初めまして
melloと申します
今回のテーマは『ルーラーの認定基準』です
本記事は『fateシリーズ』のネタバレが多分に含まれています
本ゲーム・本アニメ等を未視聴であり、プレイ・視聴する気がある方は本記事を読まない事をお勧めします
ネタバレが気にならない・視聴済み・プレイ済み・当該アニメを視聴する気がない方のみ、引き続きご覧ください
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
ジャンヌダルクの神聖性が軽んじられている様に思えて、元ガチ勢としては不愉快にも感じます
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回はpart1・part2に引き続き『fateシリーズ』についてです
中でも、今回はサーヴァントクラス『ルーラー』についてです
ルーラーというクラスは裁定者、或いは調停者の英霊です
聖杯戦争が正しく運用されるようにと、聖杯自身が新たなサーヴァントを呼び出すという様にプログラムされています
fateシリーズで言えば、一番初めに登場したのは小説『Fate/apocrypha(フェイトアポクリファ、以下fate/apoと記載)』で、2012年の事です
fate/apoは、その物語の都合上、7体のサーヴァントと7体のサーヴァントが赤黒の陣営に分かれて戦う、これまでの聖杯戦争とは規模が違う戦いとなっております
当然、通常の聖杯戦争とは言えず、前述したプログラムが働き、ルーラークラスのサーヴァントが聖杯によって召喚されました
ここで、一つの基準があります
ルーラーの召喚に際し、英霊の座に招かれている人物がルーラーのクラスを付与され、現世へ召喚される事になるのですが、当然誰でも良い訳ではありません
part1でもご紹介した様な『反英雄』をルーラーに据えても、イレギュラーが発生した聖杯戦争を元の正しい運用に戻すように努力するとは到底思えません
なので、能力的な点はさて置き、人物評価として一つの基準が設けられました
曰く『たとえ聖杯を手にしたとしても、聖杯で願いを叶えようとはしない人物』である事です
fateシリーズをあまり知らない人向けに言うと、『ハリーポッターと賢者の石』で登場した『賢者の石』にかけられていた魔法である『手にしても使おうとしない人にしか触れない』というのと同じ様な物と考えて良いでしょう
さて、fate/apoでは、ルーラーのクラスを付与されたのは『ジャンヌ・ダルク』でした
聖女と言われる彼女なら、なるほど公平な裁定者、或いは調停者として相応しいと思います
ちなみに、私自身は『元ジャンヌダルクガチ勢』なので、少し思う所はありますが一般的には受け入れられるでしょう
その後、fate/apoのストーリーでは、冬木での第三次聖杯戦争が混迷を極め、ルーラーのクラスが召喚されていたという事が明かされます
その時に召喚されたのが、江戸時代の『島原の乱』で有馬氏率いる打倒幕府軍に神の子として担がれた『天草四郎時貞』でした
この人選に先ず疑問符が付きます
「天草四郎が聖杯を手にしたら願望を叶えようとするだろ」
と
まぁこの疑問符は一度堪えて、脇に置いておきましょう
物語上、仕方が無いのかも知れませんから
で、現実はどうでしょう
結局、fate/apoでは後半に天草四郎は聖杯によって人類の救済をなそうとします
ほら見た事かとなります
その後の『Fate/Grand Order』でも、無数のルーラーが登場する始末です

2026年現在、18体も存在しております
人物評価として『たとえ聖杯を手にしたとしても、聖杯で願いを叶えようとはしない人物』という基準は形骸化してしまっていると言って良いでしょう
『始皇帝』や『モリアーティ』などは、モロ使うタイプですし
『卑弥呼』や『上杉謙信』や『ダヴィンチ』なども、恐らく使うタイプでしょう
商業的に『新しいルーラークラスを作り続けなければならない』訳でもないのに、これほどまでに乱用するのは些か乱暴であると思います
どうせ守れない設定やルールなら最初から作るなよと思ってしまいます
ジャンヌダルクの神聖性が軽んじられている様に思えて、元ガチ勢としては不愉快にも感じます
というお話でした