初めまして
melloと申します
今回のテーマは『魔術師の能力』です
本記事は『fateシリーズ』のネタバレが多分に含まれています
本ゲーム・本アニメ等を未視聴であり、プレイ・視聴する気がある方は本記事を読まない事をお勧めします
ネタバレが気にならない・視聴済み・プレイ済み・当該アニメを視聴する気がない方のみ、引き続きご覧ください
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
知名度補正という後付け設定によって矛盾は解消される
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回はpart1に引き続き『fateシリーズ』についてです
今回は魔術師についてです
fateの世界に於いて、魔法と魔術には違いがあります
解説すると長くなるので、ご自身で調べて欲しい所ですが、簡単に説明すると
『魔法』は現実社会で言う『オーパーツ』の事です
つまりは、その時代に如何な時間や労力や資金をつぎ込もうと再現不可能な物
『魔術』は反対に、一見魔法の様に見える物であっても、他者による再現(別の方法で代用)が可能な物
です
魔術師は、自身の子供に自身や先祖の研究の結果を(魔術回路の移植という手段で以って)全て引き継ぎます
これは魔術師の研究が一代で終わるほど簡易な物では無く、何代も何代も同じ研究を重ねて漸く答え(根源の渦)に辿り着こうとする試みです(その過程で殆どの魔術師が脱落する)
なので、魔術協会(時計塔)では、その人物が何代目の頭首なのかで能力の多可を判断されます
fate/zeroで言えば、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトは9代目の頭首であり、超エリートです

次に主人公である、衛宮切嗣は5代目の継承者です(正当な魔術回路の移植ではないので、真っ当に続いた5代目の魔術師の家系とは違うかもしれません)

最後に、zeroでライダーのサーヴァントを召還したウェイバー・ベルベットです
彼は家格としては3代目に当たりますが、まともに魔術の研究を始めたのは彼からですので、評価的には相当低く見られます
実際、前述した、9代目頭首のケイネスが教鞭を振るう授業に於いて彼は『家柄の古さより個人の能力っしょ(要約)』的な論文を提出し、ケイネスに酷評されています(アニメ版ではクラスの皆の前で晒し物にするという恥をかかせる行為を行っていますが、原作に於いてはウェイバーを呼び出して1対1で論文の間違いを指摘するという教師らしい配慮が見られます)

さて、ある程度の魔術師紹介を終わりまして本題に入ります
私の主張としては
『血統や家柄、魔術回路の移植を繰り返す事が、魔術師のとしての能力の向上の唯一の手段であるのであれば、キャスターのクラスで召喚される魔術師が現代の魔術師より強いのはおかしい』
という事です
前述した、魔術師の能力の引継ぎ及び積み立てが、魔術師にとって唯一の能力の向上手段であるのであれば、過去から未来に向けて魔術師はドンドン強くなっていないと理屈が成り立ちません
つまり、キャスタークラスのサーヴァントの存在、それこそがウェイバーが言っていた『家柄の古さより個人の才能』であるという論文の正しさを証明している様に思います
実際、stay nightで召喚されたキャスター(真名)魔女メディアはギリシャ神話に語られる人物であり、相当に古い人間であるが『魔法使いに引けを取らない実力』を有していると言われています
繰り返しになりますが、ギリシャ神話時代の人物が、その後の何千年も経過した後の魔術師よりも優れた魔術師であるという事は、前述した『能力の引き継ぎ』では個人の才能に及ばないと証明している事になります
が、これには一部後付け設定によって矛盾が解消されている部分があります
それが『補正制度』です
知名度補正・クラス補正・神秘補正など色々ありますが、つまりは知名度が高い=能力が上がるとか、キャスタークラス=魔術師としての能力が上がる、と言った能力値の調整が行われる事です
その内の神秘補正という物があり、これは知名度補正と相反する物の様ですが、詳細が分からない=凄い人なんだという人々による崇敬によって能力が上がるという物です
つまり、昔の人であればあるほど詳細が分かり辛くなる物ですから神秘補正はプラスに働き、昔の人であればあるほど知っている人が減っていきますから知名度補正はマイナスに作用します
が、『何をしたのか知らないけど名前は知っている凄いと言われている人』の場合、知名度補正も神秘補正もプラスに働く訳です
であるから、キャスターのクラスで召喚したサーヴァントが太古の魔術師であっても、現代の魔術師よりも優れた能力を有していても不思議では無くなります(聖杯からのキャスタークラス補正も有りますし)
この知名度補正という後付け設定により、私の思った矛盾は解消されました
というお話でした