個人投資家が買うべき投資商品は3種類しかない 番外編

初めまして

melloと申します

 

今回は前日や前々日の番外編を書こうと思います

 

結果だけ知りたい方向けに先に結論を書かせて頂きます

 

人の手や感情や思想が込められているS&P500や

先進国・新興国等という分け方は投資には不要

 

内容が気になった方は引き続きご覧ください

 

 

 

 

 

さて、前2回の記事を読んで頂いた方なら私がS&P500を買うべきとしていないのにお気づきでしょう

 

私はインデックス投資というものに全幅の信頼を置いています

というか、投資を始めた時は皆そうだと思いますが、「自分なら市場平均を出し抜ける」という思いがありました

 

投資を始めて数年間は日本の個別株投資を行っていました

大塚家具・日産・関西電力などの高配当投資、その時々の話題のグロース株投資

色々試しました

 

しかし、結果は投資資金300万程度でマイナス100万程

実に3分の1を溶かしました

その当時は自分なりに正当な理由があって取引していました

大塚家具は客一人につき店員が一人付いて高級な家具を購入してもらうなどの

所謂、富裕層向けのサービスであり、ニトリなどの安売り家具屋に比べ利益率も高く、ブランド力も高いだろう

日産は日本の主要産業である自動車産業の3強の一角で、「販売のトヨタ・技術の日産・エンジンのホンダ」などと言われ、ブランド力も十分で海外人気も高い

関西電力原子力も有し、政府保有株であり、インフラ銘柄であり安定している

 

などです

しかし、結果は散々でした

上記三社はいずれもお家騒動、つまりは会社内部に問題があり安定性は瓦解しました

当然、初心者投資家だった私は狼狽し損切りすることとなったのです

 

下手な考え休むに似たり

昔のことわざには不思議なパワーがあります

多くの人が陥る状態に対しての含蓄があるのです

 

そうして意気消沈している私の証券会社のページに唯一含み益が乗っている銘柄があったのです

積立NISAで買っていた楽天VTIです

私はそこからインデックス投資とは何かと真剣に調べました

もちろん積立NISAを始める前に軽く調べたとは思いますがあまり記憶にありません

おそらく真剣には調べてはいなかったのでしょう

 

ですが、私が必死に調べ・考え・精神を疲弊しながら行った個別株投資は惨敗し

何も考えずに行っていた積立NISAが十分に含み益が乗っていたのです

そこで私はインデックス投資家に目覚めたのです

 

 

さて、長々と書いてきましたがここからが本題です

なぜS&P500ではなくVTIなのか?

 

私の答えは格付け会社の感情・思想・人の手が加えられているからです

 

そもそもS&P500という指標はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社という会社が作った一つの指標です

インデックス投資とは名前の通り、インデックス(つまりは指標)に沿う投資という事ですが、沿うべき指標が正しい指標でなければ心の安寧は訪れません

同じ会社が作った別の指標があります

NYダウ工業株30といいます

こちらはルールに沿って30種類の銘柄に株価平均型に投資するというものです

こちらの指標も優秀で、5年リターンが現在33%(2023年08月19日)です

しかし『30種類』です

きちんと分散が効いているのかどうかは甚だ疑問です

 

というように「インデックス投資」なら全て正しい・安全とは言い切れません

インデックス投資のインデックス(指標)は何かということを考えなくてはなりません

 

ここで、インデックス投資の生みの親、ジャック・ボーグル氏の名言を一つ引用させて頂きます

 

干し草の山の中から1本の針を見つけ出そうとするな。干し草の山自体を買え。

 

この名言に従うと、ダウ30を買うことは正しいでしょうか?

干し草の山の中から30本の針を見つけ出そうとしているのではないか?

干し草の山の中から500本の針を見つけ出そうとしているのではないか?

そしてそれを、格付け会社に任せてしまっているのではないか?

 

この場合、干し草の山自体というのは全米株です、もしくは全世界株です

 

VTIはおおよそ4000社からなりますが、S&P500に含まれない3500社は本当に切り捨ててしまって良いのか?

それは自分の感情に依るものではないか?

そういった一つ一つの疑問全てに、理性的で論理的に回答できるのであれば

S&P500でも良いかもしれません

私は自身の感情に依って答えが歪められている可能性が否定できないので干し草の山自体を買います

 

 

さて、国を丸ごと覆うインデックス投資の方が良いのはお分かり頂けたかと思います

しかし、インデックス投資には別の括りも存在します

 

先進国株・新興国株です

この問題はさらに根深く、難しい問題です

実際、BRICsと呼ばれ、新興国株に注目が集まった時期もありました

BRICsとはブラジル・ロシア・中国・インドからなる、成長著しい新興国の代表でした

BRICsへの投資は2003年頃に活発になり、流行となりましたが

本当の所は、米国の企業の成長が鈍化した為に投資家が米国外に目を向けただけという意見もあります

20年程経った現在は中国・インドは立派に経済成長しましたがブラジル・ロシアはどうでしょう?

投資するに値する国となったのでしょうか?

政治的・感情的に判断していませんか?

 

さらに先進国・新興国の線引きはどうでしょう?

指標は、MSCIとFTSEが有名で殆どがこの二つになりますが

この二つの指標でも線引きが分かれている国があります

例えば、韓国を新興国とするのか先進国とするのか

そこには厳然たるルールなど存在せず、ただ指標を作っている人・会社のルールや思想や感情や勘違いなど、またしても論理的・理性的な判断を歪める答えに辿りつくのです

 

さらに先進国・新興国を明確に区分しても、干し草の山自体を買うことに比べ多大な労力や時間がかかり

また、それによって心労が取り除かれることはなく、リターンが確実に良くなる訳でもありません

 

つまり、投資する対象として先進国・新興国という括りは

干し草を半分に分け(便宜上半分と言いますが別に3分の2でも、4分の3でも、5分の4でも割合はどうでも良いです)、おそらくこちらに針が入っているだろう、と片方だけ買う行為に等しいのです