『元奨励会員は人生の落伍者』というポストについて

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『元奨励会員は人生の落伍者』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

 

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はXで話題になっていた(らしい)『元奨(元奨励会員)は人生の落伍者』というワードについてです

 

まず初めに、この話題が出た時、私は知りませんでしたので、後になってから調べ始めました

なので、大元のツイートを見つける事が出来ませんでした

3月の半ば頃に投稿されたらしいのですが

検索にヒットしたのは、私の今回の記事の様に『私はこう思う』という情報発信ばかりで、大元になったツイートは埋もれてしまっているか、既に削除されてしまっている様です

(こういうネット炎上は基本、誰かがスクショを撮っていて、本人が削除しようにも既にネットに拡散されていて消す方法がないというのが常ですが、今回はそれも無い様です)

 

なので、有名人の反応という事で、実際に元奨励会員である『鈴木はじめ氏』のYOUTUBE動画を引用します

www.youtube.com

 

これに対し、まず私の感想を述べたいと思います

 

そもそも「元奨が『称号』みたいになっている…」云々が間違いです

元奨は称号です

称号とはつまり、一定の功績を残した人間を表す言葉です

元奨という称号は『奨励会試験を突破した人』となります

つまり、奨励会試験を突破し、奨励会6級~3段までに在籍した事のある人間全てに与えられる称号です

 

当該ツイート主本人が何にこれほど反感を抱き、強い言葉で他人を否定しているのかは知りませんが、言葉の定義的には間違っているのです

 

が、正直に言って、1ミリ程度は理解出来なくもないとも考えます

 

恐らく、ツイート主本人は私と同じく、日常生活に於いて元奨の同僚・友人・知り合いなどが居る訳では無く、YOUTUBEやTwichなどの動画・配信サイトの動画や配信などで一方的に知っているだけの関係性であると考えられますが、そういった発信プラットフォームでは『他人の興味を引く』という事が至上命題であり、誰かの目に触れないと意味がありません

 

当然の話として、主張が強くなります

『元奨』という称号を使用し、他人にマウントを取る内容の物も多く存在しています

 

『神研究』『チート級』『最強戦法』『○○はカモ』『○○は養分』

 

などのワードで他人を不快にさせる人が居るのは事実です

 

相当昔の話であれば『将棋で飯を食えるのは将棋のプロだけ』と言われていました

そこから時代は進み、現在から30年程前に『将棋普及指導員』なる職業も生まれました

www.shogi.or.jp

正しくは、これ単体で飯が食えるという資格では無く、所々にある将棋道場などに呼ばれる指導員としての肩書きとして、日本将棋連盟がお墨付きを与えた人物であるという程度の物です

 

そこから更に時代は進み、現代ではインターネットを利用した動画・配信で食える時代が到来し、将棋についての発信だけで飯が食える様になりました

 

そうなった際に、他者との差別化の為に『元奨』という称号が利用されるようになりました

「元奨励会員の人がこう言っているんだから正しいんだろう」

という意識を狙っての事かと思われます

或いは

「元奨じゃない人の動画より元奨の人の動画の方が勉強になるだろう」

という人を労せず呼び寄せたいという事かと思われます

 

 

話を戻します

なぜ私がツイート主本人の明らかに間違った主張を1ミリ程度は理解出来ると言ったのかですが

趣味である将棋で他人にイラっとさせられる事が我慢ならないと考えるからです

 

前述しましたが、ある時期までは将棋で飯を食える(お金を稼げる)のは、将棋のプロ棋士だけでした

つまりプロ棋士以外の人は、将棋は趣味として楽しんでいたのです

そこに『金が稼げるから』と無礼な輩が多数流入して来たとなると腹が立つという物です

ですが、自分が楽しんでいた趣味に無礼な輩が来たからと言って、なぜ自分が楽しんでいた趣味と距離を取らなくてはならないんだという思いもあります

 

一方で、数多くの娯楽が存在する現代に将棋という娯楽に多くの人が興味を持つと言うのは、将棋界にとって益となる事も事実です

将棋人口はレジャー白書に依ると、凡そ460万人程度との事です

news.yahoo.co.jp

しかし、この460万人の内、実際に東京・大阪にある『将棋会館』に行った事がある人や、将棋盤や駒を購入した人や、棋書の購入や免状の申請などで棋界にお金を落としているのでしょうか?

 

プロ棋士は今現在175人です(女流プロを除く)

その175人が飯を食うのに困らない程度には将棋は流行っている必要があるのです

つまり、プロ棋士という存在を存続させる為には我々の様な一般の趣味人としては、こういった無礼な輩の存在をある程度は許容しなければならないのです

 

 

というお話でした