インデックス投資で大きなリターン(金額)を望むなら

初めまして

melloと申します

 

今回はアクティブ投資家に比べてリターンのバラつきの少ないインデックス投資家が大きなリターンを望む時にすることを書いていきたいと思います

しかし、普段から情報収集している方には特に目新しい情報はありませんので悪しからず

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

大金を機械的に投入し、定期的に追加投資する

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

さて、今回はインデックス投資家にとってリターンを高める方法です

インデックス投資家の対極に当たる存在であるアクティブ投資家にとってリターンを高める方法は簡単です

割安優良銘柄を購入する・割高劣悪銘柄を空売りする・国際情勢的に円安ドル高になりそうなので有望そうなアメリカ株を購入する、もしくはドル転(日本円をアメリカドルと交換すること)だけしておく

色々方法がありますが、そのどれもが再現性が低く、また、個人の能力によって結果が左右されるものです

この方法で資産形成・資産運用できる人にとってはアクティブ投資の才能があるという事なので、リターンを高める為には個人の能力を磨けば良いという結果になります

 

しかし、我々インデックス投資家は、自身に、銘柄選定の能力がなく、暴騰暴落が読めないという事を重々承知している人達です

 

インデックス投資家にとって、自身の差配で左右できるのは、投資商品の選定・コストの比較・証券会社などの自身の投資に関わる関連企業の選定くらいのものです

そして、一番大事なのが入金力です

 

投資する商品を選定し(S&P500が良いのか全米が良いのか全世界が良いのか)、コストを比較し(投資信託であれば信託報酬他、実質コストも含むトータルリターンでの比較)、証券会社を選定(楽天証券が良いのかSBI証券が良いのかマネックス証券が良いのか)したら、もう後はひたすら、1円でも多く・一日でも早く入金するだけです

 

インデックス投資は、大金持ちでも貧乏人でも、同じ日に同じ売買をしたのなら、リターンの%は同じです

違うのは金額です

大金持ちが1億円を投資したのに対し、貧乏人が100万円を投資した場合

同期間の対象商品が+5%のリターンがあった場合

大金持ちは500万円を得たのに対し、貧乏人が得るお金は5万円です

 

%に、大金持ち相手と貧乏人相手の差別はありません

ただ金額が違います

500万円も稼げたのなら他の収益はなくとも、1年は過ごせそうです

5万円では1か月の生活費には足りず、お小遣い程度ですね

 

アクティブ投資であれば少ない元手で上記の大金持ちと同等のリターンを得る事も可能です(もちろん元手が多い方がその確率は上がりますが)

 

しかし、何度も言うようですが我々インデックス投資家は、個人の能力や才能が無い事は重々承知しています

 

毎月5万円だけインデックスに入金していた人なら、なんとか出費をやりくりして毎月6万円、7万円にする

 

インデックス投資で金持ちになるにはこれしかありません

 

また、投資を始める前にそれなりの貯蓄がある場合は、一日でも早く・一円でも多く入金するべきです

 

一括投資か積立投資かというお話ですが、シュミレーション上は一括投資の方が優秀な結果を残す事はいろんな場所で言われており、誰もが認めるところです

 

一括投資が損になる可能性があるのは相場が下がり基調である時や、投資した直後の暴落した時です

 

しかし、何度も言うようですが我々インデックス投資家は銘柄選定はおろか、相場も読めません

明日から相場が下がり基調になるかどうかという事はわからないのです

そして、インデックス投資をするという事は、インデックス投資の還元率が100%を超える(と信奉する)というギャンブルに参加するという事です

そして、還元率が100%を超えるギャンブルで大きく儲けるのなら、試行回数(インデックス投資でいうとホールドした日数)を増やす外ありません

 

積立投資を選択する理由は精神衛生上以外にはありません

投資をするのに、毎日「明日暴落が起きたらどうしよう」という不安を抱えるのであれば、その投資金額は適切ではありません

 

自身が持つべき投資金額までは一括投資を行い、その後も新たに余裕が生まれる限り追加投資していくというのが理想の形ですね

 

ここで、世界一の投資家 ウォーレンバフェットが師匠と仰ぐ、ベンジャミングレアムが自身の著書で紹介しているアセットアロケーションをご紹介します

 

リスク資産と無リスク資産の割合は

基本50対50で、最大でも75を超えないようにリバランスすべき

 

との事です

 

ベンジャミングレアムは株式や債券(私は債権は要らないと思っているので現金)は半々が基本と説いています

ウォーレンバフェットが妻への手紙で90%株式(S&P500)10%債権(米国短期債券)にせよ

と言っているのとは対照的ですね

 

しかし、私のような貧乏人とウォーレンバフェットでは資産の多可は図るべくもないほどかけ離れていますので、バフェットにとっての妻に残す遺産の10%とは、私が生涯を通して使うお金1000回分という事もあるでしょうから、あまりこの配分は参考にすべきではありません

 

やはりグレアムの半々というのがしっくり来ます

 

インデックス投資で大きな金額のリターンを望むのなら、大きな金額をインデックス投資に割り当てなければならないが、グレアム曰く株式と現金の割合が半々であることが精神衛生上良いということです

 

それは、ただ単に有り金全部でインデックス投資した場合に得られる金額を得るには余剰資金が2倍必要になる事を意味しますが、致し方ありません

 

1円でも多く稼ぎ、1円でも多く節約する事の重要性が増すでしょう