初めまして
melloと申します
今回はテーマは『女流棋士新制度』です
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
結局、ごまめで下駄を履かせて棋士扱いにした所で結果を出せないのは目に見えている
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は日本将棋連盟の新会長が選出された事と同時に発表された、前会長である羽生善治九段が主導した『新制度』について、棋界のスターである藤井聡太7冠が疑義を呈した事についてです
内容としては、女流棋士のタイトル戦である白玲を通算5期獲得した場合、日本将棋連盟のプロ棋士資格を得る
という物です
もう少し詳しく書いていきます
本来、将棋のプロ棋士になる為には日本将棋連盟の奨励会員となり、連盟の昇級・昇段規定に則って四段に昇段する事が必要になります
つまり、三段以下は将棋を指す事によって金銭を得る方法がありません
世に言われる『三段リーグ』というのは、あと一つ昇段すればプロの人達ですから、皆鬼気迫る心づもりで対局に向き合っています
もちろん、プロではないと言っても奨励会三段・二段・初段というのは、アマチュアの世界では神の如き強さを持っている人達ですから、将棋教室を開いたりもしますし
プロ棋士の対局の記録係などでお金を稼いでいる方も居ます
今まで、上記の正規ルートを通って三段リーグを突破した女性は居ません
『女流棋士』というのは、上記の奨励会を突破した女性という意味では無く、完全に別枠なのです
日本将棋連盟のHPに依ると『研修会に入り、所定の成績を収める事により2級以上になる』事が女流棋士になる条件という事の様です
もちろん、前述した『奨励会』と『研修会』とは別枠です
さらに、奨励会では四段からプロですが、研修会では2級からプロを名乗れるようです
奨励会も研修会も26歳までにプロの規定に届かなければ在籍資格を失います
また、女性であれば奨励会と研修会は併用する事が出来ます(両方に入会する事が可能)
結果として、女性であれば奨励会三段のまま26歳の誕生日を迎えても『女流棋士』であるとして、プロになる事が出来ます(奨励会での段位と研修会での段位が同じであれば)
男性であれば、研修会に入会する事は出来ませんから、26歳の誕生日までに四段に昇段出来なければプロになる事は不可能になります
ここまで見て頂いたらお分かり頂けると思いますが、現状、女性は不当に扱われている(差別されている)所か、物凄い優遇措置を受けていると言えます
ここに、更に女性に優遇措置を施そうというのが今回の『新提案』です
一応、奨励会で三段リーグを突破するという正規ルートの他に、プロ棋士編入試験制度という物があります
こちらは、日本将棋連盟が主催するアマチュアの公式戦にて、「10勝以上尚且つ、自分から見て最も都合の良い所から見て6割5分以上の成績を残した物」であり、「四段以上の正会員(つまりはプロ棋士)の推薦」が必要ではありますが、年齢に関わらずプロになる試験を受験する事が出来ます
プロになる試験とは新四段(四段に昇段した日が近い人順)のプロ棋士と5回対局し、勝ち越す(3勝以上)事です
もちろん、女流棋士も受験する事が可能です
今まで、この編入試験を突破し、プロになった棋士の方は3名居ます
瀬川晶司六段・今泉健司五段・折田翔吾五段の3名です
棋士になった方にこんな事を言うのは失礼に当たるかもしれませんが、正直に言って3名ともプロ棋士として大成しているとは言い難い成績です
そもそも、将棋は体力勝負な側面があります
26歳をプロの足切りにしているのはそういった理由もあるのでしょう
30過ぎ、40過ぎて、プロの新四段となったとて、そこから更に成長して実力が向上していくのは相当な無理筋であると考えます
そして、このプロ棋士編入試験はタイトルにある新制度に最も近いとして名前が良く上がる西山朋佳女流三冠も挑戦し、2勝3敗の不合格となっております
西山朋佳女流は現在、白玲位を保有しており、現在4期です
つまり、来期白玲戦を防衛出来れば、晴れてプロ棋士となれるのです
三段リーグを突破する棋力も無く、プロ試験編入試験を突破する棋力も無く、女流棋士だけが集まって開催されているタイトル戦を5期獲得できればプロ棋士になれる
そこで上記の引用記事にある藤井聡太7冠の言葉に戻る訳です
「棋力の担保は取れているのでしょうか」
この言葉にはXで暴れているツイフェミの主張で言われている「女性蔑視」や「女性差別」の意図は全くありません
極論すれば「棋力の担保が取れているのであれば良い」と言っていると考えられます
私個人の意見としては「今現在でも女性は異常な程優遇されている。プロになりたいならプロ棋士編入試験を受けろ。」
と思ってしまいます
上記で例に挙げた西山朋佳女流も、ご本人は実際はどう思っているかは不明です
ご自身での発信は今現在なされていない様なので、新制度を利用してプロ棋士となるのか、女流棋士として続けていくのか、再度プロ棋士編入試験を受験するのか
どういう思いなのか一般アマチュアファンの私には計り知れません
ただ、前述した通り、プロ棋士編入試験を合格した3名も目覚ましい活躍が出来ていない現状、また更に特例でプロ棋士を生み出しても目覚ましい活躍は期待できません
結局、ごまめで下駄を履かせて棋士扱いにした所で結果を出せないのは目に見えているのです
というお話でした