初めまして
melloと申します
今回はテーマは『カバー曲』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
またいつか誰かが聴いて歌ってくれれば曲は死なない
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回はミュージシャンの在り方についてです
以前別の記事にて、恋愛物しか描かないクリエイターはレベルが低い
という旨の記事を書きました
私には似た様なお話で「カバー曲ばかりを歌う歌手に魅力は無い」
という思いが以前までありました
以前まで、というのはそれこそ2020年頃まで、そう考えていました
私は、これも以前の別の記事でも書きましたが、ジャンヌダルクというフランスの英雄が好きだという記事の中に、日本のロックバンドであるジャンヌダルクも好きだ
と書きました
そのジャンヌダルクのボーカルであるyasu(林 保徳、はやし やすのり)氏は2017年、首を痛め、昔の様な力強い声が出なくなった、としミュージシャン活動を休止します
遡る事8年前(2009年頃)にも、喉の不調で検査をした結果『声帯のう胞』という病気である事が発覚し一時休止していた時期もあります
当時、yasu氏はデビューバンドであるjannne da arcは既に活動休止をしており、Acid Black Cherryという別のバンドで活躍中でした
当然、Acid Black Cherryとしての活動も休止となり、喉の回復の為の休養となりました
そんな中、2019年yasu氏による公式な声明が発表される事となりました
残念ながら、公式HPは既に閉鎖されており、今現在は確認する事が出来ませんので、一応全文が記載されている個人ブログのページを引用させて頂きます
この中で、私が感銘を受けた一文があります
『またいつか誰かが聴いて歌ってくれれば曲は死なない』
という一文です
偉大な作曲家、モーツァルト・ヴェートーヴェン・バッハ・ショパン・シューベルト等の生み出した楽曲は、未だ持って現在人を魅了し続けています
それはその後も彼らの作った楽曲を演奏する人々がたくさん居たからです
楽曲というのは、一人で作って一人で楽しんでいる内には、他人からの称賛を得る事は出来ません
より多くの人が聴き、より多くの人が演奏(歌唱)されてこそ、価値があると言えます
で、あるならば、カバー歌手というのも、そう悪くは無いのかも知れません
シンガーソングライターで無いのであれば、他人が作曲した曲を他人が作詞した歌詞に載せて歌う事しか出来ません
本人は作詞する能力も作曲する能力も無い、だけれど歌唱の分野では負けない
という自負が有るのであれば、間違った信念であると言えないのかも知れません
カバー歌手のおかげで知る事が出来た過去の名曲などがあれば、その曲は再び命を得る事と言えるでしょう
というお話でした