『人口カバー率99%』というフレーズについて思う事

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『99%』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

100%でないという事は、何も言っていないのと同義という意味不明な状態になっている

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は先日、とうとう念願のプラチナバンドを獲得した楽天モバイルが自身のHPやCMで喧伝している『人口カバー率99%』についてです

 

現在は携帯3キャリア(docomoauSoftbank)に次ぐ4つ目の携帯キャリアとして、それなりの地位を獲得している楽天モバイルですが、元々は名前そのままでMVNOとしてあった『格安SIM』の一社でした

が、5年前の2020年、時の首相であった菅総理が携帯3キャリアの談合を改善させるべく携帯料金の引き下げを事実上強制した時に、第四のキャリアとして名前を挙げたのが楽天でした

もちろんそれ以前から水面下では、何度も申し入れていたのでしょうが、公権力である政府が、一民間企業のサービスに口出しするのはタブーです

 

第四のキャリアとして名前を挙げた楽天でしたが、そこからは苦難の道が続いていました

楽天楽天モバイルとして『安さ』を引っ提げて登場したのは良いものの、3大キャリアは、今まで暴利を貪っていた携帯料金をあっさり引き下げ、ahamo・povo・ソフトバンクオンライン(現在のLINEMO)と20GB2980円と、それまで顧客が求めていても頑として絶対に出さなかった、顧客目線の通信プランを発表しました

ちなみに、auはpovoの発表の前に、docomoのahamoを受け、アマゾンプライムが500円で付いてくるとか言うふざけた新プランを発表し、ネットで『さよならau』とまで言われる様になり、慌ててさらなる新プランpovoを発表しました

bunshun.jp

さて、そんな『明らかな』楽天潰しのプランを各社が発表した事によって、窮地に陥った楽天モバイルですが、政府の肝煎りでキャリア入りしたのにも関わらず、結果として携帯料金が下がったからと言って、政府に見捨てられました

 

第四のキャリアと言っても、即日で基地局が建つ訳でも、プラチナバンドが貰える訳でもない楽天モバイルはひたすら『安さ』で勝負するしかありません

ヤケクソになった楽天は0円プランとして『Rakuten UN-LIMIT VI』を発表します

一か月の通信量が1GB以下であれば無料、その後は段階的に料金を請求するという物です

ですが、そんなチキンレースに先に音を上げたのは楽天モバイルの方でした

楽天モバイルの経営者の思惑以上に実際に0円運用する顧客が増え、楽天の社長、三木谷氏は「ぶっちゃけ、いつまでも0円で使われても困る」と発言し、0円プランは廃止されました

 

楽天モバイルはその後も基地局を増設し、足りない分はau基地局ローミング(借り受ける)し、何とか『繋がらない』という悪評を取り去ろうと努力し、政治家へのロビー活動の甲斐もあり、先日、とうとうプラチナバンドも獲得しました

 

現在では『繋がらない』というイメージの楽天モバイルですが、

一昔前までソフトバンク(3大キャリアの中では一番の新参)が言っていたキャッチ『人口カバー率99%』を喧伝できるほどになりました

しかし、これは反対に言えば『もし貴方が繋がらなくても、不運にも1%に該当しただけです』と言えるフレーズであるとも言えます

投資系インフルエンサーや証券マンが良く言う『投資は自己責任』という言葉と同じく、最終的には保険をかけているフレーズでもあるのです

私個人的には、docomo(NTT)もau(KDDI)もSoftbankも気に入らない部分があり、出来ればお金を払いたくない対象ではありますが、現代のネット社会に生きる以上はどこか通信会社と契約しなければならないのは事実です

 

なので、出来れば楽天に通信業を頑張って貰いたいし応援したいと考えています

(本ブログの別の記事にも散々書いていますが、私の個人資産は楽天証券にて買っている楽天VTIが殆どだというのもあり、楽天モバイルどころか楽天その物に頑張って貰いたいという面はある)

が、タイトルにもある通り、そしてこれまで長々と書いた通り、『人口カバー率99%』と喜々として喧伝する姿勢は如何な物かと思います

 

話は変わりますが

20年程前、一つの新書が話題を集めます

人は見た目が9割 (新潮新書 137) | 竹内 一郎 |本 | 通販 | Amazon

 

 

本というのは面白い物で、一つ流行ればそれに肖った物が大量に出てきます

人は聞き方が9割 | 永松 茂久 |本 | 通販 | Amazon

これの他にも『人は話し方が9割『人は伝え方が9割』『人は伝える前が9割』など、もう殆ど大喜利の様な物で、次は何が9割になるのかという興味しかありません

 

 

そうしていたらとうとう行き着くとこまで行き着いたのが『話し方が10割』です


もう笑うしかありません

が、昨今は本よりも人が多くの時間を過ごす場所へ移植されて来ています

youtubeです

良く見るでしょう『9割が知らない○○』『99%が間違っている○○』『99.99%が…』というサムネイルの動画です

 

私は個人的にこれらの動画の作成者は、『どういう統計を取ったのか』を公表する義務があり、もし何の統計も取らずにこういう表現をしているのであれば、虚偽広告として詐欺罪に抵触すると思います

 

 

話を戻します

楽天モバイルの喧伝する『人口カバー率99%』が嘘だとは思いませんし、一個人では証明は不可能でしょうから、満額で信じるしかありません

であるならば逆に『契約後、楽天モバイルが通じない場合は返金します』と宣伝した方が広告効果が高いと感じます

今後、どれだけ基地局を増設しようが、日本全国に於いて不通のエリアは必ず発生します

つまり『人口カバー率100%』というのは実現不可能であり、100%でないという事は、何も言っていないのと同義という意味不明な状態になっています

 

であれば、『人口カバー率99%』という他社が使っていた宣伝文句をそのまま使うよりも、新しい宣伝文句を獲得した方が、どう考えても効果的であるのは間違いありません

もちろん、返金に関してはルールを設けないといけません(電波を遮断する金属の箱にスマホを入れて「不通だから返金しろ」は横暴です)

 

いち楽天グループを応援する者として、楽天がもっと人に選ばれるサービスとなる事を願っています

 

 

というお話でした