初めまして
melloと申します
今回のテーマは『ホーリー・モーターズ』です
本記事は映画『ホーリー・モーターズ』のネタバレが多分に含まれています
未視聴であり、当該映画を視聴する気がある方は本記事を読まない事をお勧めします
ネタバレが気にならない・視聴済み・当該映画を視聴する気がない方のみ、引き続きご覧ください
結果だけ知りたい方向けに結論を先に書かせて頂きます
良い様に言えば、映画界に於ける現代アート或いは抽象画と言える
悪い様に言えば、天才っぽく説明を省きまくったら良い様に解釈してくれるだろうという驕り、或いは10代20代の自称映画通の頭でっかちな若者に急に『映画を作れ』と言って出来上がってきた粗悪な映画と言える
内容が気になった方は引き続きご覧ください
さて、今回は映画の評論シリーズです
映画のタイトルは『ホーリー・モーターズ』です

本映画は、映画のレビューサイト等でも賛否両論で『素晴らしい』という評価と『意味が分からない』という評価が入り乱れております
また、公式な評価として英国の国営放送(BBC)が発表した『21世紀の偉大な映画100選』では、第16位にランクインしています
ストーリーはハチャメチャで、良く言えば『破天荒』『奇天烈』という評価、悪く言えば『支離滅裂』『ストーリーが破綻』と言った所でしょうか
私自身は、以前記事にもしましたが、日本三大奇書である夢野久作氏の『ドグラ・マグラ』を楽しく読めましたし、面白かったという評価です
ですが、ホーリー・モーターズはダメでした
ストーリーを理解しようとしたのがイケなかったのかは分かりませんが、2時間しかない作品で途中で頭を切り替える事が出来ませんでした
最初から訳が分からない映画だ、と聞いていて視聴を開始していたらまた変わった評価だったのかも知れませんが、ストーリーを追ってしまった以上、こういう評価に成らざるを得ません
とは言っても『駄作だ』とは言いません
単純に私には合わなかったという事です
BBCでの評価もありますし、実際のレビューでも高評価をしている人物が多数居ますので、本作品を『面白かった』と感じる事が大人数居るというのもまた事実です
有り体に言えば、刺さる人には刺さるニッチな作品である、と言えるでしょう
私の個人的な感想としては
良い様に言えば、映画界に於ける現代アート或いは抽象画と言える
悪い様に言えば、天才っぽく説明を省きまくったら良い様に解釈してくれるだろうという驕り、或いは10代20代の自称映画通の頭でっかちな若者に急に『映画を作れ』と言って出来上がってきた粗悪な映画と言える
といった所でしょうか
というお話でした