女流棋戦のタイトル賞金について思う事

初めまして

melloと申します

 

今回はテーマは『優勝賞金』です

 

結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます

 

優勝賞金額以外の部分に感情を置いておかなければ、いつしか興味が覚めてしまう

 

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は以前記事にしました将棋の女流棋士についての続編と言うべき内容です

melloblog.hatenadiary.com

プロ棋士のタイトル戦はたくさんありますが、その中で有名なタイトル戦が8個あります

これらを総称して8大タイトルと言われています

竜王・名人・叡王・王位・王座・棋王・王将・棋聖

の8つです

一応、優勝賞金順に並べましたが、古くからの将棋ファンは『名人位こそが最高のタイトルだ』という感情を持つ人は居ます

それにはこれらのタイトルの歴史が関係しています

 

名人というタイトルは、古くは江戸時代の家元制度に由来する伝統と格式あるタイトルであり、当時の将軍『徳川家』へ指南する役目も帯びていた権威あるタイトルです

また、プロ棋士はほとんどが(フリークラス棋士を除く)、名人戦順位戦に参加しており『A級棋士』などと言われているのも、この名人戦における順位戦のクラスの事を指しております

順位戦のクラスは『A級・B級1組・B級2組・C級1組・C級2組』の5クラスに分かれており、A級の10人が1年間かけて戦って最も成績の良かった人間が、その年の名人位に挑戦する権利を得ます

 

A級からC級2組までは、そのクラスで1年間かけて最も成績の良かった数人が昇級、最も成績の悪かった数人が降級するという制度をとっており、新しくプロになったばかりの新四段が、いくら棋力が飛び抜けて高かろうが最初はC級2組からであり、プロになった年にいきなり名人位のタイトルに挑戦できる訳では無いのです

つまり、最短でも新四段になってから名人位に挑戦できるのは5年かかるという事です

詳しくは名人戦wikiをご覧下さい

ja.wikipedia.org

名人位と同格、あるいは格上とされるのが竜王位であり、古くは十段戦と呼ばれていたタイトル戦でした(さらに古くは九段戦)

こちらのタイトルは色々な編纂を経て現在の形になっておりますが、現在は最高峰のタイトル戦と言われておりますが、面白い事に参加する出場枠に、女流棋士枠・奨励会員枠・アマチュア枠があります

つまり、それこそ飛び抜けて棋力の高い人間が居た場合、女流であろうが、奨励会員であろうが、アマチュアであろうが、優勝してしまえば竜王となれる可能性があるという事です

(そんな事は過去ありませんが)

 

また、優勝賞金も4400万円と最も高いというのも有名です

優勝賞金額を列挙していきますと

竜王位(4400万円)

名人位(非公開だが凡そ1500万円)

叡王位(非公開300万円~2000万円ほど)

王位位(約1000万円)

王座位(約800万円)

棋王位(約700万円)

王将位(約1200万円)

棋聖位(約4000万円)

 

と、非公開である事も多く、あまり正確ではないかもしれませんが一応このくらいとお考え下さい

 

続いて女流棋戦を見ていきます

女流棋戦も同じく8大タイトル戦があります

また一つ一つ解説していっても良いですが、文字数も多くなり面倒ですので、wikiに良さそうなまとめが有りましたので画像を貼り付けます

ja.wikipedia.org

注目なのが、前回の話題の時にも出ました白玲位の賞金です

優勝賞金が4000万円です

これはプロ棋士最高峰のタイトル竜王位に匹敵する賞金です

 

方や誰でも参加できる竜王戦(実力さえあれば誰でも優勝する資格はある)

方や男性を排除した棋戦である白玲戦(現役女流棋士しか参加する資格がない)

 

この二つの棋戦で賞金が似た様な額というのは、何とも形容し難い嫌悪感があります

 

もちろん、「奨励会も突破できない人間が金を稼ぐな」などと言う気はありません

タイトルを獲得するという事を優勝賞金だけで比較するのも可笑しな話です

タイトル戦というのはスポンサー有りきですから、スポンサーに「こんな大金を出すな・もっと賞金を出せ」と言うのも違う気がします

 

が、こういう所に正当な評価という面で歪みが出てしまっているのではないか、とも考えてしまいます

才能に対する評価・能力に対する評価・成果に対する評価

以前記事内でも書きましたが、これらは発揮できる場所があって初めて意味の有る物です

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いくら将棋が強かろうが、タイトル戦を主催するスポンサーがNOと言えば参加も出来ませんし、影響力や評価や権威を得る事は出来ません

 

もっと言えば、スポンサーが『金を稼げる』と思えなければ存在も出来なくなります

結局、スポンサーの気分次第であると考えると、賞金の多可に心を動かされてしまう現状は如何な物かと考えます

優勝賞金額以外の部分に感情を置いておかなければ、いつしか興味が覚めてしまうと思います

 

 

 

というお話でした