初めまして
melloと申します
今回はテーマは『反戦』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
反戦の為にどうするかというアプローチこそが重要であり、主義主張であると言える
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は『反戦』についてです
左翼的政治活動家や護憲派の人達が良くスローガンにしがちな言葉に『戦争反対(反戦)』があります
曰く
戦争はしてはならない・平和が何よりも大切である・太平洋戦争を教訓にしよう
という主張です
が、ハッキリ言って、そんな事は誰でも思っています
政治的に左も右も関係なく、誰でも反戦なのは当たり前なのです
戦争と言うのは、国と国の最終的な外交手段に過ぎません
勝った所で、戦争に掛けた費用(戦費)分の利益を得る事は難しいですし、負ければ得る物は無く、只々莫大な損害が残るのみです
戦争には大義名分を掲げ、何も利が無いのにも関わらず行う物ではありません
どんな戦争にしろ、利を求めて戦うのです
正義の為に戦って自分は何も求めない、なんて上杉謙信の様な国は無いのです
時の長尾家や越後の国は、守護である上条上杉家が庇護する国でしたが、長尾景虎の実父である長尾為景(ながお ためかげ)が謀反を起こし、上条上杉家当主・上杉房能(うえすぎ ふさよし)を討ち(正確には自刃に追い込んだ)、越後守護となりました
『諸説あり、詳細はご自身でお調べ下さい』
つまり、長尾家とは現代で言う所の上司を騙し打ちした家系であり、本来であれば非難される家柄の者なのです
だからこそ、景虎が当主自ら義を掲げ、自分たちは正義の集団であると越後の国中の民へ喧伝していた訳です
時は戦国時代であり、騙し騙され、血生臭い不義が蔓延る時代だからこそ、独立心が強く、守護を討った長尾家という冷ややかな目で見ていた国人に対して、自身が義の者であるというアピールはそれなりに効果があったと思われます
10月07日追記
そもそも越後の国の国人は独立心が高く、実際、長尾景虎も自国で、落合・大熊・北条(きたじょう)などの有力な武将に裏切られており、大抵は甲斐・信濃を治める武田家(武田晴信)へ内応しているのもあり、武田家への激しい憤慨が色々な書物に書かれています武田晴信(武田信玄)が、父であり当主であった武田信虎を今川義元が治める駿府へ追放した事を「酷く天道に背く行為であり、神罰が下るであろう」と多くの人々に触れ回っています(自家の起こした上条上杉家への下克上を棚に上げて)
話が脱線しましたが、上杉謙信ですら、自分自身が家臣から裏切られない様にと、自分自身が清廉潔白であるというプロパガンダの為に戦をしていたと思われます
現代では戦争で勝った所で、得られる利益が極僅かであるという事が知れ渡っているからこそ、戦争が起こっていないに過ぎません
決して憲法9条が守ってくれている訳ではありません
戦争をしない為には、世界の全員が一斉に武器を放棄するか、世界の全員が全く同じ戦闘力を保持するかしか有り得ません
世界の全員が一斉に武器を放棄するのであれば、物理的に戦えなくなる訳ですが、それは机上の空論・希望論であり、実現不可能であると言えます
であるならば、取れる手段はただ一つです
敵国に負けない軍事力を保持する
という事です
日本であれば、支那(中華人民共和国)・朝鮮(北朝鮮と韓国)・ロシアでしょう
ロシアは対ウクライナの戦争で、実は軍事力がそれほど高くない事が露呈しましたが、他国を脅かす存在であるというのは証明されました
北朝鮮は事ある毎に日本海にミサイルを発射していますし、何より核を保有しているとされています
韓国は海上自衛隊に対し、攻撃を意図する火器管制レーダーを照射しました
支那は軍拡を推し進め、新疆ウイグルにてジェノサイド(集団虐殺・民族浄化)などを行っているだけに留まらず、台湾や尖閣諸島も自国の領土であると主張しております
日本の隣国はこういった、ならず者国家が乱立しております
「日本は9条があるから大丈夫」
「日本が他国を攻めない事が重要」
などと、言っている場合ではないのです
支那・朝鮮・ロシアと戦争したくない
という結論は良いとしても、では戦争しない為にどうするのかというアプローチこそが肝要であり、主義主張であると言えます
というお話でした