にとって、自分のやりたい事に時間を使える有用な家電である事は間違いありません
一時期、ガジェット系に留まらず、ありとあらゆるインフルエンサーがガチ推ししていた事からも、一般的な認知度も関心も高く、多くの社会人にとって検討をした事があるでしょう
が、ドラム式洗濯機は何も『縦型洗濯機の完全上位互換』という訳ではありません
複数の、それも解決不可能なデメリットという物が存在しています
デメリット1
本体代金が高い
縦型洗濯機の一般的な価格は10万以下ですが、ドラム式洗濯機は凡そ20万以上です
デメリット2
設置スペースを大きく取る
ドラム式洗濯機は、その構造上、洗濯槽を斜め(ほぼ横になっている)にしている都合上、奥行きを大きく必要とします
当然、洗濯機スペースに収まらないパターンも多く発生し、物件や商品によっては玄関すら通らないなんて事も起こり得ます
デメリット3
メンテナンスの手間は縦型の何倍もかかる
ドラム式洗濯機は乾燥まで行う都合上、機械の中に埃や糸くずが溜まりやすくなります
そういったゴミを放置したまま使用した場合、乾燥にムラが出来たり、生乾きの匂いが発生したりします
最悪の場合、機械が故障したりする場合もあります
洗濯物を干す手間を無くす為に、価格が高い洗濯機を買ったのに、別の手間が高頻度で発生するのでは、何にお金を払ったのか分からなくなります
デメリット4
ランニングコストが高い
一般的に、縦型洗濯機は大量の水を使用するのに比べドラム式洗濯機は少ない水で洗濯を行えると言われています
ですが、ドラム式がコスト面で優れているのは水道代だけで、乾燥にかかる電気代(縦型洗濯機の場合、乾燥させる為に人力で干す作業を行っているので、乾燥部分にかかる電気代で言えばゼロ円である)や、故障時の修理代も高くつく事になります
また、水が少なくて済むという件の逆説的な話ですが
縦型洗濯機の洗濯方法は『かくはん洗い』
ドラム式洗濯機の洗濯方法は『たたき洗い』で、
洗浄力という点で言えば縦型洗濯機の『かくはん洗い』の方が優れています
つまり、洗濯物の『洗い残しによる再洗濯』という点で考えれば、多少の水道代金が安い位ではとても釣り合いが取れません
と、ドラム式洗濯機である以上、解決不可能なデメリットを複数挙げました
家電に詳しい人であれば、もっと挙げる事が出来るかもしれません
それら全てのデメリットを理解して許容出来るのであれば、ドラム式洗濯機という選択肢はアリなのかもしれません
が、多くのインフルエンサーは「ドラム式洗濯機はコスパ最強」「買ったら世界が変わる」という風に良い事しか言いません
私自身の話をすると
私自身も、一時期、ドラム式洗濯機を持っていた時期がありました
が、故障した後、修理したり新しいドラム式洗濯機を購入しようとは思いませんでした
それは前述したデメリットが苦痛に感じた事もありますし、何よりここ数年は特に引っ越しが多かったので、一々ドラム式洗濯機を運搬するのも面倒であり、引っ越し業者に頼むにしても特別に料金が掛かったりと、煩わしく思ったからです
ドラム式洗濯機の故障後は、備え付けてあった縦型洗濯機を使用したり、コインランドリーを使用したりして凌いでいました
一応、過去記事を引っ張り出して釈明しておきますが
縦型洗濯機を使用していた時も干す場所は室内干しでした
なので、『部屋の窓は要らないと思う』という主張から変更はありません
今後、どこかにどっしりと住む事になったとしても、購入する洗濯機は恐らく縦型洗濯機になると思います
私の感覚で言うと、ドラム式洗濯機は、ちょうど自動車に於けるEVやハイブリットの様な物で、余計な機能を付けた商品という印象です
機械と言うのは、目的を達せられる性能があれば、出来るだけ簡素な作りである方が優秀です
故障の原因追及も楽ですし、修理も簡単に行えます
わざわざ複雑怪奇な機械を購入して様々なデメリットに苦しめられるよりは、簡素な機械である縦型洗濯機で十分です
というお話でした